アイケアコスメでは解決しにくい「青グマ」。その原因は、冷え、寝不足などの何らかの要因で血流の流れが滞るのが考えられます。血液は滞ると酸素を使い果たし、真っ赤から青く濁り、特に目元は皮膚が薄いために、毛細血管が透けて見えて青く目立つ…これが「青グマ」の正体なのです。
スマホやパソコンで目を酷使したり、睡眠不足が続くと血液循環が滞り「青グマ」が慢性化しがち。血流を高める以外に手段はないので、村木さんのメソッドはとても有効! 眼精疲労解消にもなるので、1日に数回行ってみてください。
「青グマ」が消える!目元の血流アップ・マッサージ
■Step1:目周りの骨を押さえる指の位置を確認
右手の親指で眉頭の下(目を囲む骨のところ)に引っ掛けて、人さし指と中指で頭の骨を押さえて固定する。左手は親指と中指で鼻の骨を挟む。指で挟む位置はメガネの鼻あてがあたるところです。
■Step2:上下に引っ張り合い、眼輪筋の動きを引き出す
Step1の状態から、眉頭の下に引っ掛けている右手親指は上に向かって、鼻をつかんでいる左手の親指と中指は下へと引っ張り合う。気持ちいいと感じる程度の圧で行って。
■Step3:上下に引っ張り合いながら首を左右に振り、眼輪筋をほぐす
Step2の引っ張り合った状態のまま、「イヤイヤ」というように、小さく首を横に振ります。これを6回。これで眼輪筋をほぐす効果が高まり、血液の流れがさらによくなります。
■Step4:上下に引っ張り合いながら首を縦に振り、圧をかける
これもStep3と同様に眼輪筋をほぐす動作。上下に引っ張り合いながら「ウンウン」というように、小さく首を縦に振ります。これを6回。ここまで終わったら、反対側の目元も同様に行って。
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【まとめ|「青グマ」を解消する血流アップメソッドのポイント 4か条】
1.青グマの原因は、血行不良にあり。眼輪筋をほぐして血流アップを。
2.目元の皮膚は薄く繊細なのでマッサージは厳禁。眼窩の骨と鼻の骨に圧をかけて血液循環を改善。
3.指でプッシュするだけよりも、「イヤイヤ」「ウンウン」の動作を入れると圧がかかり効果倍増。
4.眼精疲労解消にも効果あり。アイメイクもくずれにくいから、仕事の合間にこまめに行って。
以上、目元の血流をアップし「青グマ」を解消するメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
4月のテーマはたるみが気になる人必見の「リフトアップ」で、次回は4月6日の更新です。お楽しみに!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子