効果的なパックテクニックや、高い効果を実感できるおすすめのパックアイテムをまとめました。しぼんだ肌をパンパンに潤すパックで、スペシャルケアを行ってみてくださいね。
【目次】
パックは効果ないのか?効果的なパック方法を伝授
■1週間で1本のローションパックテクニック
化粧水1本の1週間使いきりで、「角層パンパン」をかなえる驚異のローションパック
「肌が水分不足の状態になると、シミやたるみは悪目立ちしてきます。そんな肌にはローションパックが最適」と語るのは、美容家の瀬戸口めぐみさん。
「肌の最も外側にある角層に水をたっぷり入れ込むと、それだけでくすみやシミ、たるみを速攻で立て直すことが可能に。なぜなら、肌のキメは『水』でないとパンパンにならないから。水をしっかり入れ込むことで、光の反射率が上がり、透明感や艶、ハリのある美肌に見えるのです。それにはただローションを塗るのでは足りず、パックで角層を水に漬け込み、1週間で1本分のローションを入れ込む必要が。化粧くずれもしにくくなる」のだといいます。
ローション1本=約150mlを1週間で使いきるなんて無理! と思うかもしれませんが、朝晩ローションパックで入れ込んでいくと、乾いてしぼんだ肌ほど入っていってしまうもの。手っ取り早く肌を立て直すなら、角層を水で満たすことが先決です。
そこで、化粧水1本を1週間で使いきり、角層が「パンパン」となる驚異のローションパックを、1週間の前半と後半に分けてご紹介していきます。
1〜3日目は…角層を「水」で満たすための集中ヒタヒタ漬けで、朝も夜もひたすらローションパックを
ローションパックを行って、水で角層を満たすことで、くすみやシミ、たるみなどを即、解決へ。まずは勢いをつけるべく、たっぷりの水を補うために、朝晩2回ののローションパックからスタートしましょう!
1:呼び水のためのローションを少しとる

肌に少し水分があったほうが、次に行うローションパックの浸透がよくなるので、1円玉くらいの少量のローションを手にとっておく。一度にローションをたくさんとっても、肌には入っていかないので、少量でまずは十分!
2:ローションを「サーキュレーション塗り」

手にとったローションを手のひら全体にのばし、顔の中心から外側に向かって大きく動かし、マッサージするような感覚でのせていく。すると角層がほぐれ、よりローションが浸透しやすくなる効果が。ただし、このとき、肌をこすらないように気をつけて。
3:コットンの四隅までしっかりとヒタヒタに!

いよいよローションパックへ。6×8cmくらいの大判コットンに、四隅までヒタヒタになるくらい、しっかりとローションをとる。コットンを手に持ったとき、指が透けるくらい、裏まで浸っているのが目安に。ただローションが垂れることがあるので注意して。
4:コットンを薄く4枚に割いてスタンバイ

1枚のコットンをまず2枚に割く。次に、その2枚をさらに割き、全部で4枚になるように準備する。4枚に割くとかなり薄くなるけれど、薄いほうが肌にピタッと密着して剥がれにくくなるというメリットが。貼り終えたら、手のひらで押さえて密着させておく。
5:顔全体に割いたコットンをのせていく

朝はコットン1枚分を割いた4枚を両頬、額、あご、鼻筋に。夜はもっとしっかり角層に水を入れるため、コットン2枚を8枚に割き、朝の状態に、さらに重ねて全顔を覆うようにのせる。

朝は5分、夜は10分それぞれおく。途中でコットンが乾いてきたら、随時ローションを足すのを忘れずに! パック後は、美容液などの通常のケアを行ってください。
4〜7日目は…角層を「水」で満タンにする仕上げのダメ押し漬けで、夜のみローションパックを継続!
3日間、朝晩のローションパックを続けると、角層にはだいぶ水が入り、パンパンとしてくるはず。さらに角層の水を満たすべく、朝の重ね塗りと夜のローションパックで角層を満タンに!
朝1:1回分を少量に分けて地ならしを

ローションの適量は、よく500円玉大といわれるものの、1回でその量は肌に入っていきにくいことも。そこで、1円玉大ずつの少量を3回くらいに分けて塗ると、結果的に500円玉大の全量が肌に入っていきやすくなります。ローションは分けて入れ込むと覚えておきましょう。
朝2:「サーキュレーション塗り」で角質をほぐしつつ入れ込む

手にとったローションを手のひらにのばし、前述の「サーキュレーション塗り」の要領で、内側から外側へ大きくなじませる。手のひら全体でなじませると、硬くなったキメがほぐれやすくなり、肌に水が入りやすくなります。1円玉大のローションを約3回分、手のひらで入れ込んでいきましょう。
朝3:最後は、パッティングをしながら肌を鎮静

ローションを約3回に分けて入れ込んだら、最後に手のひらに丸みをつけ、指の第一関節のみを使い、フェースラインを中心にパッティングしていきます。手に丸みをつけることで肌に風が送られ、肌が冷えて鎮静させることが可能に。その後は、美容液などの通常のケアを行います。
夜:夜のみ、1~3日目と同様のスペシャル貼りでパック!

朝は時間がなくとも、夜はリラックスしながら、角層に水分をため込ませて。1週間の後半の夜は、ローションパック+通常ケアを続けていきましょう。
1週間で化粧水1本を使いきると、肌はやわらかさが増し、透明感もアップすること間違いなし。キメがふっくらとし、化粧くずれも激減するはずです!
化粧水「1本を1週間で使いきる」ローションパックで美肌になれる!詳細テクニック
より高い効果を期待する人に試してほしいパック
■毛穴ケアにおすすめのパック
スプレーする炭酸パック!ドクターメディオン「スパオキシデュアルジェル」

手軽にケアできる、スプレー式の炭酸パック。ブライトニング成分が豊富に配合されており、毛穴の黒ずみや、紫外線を浴びた後のダメージを集中的にケアします。
ボトルには2種類のジェルが別々に入っており、スプレーすると同時に出てくる仕組み。手のひらで2剤を混ぜると化学反応が起こり、その場で炭酸が生み出せるように。
使い方は、気になる部分にのせて10分おき、すすぐだけ。小鼻や頰、額、ひじ、デコルテなどのパーツ使いもおすすめです。
【40代の最新毛穴ケア特集】人気ブランドの新作から名品までおすすめコスメ14選
■最先端テクノロジーを極めたマスクトリートメント
先端テクノロジーから誕生した「パールローズ」

肌のバリア機能を強化する、ローズヒップオイルと、肌の鎮静と再生に寄与するローズ冷却蒸留液をピュアで新鮮なまま、特殊なカプセルに閉じ込めたのが「パールローズ」。この「パールローズ」は、専用のセラムベースと接触することで溶けて、摘みたての新鮮なフローラルの香りを漂わせながら、生き生きとした活力のある肌へ導いてくれます。
2万種から厳選されたランコム ローズの幹細胞セラムベース「アプソリュ プレッセ」

優れた肌の再生能力を持つ、2012年に成功したランコム ローズの幹細胞エキスを使い、新世代の有効成分として誕生したのが「アプソリュ プレッセ」。再生力をフルに引き出してくれる美容成分です。
トリートメント前から安らぎタイムはスタートします!
・専用のスパチュラに、瓶から「パールローズ」を一杯分取り出します。付属のトレイの中央にパールローズを載せたら、使い切りタイプのセラムベース「アプソリュ プレッセ」をトレイの上のパール全体に回しかけます。
・丁寧に混ぜ合わせ、3分待ちます。
・その間に洗顔をして、顔に伸ばす前にもう一度混ぜ合わせ、完全にパールが溶け込むようにします。
・顔の中心からはじめ、鼻、首へと広げていき、5分置いたら湿らせたコットンで、余った部分を拭き取って最後の仕上げをします。この後は化粧水→美容液→乳液・クリームといつものスキンケアステップへ。
使う直前に混ぜる!ランコム「アプソリュ レクストレ」の贅沢なマスクが登場
■へたった肌に活力を注ぎ込むナイトコスメ
翌朝の肌が見事にふっくら。軽快な使用感で最高に心地よく使える!
睡眠中は肌のゴールデンタイムだから、リッチなクリームでハイレベルなケア効果を狙わなきゃ、と気合いだけは十分。でも、やっぱり重量級のアイテムは苦手で、ついライトな美容液ですませがちでした。この言行不一致をさらりと解決してくれたのが、シャネルの「イドゥラビューティ ナイト マスク」です。
ナイトクリームのあとに使うと聞いて、最初は抵抗があったのですが、予想とは大違い。みずみずしいエマルジョンが肌の上で軽やかなリキッドに変化し、先になじませた濃厚クリームの重さまでふわっと消してしまうのです。まるで滋味あふれるメイン料理のあとに、きりっと冷えたシャンパンをいただいたよう。
どちらの魅力も際立ち、断念していたリッチでパワフルなナイトケアも、最高に心地よく行えます。もちろん翌朝の肌はふっくら潤いに満ち、透明感もひとしお。これなら、すっぴんで過ごせそうです。(美容エディター・近藤須雅子さん)
潤いと酸素を送り込み、へたった肌に活力を注ぎ込む「シャネル イドゥラ ビューティ ナイト マスク」

【テクスチャー】
なじませるとエマルジョンからみずみずしいリキッド状に変わる。ひんやりとした使用感が気持ちよく、癒し効果も抜群。
【使用手順】
週に2〜3回、クリームのあとに使用。付属のアプリケーターにとり、目周りを避けて顔全体にのばす。洗い流し不要。
【賢者の発見】
まるで花弁を思わせるアプリケーターが顔の凹凸にフィットしやすく手早く塗れる。唇にも使えて潤いとふっくら感が復活。
へたった肌に活力を注ぎ込む!シャネルのイドゥラ ビューティ ナイト マスク
※掲載した商品はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部