正解は… 「楚々」です。

「楚々とした方」と言われたら、ちょっと嬉しいですよね?

こちらも古風な表現ながら、耳にしたことがあると思います。「楚々」は、主に若い女性の立ち居振る舞いや、風情を誉める表現です。

大人の女性としては、お若い方をスマートに誉める表現も、語録として携えておきたいもの。積極的で目立つタイプに対しての誉め言葉はいろいろと具体的に見つけやすいものですが、おとなしい人を誉めたいとき、とっさにどう表現すればいいかわからない…そんな時に「楚々とした」という表現が味方になってくれます

「楚々として」は、おとなしい、口数が少ない、目立たないタイプの若者を誉める際にも使用できる、有効な誉め言葉です。

「おとなしいながら、仕事はきちんとこなす人」と言うより、

「楚々とした風情で、やるべきことはおさえている人」と表現したほうが、

よりスマートで、ほめ言葉として美しい表現になります。

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ILLUSTRATION :
小出 真朱