食事前に「お箸をとる」美しい所作、食事後に「お箸を置く」美しい所作

食事をする姿は、人間の品性が最も現れる所作のひとつ。その仕草が美しい女性は、憧れの目で見られますよね。新しい元号が始まり、日本人であることを意識することが多い今、特に「正しいお箸の使い方」は、改めて確認しておきたいところです。

そこで今回は、ホテル椿山荘東京の料亭「錦水」の女将、新盛睦美さんに、会席での正しいお箸の取り方、置き方について学びます。

【令和元年、日本人なら覚えておきたい会席マナー1】ナプキンはどうたたむ?どこで口を拭く?

教えてくれたのは…新盛睦美さん
ホテル椿山荘東京 和食レストラン課 料亭「錦水」女将
藤田観光株式会社に入社後、大阪の太閤園で務めたのち、転勤でホテル椿山荘東京へ。日本の文化を伝えるべく、料亭のおいしいお食事をいただきながら、テーマやポイントを絞って学べるマナーレッスン講座をスタート。

今回は、利き腕が右利きの方を例にご紹介していきますので、左利きの方は、逆に置き換えてくださいね。

お箸の美しいとり方

■持ち方1:箸置きから箸をとる

右手で箸置きにあるお箸の真ん中あたりを上から持ち、持ち上げます。

■持ち方2:左手を添える

左手もお箸の下から支えるように持ちます。

■持ち方3:右手を持ち替える

左手でお箸を持ったまま、右手を食べるときの持ち方に持ち替え、食事をいただきます ※写真より左手が中央寄りのほうがベターです
左手を外したら、さあ、いただきましょう

お箸の置き方

さて、では次に食べ終えたときの置き方です。簡単に言うと、上の手順を逆に行います。

■置き方1:左手を下に添える

右手で持ったまま箸先を揃え、左手を下から添えます。あまり下のほうを持つと、食べ物が触れた部分で手が汚れるのでご注意を!

■置き方2:右手を持ち替える

左手はそのまま、右手をお箸から離し、上から持ち直します。

■置き方3:右手で箸置きに戻す

このお箸を持ち帰るときに両手で一度持つワンステップは、普段の食事の場では必須ではありませんが、身につけて自然にできるようになると、よりスマートな社会人に。会席の場で急に自然に行うのはなかなか難しいので、新盛さんも習ったばかりのころは、友達と居酒屋などに行ったときにも、意図的にこの持ち方、置き方を実践するようにして訓練したそう。

日本人なら、できていて損はないお箸の美しい取り方。意識したことがない方は、この機会によかったら訓練してみてくださいね。

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  • 料金/¥15,000(※個室料、税、サービス料込)※ほかの割引・優待との併用は不可
  • 内容/ゲストのお迎えの仕方や予約の取り方など、接待での注意点を重点的にレッスンしたのち、食事をしながら基本的な会席マナー講習
  • メニュー/ミニ会席(※乾杯ドリンク1杯付)
  • 人数/1組4~8名(1日1組限定)
  • 予約・問い合わせ:03-3943-5489(9:00~20:00)
この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
安念美和子