「札」「墨」「折り紙」付き。”付き”?…そもそも誰が、どこに”付ける”もの?

誰がつけた、どんな「札」「お墨」「折り紙」?
誰がつけた、どんな「札」「お墨」「折り紙」?

「札付き」「お墨付き」「折り紙付き」…人や物の価値や評判を表現する、代表的な慣用句ですよね。どれが悪いイメージで、どれがいいイメージなのか、使い分けできていますか?

そもそも「札」「墨」「折り紙」が付いていると、人の評価につながるというのも、おかしな話ですよね。いつ、誰が、どんなシチュエーションで、こんな言い回しを使うようになったのでしょうか? 

Respect(尊敬される)女性から、Shame(残念な)女性にならないために、それぞれの意味について、語源を紐解きつつ、おさらいしていきましょう。

というわけで、クイズです。まずは肩慣らしの一問目!

【問題1】

以下の2の例文のうち、意味の通らない言い回しを選んでください。

1:「明日から配属されるAさんて方、交渉力の高さが札付きなんですって!」

2:「明日から配属されるAさんて方、交渉力の高さが折り紙付きなんですって!」

間違った方を選ぶクイズです。あなたはRespect? Shame ?  …正解は?

こちらは皆さま、楽勝ですよね?
こちらは皆さま、楽勝ですよね?
大人ですもの、即答ですよね!
大人ですもの、即答ですよね!
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ILLUSTRATION :
小出 真朱