「潮時」はどんな時? 終わる間際? カン違いのまま使うと、赤っ恥です!
「私たち、そろそろ潮時かもしれないわね・・・」
こんなセリフで、カップルが別れ話をするシーン、昔のドラマによくありました。この「潮時」という日本語がクセモノ。文化庁の調査により、意外なデータが出たのです。
平成24年の『国語に関する世論調査』によると、「潮時」という日本語を正しく理解できている日本人は60%。微妙な数値ですが、更に微妙なのが「年代別のデータ」です。
60%が正解、というのは全年代の平均値で、正解率が高かった年代は「16~19歳」と「60歳以上」。
この2つの年齢ゾーンが、正解率の平均値を底上げしているけれど、働き盛りの「20代」「30代」「40代」「50代」は、どの年代も正解率が全体の5割程度だったのです。
若い世代やお年寄りは正しく使えている人が多く、働く年代の半数は正しく使えている日本語、となると、万が一でもカン違いをして使ってしまうと、恥をかいてしまう言葉、ということ。
尊敬される女性であれるように、きっちりおさらい致しましょう。
というわけで、クイズです。
【問題1】
「潮時」という慣用句の正しい意味は、以下のどちら?
1:ものごとの終わり
2:ちょうどいい時期
さて、どちらでしょうか?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:文化庁「国語に関する世論調査」(平成24年)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱