おすすめのチークブラシや、使い方、洗い方などのお手入れ方法まとめ。熊野筆の本格チークブラシや、携帯用にも便利なデパコスブランドのおすすめチークブラシ、付属のブラシにもこだわりありのブラシ付きチークなど、おすすめのチークブラシをご紹介。
また、チークブラシの使い方や、長持ちさせるためのお手入れ方法をまとめました。お気に入りのチークブラシを見つけて、上手に使いこなしましょう。
【目次】
- 携帯用にもこだわって 大人に選んでほしい本格派チークブラシ
- 入れる位置や形は? チークブラシの使い方
- チークブラシの洗い方&お手入れ方法
- 付属のチークブラシにもこだわりあり デパコスブランドのおすすめブラシ付きチーク
携帯用にもこだわって 大人に選んでほしい本格派チークブラシ
■SHAQUDA (シャクダ)メイクブラシ

熊野筆の伝統と技法を取り入れ、シンプルな美しさを追求。
毛を選る「選毛」からはじまり、熟練の手技で仕上げる「整毛」、そして「こま」と呼ばれるオリジナル木筒で多彩な穂先を形づくる「山出し」。毛の1本1本にまで魂を注ぎ、目利きならではの勘と経験を生かして生み出されるSHAQUDAのメイクブラシからは、職人の見事な心意気や技、そして手仕事ならではの優しい温もりが伝わってきます。
SHAQUDAの第一弾ブランドとしてリリースされているのが、「UBU (ウヴ)シリーズ」。熊野筆のスタイルにインスパイアされたシンプルなフォルムと、なめらかさを追求したこだわりの穂先。ウォルナットの温もりと極上の穂先が手肌になじみ、収納したときの姿も美しく見せます。持ち手は手指が最も美しく見える長さを追求し、18cmに統一しているのも特徴です。
UBU シリーズの「UBU 1 Brush & Case」。こちらのフェイスブラシ「801 Classical face Brush」はパウダーを美しくのせるフィニッシング用や、ナチュラルに仕上げるファンデーション用。さらにチーク用やシェイディング用にもとオールマイティーに使えるタイプです。
携帯に便利なレザーブラッシュケースは使いこむほどになじむ牛革なめしのブラッシュケース。穂先を美しくスムーズに収納できる、ピックスキン(豚皮)が張り合わさっています。
ギフトにすれば大人の女性は必ず喜ぶ!熊野筆の技法を取り入れたメイクブラシ「SHAQUDA」の新シリーズ
■デパコスブランドのチークブラシ3選

【エスティ ローダーのブラシ】
肌当たりのよさがたまらない! 発色のよいチークでも失敗せず、簡単に入れることができます。M・A・Cのものと比べると、毛がやわらかく粉のとれ方が少ないぶん、濃くなりがちなチークでも、もれなく淡く美しく仕上がるのです。
【キッカの携帯用ブラシ】
ブラシを柄に収納可能。付属のブラシに比べ、化粧直し用としても十分なボリュームで、簡単なのにキレイに仕上げることができます。これぞまさに、外出時の必需品といえる一本です。
【M・A・Cのブラシ】
コシ・ボリュームも申し分なく、ラグジュアリーブランドの多くのチークが理想的につく。程よいボリューム感で適度なコシがあり、勾玉形のチークがとにかく簡単に入れられます。できれば最初に手に入れたい、平型ドームブラシの決定版です。
入れる位置や形は?チークブラシの使い方
若々しく幸福感あふれる印象になれるチーク術
1:まずは入れる位置を確認。思いっきり笑った状態で「勾玉形」に!

チークを入れる位置は、黒目の内側の垂直線、髪の生え際から指2本手前と目の上のラインの延長線上との交点から伸びる垂直線の内側に、「勾玉形」で描きましょう。鼻と唇の間の半分のラインより下に、はみ出ないようにするのがポイントとなります。初めて試すときは「思いっきり笑った」状態で、淡色のリップペンシルなどで薄く印をつけるとわかりやすいですよ。
2:頰の最も高い場所にブラシをおき、そのまま髪の生え際へと流していく

頬の最も高い場所にブラシを当て、力を抜きながら髪の生え際方向へ。折り返して小鼻方向、再びの折り返しは少し外側を通り生え際方向へ戻します。これを1セットに、理想の濃さになるまで、左右交互に繰り返しましょう。
3:ケースの付属はNG。大きな鏡で、横顔だけでなく正面からも確認を

チークのケースについているような、小さな鏡を使っていてはダメ。左右対称に正しく描けたかどうかの確認は、必ず顔全体が写る鏡で正面から行いましょう。次に横顔で、勾玉形に収まっているか、頬の最も高い部分が濃くなっているか、そしてチークの輪郭がいまひとつ肌になじんでいない部分を、笑った状態でチェックしていきます。
4:中指の腹がポイント。スポンジも併用して輪郭をぼかしたら完成!

中指の腹全体を使って、輪郭をぼかしていく。仕上げにはスポンジで軽く押さえて。
最後に輪郭をなじませるのは、プロのメイクアップ・アーティストも必ず実践している重要なステップ。左右の縦方向のラインは中指の腹全体を当て、外側から中心部に向かい、一気に指を滑らせていきます。上下の曲線部分は、指先の腹でポンポンと。なじみきらなかったり、濃いムラがある場合は、ファンデーションのスポンジで軽く押さえて完成です!
上品で若々しい!「大人のチーク術」をマスターする簡単4ステップ
リフトアップ効果のあるチーク術

耳側に角が向くように「く」の字にチークを入れると、頬全体が引き締まり、リフトアップ効果も期待できます。
丸顔をすっきり見せる骨格矯正テクニック|クッションファンデ+ハイライトで大変身!
頬がキュッと上がる「スタンプ押し」チーク術
1:ナチュラルピンクを頬全体に入れてトーンアップ!

チークは、ジバンシイの04番を使用。まず、ケース左のナチュラルピンクをブラシに取ります。粉がブラシの中までしっかり入るよう、右サイド、左サイド、そしてブラシの先にもたっぷり含ませましょう。
ぼかすときは、鼻の横からフェースラインに向かって、ブラシを大きく動かして。さらに上、中、下と3回に分けて、頬全体に入れます。ハイライト系の色は目の下や目尻のCゾーンに入れることが多いのですが、ここに明るい色を入れてしまうと、ハイライトが目立ちすぎて、若づくり感が出てしまいます。頬の広い範囲に淡い色を入れることで、肌なじみがいいのはもちろん、肌全体の透明感がアップするんです。
2:コーラルオレンジを「頬の高い位置」に入れて血色感を出して

右のコーラルオレンジもブラシにたっぷり粉を含ませてから、頬骨より気持ち上に乗せていきます。そのとき、くるくる円を描くように入れるのではなく、頬骨のラインに沿ってペタペタとスタンプのように入れていきます。「スタンプ押し」にすることで、色がしっかり乗って、頬がキュッと上がって見えるんです。頬が上がると、顔全体のポイントも上がるので、もたついたフェースラインがすっきり小顔に!
チークブラシの洗い方&お手入れ方法
ポイントは4つ ブラシのケア方法
1:使用後はその都度「粉を落とす」

日々使用するメイクブラシ。使用した後に筆に残っている粉をそのままにせず、さっとはたくことがブラシを清潔に保つ秘訣。
毛足の長い筆の場合、使った後にその都度手のひらで筆の表面をやや強めにはたき、粉を落とします。粉が落ちきらないときは、テーブルに敷いたティッシュの上で筆の表面だけを滑らせるように優しくふき取りましょう。このとき、粉が落ちきらないからといって、強く擦りつけるのはNG。毛が傷んでしまい、毛切れの原因になってしまいます。
リップやシャドウブラシなどの毛足が短めで小さなブラシの場合は、テーブルに敷いたティッシュの上で筆の表面だけを滑らせるように優しくふき取ります。
使用後の日々のケアをすることで汚れが蓄積されることなく、使うたびに洗わなくてすみます。
2:洗うときは「40度ほどのお湯」と「無香料の石鹸」で

洗い方で筆の質をキープできるかも変わってきます。
使っていてニオイが気になってきたり、毛にダマができはじめたら、洗うサイン。洗う際は、必ず40度くらいのお湯で洗うことがポイント。お湯で洗うことで、筆に付着した油分が分解されやすくなります。
まずはお湯を適当な容器に入れ、筆の毛部分にお湯を十分なじませます。その後、泡立てた無香料の石鹸を筆の毛部分に適量含ませ、根元から穂先にむかって、汚れを優しく押し出すようになじませましょう。


そして根元から汚れを押し出すように洗います。
このとき、余分な成分の少ない無香料の石鹸を使うというのもポイント。アルコール等の溶剤入り洗浄剤などを使用すると毛が傷み、毛切れしやすくなります。また、柔軟剤やリンスは筆からの粉ばなれが悪くなり、顔に粉がつきにくくなるので使用は避けてください。
汚れをなじませたら、容器に入れたお湯のなかで筆を振って石鹸を落とします。その際、石鹸が落ちきるまでしっかりと洗うこと。筆に石鹸が残ったまま使用すると筆の劣化や使用感の悪化につながってしまいます。
3:乾かすときは「くし」でとかし、水気をしっかりオフ!

洗ったら、すぐに乾かす準備にかかりましょう。つけ置き洗いは絶対にNG! 穂先の脱落、染色を施している毛の色落ちや傷みの原因となってしまいます。
まずは、根元から穂先へと、優しくくしでとかします。徐々に筆を回転させて、均一に。

その後タオル等で押さえながら水気をしっかり取り、指先で形を整えてから立てて影干しします。そうすることで、筆の毛の形が崩れにくくなるのです。直射日光やドライヤーでの乾燥は毛が弱くなるので、避けてください。
4:交換は3〜5年が目安。「毎日使うこと」が大事

お気に入りの筆は長く愛用したいものですが、毛がすり減ってきて粉の含みやタッチが悪くなってきたら、交換のサイン。毛の種類や使う頻度によっても異なりますが、3〜5年が交換の目安です。また、いったん使った筆を長期間放っておくと、毛が朽ちて切れてしまうことも。長持ちさせる一番の秘訣は「毎日使うこと」なのです。
【まとめ/メイクブラシのお手入れ方法 4か条】
1. 使用後はその都度「粉を落とす」
2. 洗うときは「40度ほどのお湯」と「無香料の石鹸」で
3. 乾かすときは「くし」でとかして、水気をしっかりオフ!
4. 交換は3〜5年が目安。「毎日使うこと」が大事
ブラシ1本で毎日の化粧が見違える!メイクブラシのお手入れ4つのポイント
付属のチークブラシにもこだわりあり デパコスブランドのおすすめブラシ付きチーク
■ランコム「ブラッシュ スプティル」

従来に比べ描きやすく変化したブラシでさっとひと塗りすると、鮮やかに発色し、つけたての美しさが続きます。
カラーに合わせて、質感が異なるのも特徴です。大粒のラメを配合した「スパークリング(SP)」は美しく煌めくツヤ肌に、大小異なるパールをバランスよく配合した「シマー(SH)」は上品に輝く自然な肌に仕上げます。また、しっとり落ち着く質感の「マット(MA)」は、レディを底上げするミニマムメイクにぴったり。
ランコムのチーク「ブラッシュ スプティル」がパワーアップ。上品、大人可愛く、全部お任せ!
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部