友人? 同志? それともライバル? 英国王室のキャサリン妃&メーガン妃の一挙手一投足は、いつも世界を騒がせるほどのホットトピックスです。
なんとなく、コンサバティブなキャサリン妃、アバンギャルドなメーガン妃、のようなイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか? Precious.jpの「今月の占い」で毎月の運勢を占っていただいている、フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピストの斎木サヤカ先生に、キャサリン妃&メーガン妃の相性を数秘術で占っていただきました。
■キャサリン妃とメーガン妃の「愛され度」をくらべてみました!
編集部:イギリス国民から愛されることが使命、ともいうべきお2人の立場だと思うのですが、世間から、王室から、夫や家族からの、人として、女性としての「愛され度」の特徴を教えてください。
国民からの王室からも、家族からも…。キャサリン妃の愛され度は全般的に高い
キャサリン妃のライフパスナンバーは3、ディスティニーナンバーは6、ソウルナンバーは6
斎木先生:キャサリン妃ご自身は、母性的な愛情の持ち主です。とても面倒見がよくて、夫や家族に対してだけではなく、関わる人たちみんなに分け隔てなく思いやりを注ぐような…。たとえばもし、キャサリン妃が保母さんだったとしたら、子どもたちからとても愛される保母さんになっていたと思うのです。「せんせい、せんせい」って、子どもたちが集まってくるような。
国民は、国という大きな家族の子ども。と考えてみると、キャサリン妃は、これからますます国民に愛される存在になっていくのではないでしょうか。常識や礼儀を重んじる気質もありますから、王室でも、信頼される存在になっていくと思います。
愛情傾向はさっぱりしていますから、王子とのパートナーシップもフレンドリーな感覚が続いていくのではないかと思います。王子のほうが独占欲が強いくらい。愛され度としては、全般的に高いと言えますね。
熱烈に応援してくれる人と、厳しく見る人と、2つに分かれそうなメーガン妃
メーガン妃のライフパスナンバーは4、ディスティニーナンバーは2、ソウルナンバーは9
メーガン妃ご自身は、とても情熱的な方ですね。愛したいし、愛されたい人。愛に生きたい人、と言えるでしょう。メーガン・マークルという女優として活躍していたメーガン妃ですから、「魅せる」という才能は抜群。愛されることを素直に求めてきた人であり、「愛される」ということを、自分に許してきた人とも言えますね。
華やかな存在感を持ちながら、個性が際立ち過ぎず、役柄になじむスマートさ。女優としての彼女の存在感にはそんな演出があったのではないでしょうか。メーガン妃の振る舞いは、人からどう見られるか、が計算しつくされたものと言えるのかもしれません。女性として、ファッションリーダーとして、完璧と言える愛される存在ですよね。
パートナーシップにおいても、メーガン妃の発言力は大きいと思います。「こうしてほしい」といった要望は率直に伝えて、そして夫に応えてもらう。ということが、普通になっているかもしれません。
ただ、王室や家族との関係においては、メーガン妃の人気の高さ、存在感の大きさが、逆に、風当たりの強さとなる可能性も。国民からも、熱烈に応援してくれる人と、厳しく見る人とふたつに分かれそうですね。
■キャサリン妃とメーガン妃の「憎まれ度」と「許され度」をくらべてみました!
編集部:ファッションや振舞いから生い立ちまで、良きにつけ悪しきにつけ、周りからいろいろと言われてしまうふたりのプリンセス。正統派のキャサリン妃、革新派のメーガン妃、と一括りにはできませんが、どっちに転んでも批評の対象になりがちです。彼女たちの「憎まれ度」と「許され度」の特徴を教えてください。
叩かれることを怖がらないメーガン妃は、「憎まれ度」も「許され度」も高い
斎木先生:女優として活躍していたメーガン妃は「見られる」ということに長けていますから、世間の評判というのは、「こうすればこう見られる」といったように、役柄を演じることがなくなった今でも、計算していると思うのです。離婚歴があるという点も、同じ立場の女性からの応援票が集まることにつながっているでしょうし、王子に従順についていく、というイメージとは違うプリンセス像を示しているところも、特に自立した女性から好感を持たれそうですよね。
存在感が華やかで堂々としているだけに、ちょっと自己主張をするだけで叩かれたりするリスクはあるだろうけれど、逆に叩かれるほど、彼女の場合は、熱烈な応援票が集まったりするのではないでしょうか。王室に新しい風を吹かせてくれる、という世間からの期待感も高いので、叩かれることは、ちっとも怖がっていないと思いますよ。憎まれ度も許され度も高い、と言えるかもしれませんね。
正統派なイメージ故、何かの時に風当たりが強そうなのはキャサリン妃?
妬まれやすさという意味では、メーガン妃もキャサリン妃も同じだと思いますが、正統派のイメージだけに、何かあった場合には、キャサリン妃のほうが、世間からの風当たりは強まるのではないでしょうか。
キャサリン妃は、周囲の評判をけっこう気にするタイプだと思うのです。どうするのが正しいか、何を期待されているか、を考えて、常に行動していることでしょう。一般的にも、優等生タイプって、いいこぶっている印象を与えることがありますよね。だから子育てのスタイルなども賛否両論だったりして。社会の目に媚びているかのように見られる場合もありそうです。
けれど、キャサリン妃の見せている姿が、それが「形だけ」のものであれば、叩かれる声も大きくなるかもしれませんが、彼女は責任感も強く、努力家、冷静な客観性をタイプでもあります。今は色々と言われることがあったとしても、いずれ、「ぶっている」のではなくて、本当にプリンセスとして優秀な資質を持つ方であることは、批判的な意見を言っていた人々からも、認められていくことになるのではないでしょうか。
キャサリン妃ご自身も、長く将来をみすえながら、今できることをやっていらっしゃると思いますよ。最後には揺るがない信頼を得て許されていく、そんな感じかもしれません。
■キャサリン妃とメーガン妃の「意地悪⁉度」をくらべてみました!
編集部:世間に流れるキャサリン妃とメーガン妃の不仲説。どっちがどっちに意地悪をしたとかしないとか、真偽のほどはわかりませんが、人間だれしも、他人にちょっぴり意地悪な行為をしてみたいときもあるものです…。イギリスを代表するおふたりですもの、意地悪なんて決してなさらないことは重々承知の上なのですが、もし、もしも彼女たちが意地悪をしたり・されたりしたら、どんな風になるのでしょうか?
一見押しが強そうだが、自分から攻撃はしかけないメーガン妃
斎木先生:考え方も感情傾向も異なるふたり。何か伝えたいときの表現方法もちがうので、かみ合わなかったり、気持ちがすれちがったりすることは、あるかもしれませんね。
メーガン妃には、とにかく自分の大事なものを守りたい、という情熱があって、それがおびやかされそうになるとき、攻撃性を見せる傾向にあります。大事なもの…その中心は家族。そして、自分の存在感やプライドもとても大事にする人です。守るために戦うタイプ。おびやかされることがなければ、戦うことはありません。一見、押しが強く見えるかもしれませんが、自分からぶつかっていくことはないし、気に入らないから、と、攻撃をしかけることもないと思います。
感情的な摩擦は好まず、好き嫌いはあっても受け入れるキャサリン妃
一方、キャサリン妃は、周囲に合わせていくしなやかさを持つタイプ。感情的な好き嫌いはあっても、色々な考え方を受け入れていこうとする傾向にあります。感情的な摩擦は嫌うので、陰湿な意地悪はしないように思います。
たとえば、キャサリン妃が、メーガン妃の考え方や立ち振る舞いについて、何か意見をすることがあったりすれば、ぶつかることはありそうです。
また、メーガン妃は「自分がいい」と思っていることを基準として、何かを語ったり選んだりする傾向にあるので、その基準から、キャサリン妃の選ぶ物事がはずれていたりすると、メーガン妃からキャサリン妃に、「それはどうなの?」と言うようなことはあるかもしれません。ですがそれも、メーガン妃自身やその家族に直接かかわることであれば言うかもしれませんが、関わることなければ、特に何も言わないと思います。
ライバル心はあっても尊重しあう、キャサリン妃とメーガン妃
誇り高いおふたりだけに、お互いにライバル心は持っていることでしょう。ぶつかっているように見えても、内心では尊重し合う気持ちが強いかもしれませんね。
■キャサリン妃とメーガン妃、最後に笑うのはどっち!?
編集部:イギリス王室の人気を二分するキャサリン妃&メーガン妃。どちらもとても聡明で魅力的、非の打ち所がない才女であり美女ですが、ずばり、最後に笑うのはどちらでしょうか?
メーガン妃は主観的なタイプで、キャサリン妃は客観性を重んじるタイプ
メーガン妃は、自立した女性という印象が強いけれど、子どものような無邪気さやわがままさを持っていて、それが彼女の魅力ともなっています。自分がいいと思うことを、屈託なく周りにアピールしていく傾向にありますね。誰に何を言われても、いいと思うことはいいんだ、と押していく強さがあるということです。
キャサリン妃には、メーガン妃ほどの押しの強さはありませんが、状況や時代の変化にもとても柔軟に対応できる、スマートさがあります。
メーガン妃は主観的なタイプで、キャサリン妃は客観性を重んじるタイプ。どちらにも葛藤や苦悩はあると思うのです。
ふたりだけがお互いのことを真にわかってあげられる、素晴らしい同志
メーガン妃のほうが伸び伸びしているよう見えるけれど、今のお立場で「自分らしさ」を守るためにはかなり頑張らないと難しいでしょうし。キャサリン妃は、周囲の要望や期待を受け入れながら、日々自分を高めようとしていると思いますが、理想のプリンセスになれているかどうかを、いつも省みていたりして…。それもまた、なかなか根気のいることだと思います。
おふたり、それぞれに戦っているんですよね。そこは、もしかしたら、おふたりだけがお互いのことを真にわかってあげられる関係、と言えるのかもしれません。
そんなふうに理解し、認め合えたら、とても仲良しにはならなくても、素晴らしい同志になれますよね。必要なときはフォローし合う、心強い存在になるのではないでしょうか。
■キャサリン妃とメーガン妃から学ぶべきこと、お手本すべきところは?
編集部:わたしたちにとって、キャサリン妃&メーガン妃の関係性に学ぶべきところはどんなところでしょうか? 個性が違う相手、はたまた、関係性が近すぎると相手とうまくやるには、どのような意識を持ってコミュニケーションするとよいでしょうか?
理解しようとするだけで、緊張感がやわらいで歩み寄る関係が生まれる
斎木先生:上司や同僚、家族、親戚。好きじゃないけれど、なんの縁か一緒にいることになっている人って、少なからずいるものですよね。どうしてもぶつかってしまう、イライラさせられる、攻撃してくる、などなど。
距離をおくことが難しい場合は、「どうして?」と考えてみるのが、ひとつのコミュニケーション改善のステップになります。カチンとくるとき、イライラさせられるとき、どうしてあの人はあのようなことをするのか…と考えてみる。どうして、わたしはカチンとくるのか、を見つめてみる。どんな言葉にも行為にも、何かしら理由や意図があるはずなのです。理由がわかると、理不尽にぶつかり合うことはなくなっていきます。
共感できなくても、好きにならなくても、納得はできなくても。理解しようとする気持ちがあれば、コミュニケーションは成立するもの。理解しようとするだけで、そこにあった対立している緊張感がやわらいで、歩み寄る関係が生まれていったりするのです。
ダメなものはダメ、イヤなものはイヤ、と決めてしまわないで、理解してみよう、とすることが、愛情や友情の始まり言えるかもしれませんね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部