【目次】
おすすめの「チークブラシ」5選
◆NARS カブキ イタブラシ
ヤギ毛を使用したブラシは、チーク・ハイライト・コントゥアーにおすすめ。角度を生かして立体感を出したり、ハイライトを入れるのに適しています。チークの輪郭を際立たせ、健やかな肌に仕上げます。「毛足の短い直線的なブラシが、広がりすぎる事なく頬骨にピタッとフィット。シェープに見せたいときのシェーディングにおすすめです!」(NARS シニアメーキャップアーティスト 青木 睦さん)。
◆NARS ヤチヨ カブキブラシ
チークはもちろん、ハイライトを入れたり、目元のカラーを馴染ませたりぼかしたり。マルチに使えるドーム型ブラシです。ブラシを持つ位置で、力の加減も自由自在にコントロール。
「毛が柔らかく、ブラシ先端がラウンド型にカットされているので、肌なじみのよい色から鮮やかな発色まで自然に頬に馴染ませることができる万能なブラシで重宝しています。藤で巻かれた柄が、まるで芸術品のように美しく、手に持つたびに気分が上がります」(NARS コミュニケーションマネージャー 福島まどかさん)。
NARS担当者に取材! 今こそ使いたい、大人メイクに重宝する名品「カブキブラシ」3選
◆シャクダ ミスミ 3D マルチフェイスブラッシュ(左から2番目)
『シャクダ』は「けしきをみたす」をコンセプトに、優しさと心地よさに満ちたライフスタイルを提案する、新時代のブラッシュブランド。滑らかな肌触りの穂先や、天然木のハンドルとボディからは、江戸時代から継承された職人たちの手仕事を感じることができます。
コンパクトサイズのメイクブラッシュシリーズ「MISUMI(ミスミ)」では、三角という名前の通り、天然木のハンドルがトライアングルフォルム、穂先が立体的な三角形に。柔らかな曲線で手にしっくりなじみ、どこでも手早く繊細なメイクアップを実現します。
素肌に触れる筆は上質なものを! 熊野筆の技巧が光る「シャクダ」のブラシセットの魅力
◆コスメデコルテ ブラッシュ ブラシ(左)
『コスメデコルテ』のチークブラシは、ふわっと広がるラウンド型のフォルムで、自然なグラデーションを叶えてくれます。「くびれのようなネック部分をつくることで柔らかな極上の感触に。密度も濃いので、肌へのフィット感も抜群。何度洗っても老朽化しにくく、カジュアルに使えるところも利点」(ビューティプロデューサー&毛髪診断士 美香さん)。
格段に美しい仕上がりに!大人こそ「ブラシ使い」でメイクをアップデート!
「デパコス」ブラシ付きチーク10選
◆ポーラ B.A 3Dオアシス ブラッシュ
色白の血行不良肌を明るく整えるピンク系。密着感の高いオイルでコーティングした粉体、空気中の水分を取り込んで肌を潤す成分、皮脂を吸着する粉体をバランスよく配合。粉っぽくならず、みずみずしい艶肌に仕上がる。
なじみのいいピンクとラベンダーがグラデーションになっていて、肌にのせると、頬の高い箇所に潤んだ艶が宿り、顔立ちにメリハリが。この艶、チークに均一に分散された粉体が光を正反射で跳ね返すため生まれるのだとか。またラベンダーの効果で透明感が出るうえ、肌とチークの境目の色のボケ足が自然なのもうれしい限り。混ぜ方によって濃いも薄いも自在、そしてラベンダーをハイライトとして使えばもっと立体感。
「ポーラ」人気の『B.A』シリーズから抜群の艶感を誇る【チーク】が登場! 大人メイクにマストアイテム
◆SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ
「SUQQU」の『ブラーリング カラー ブラッシュ』は、チークとハイライターそれぞれに仕掛けられた色と艶の視覚効果が境界のないなめらかなグラデーションを生み、自然な立体感をもたらしてくれます。パウダーの質感を生かすために、オイルの使用を最小限にし、まるで空気を含んだようにふんわりと密着。肌とチークの境界線が柔らかくぼけて自然な発色に。オイル分を最小限に抑えた新しい粉体が軽くムラなく広がって、腕に自信なしでもプロ級のぼかしが可能に。03は、優しいピンクとライトベージュのグラデーション。
ふんわり艶めくカラーが絶妙!「SUQQU」から新登場『ブラーリング カラー ブラッシュ』を詳しくご紹介!
◆Celvoke ポリフォニック ブラッシュ(上)
しっとりと溶け込む赤みコーラルと、繊細なパールと植物由来オイルを組み合わせたクリーム状シャンパンベージュのパレット。乾燥キメ荒れ肌でもムラにならず、しっとりとした光沢感に。
「精細なパールを含んだクリームは、クリアな輝きでハリ感をプラス。ヌーディーなコーラルチークはしなやかなパウダーで、肌に溶け込むようになじんで化粧感なし。」(ビューティ エディター近藤須雅子さん)。
◆エスト ノーブル グロウ ブラッシュ(中央)
くすみ肌にのせても明るく発色し、イキイキとした肌に仕上げる「ピュアカラーパール」を採用。多くのせても色浮きしない、かなり薄づきコーラル系で内側から滲み出るような血色肌に。
「微細なパウダー粒子による優しい発色と、まるで素肌が輝いているようなナチュラルな艶感で誰が塗っても失敗なし。夕方の疲労感を払拭するためのメイク直しに重宝しそう。」(ヘア&メイクアップアーティスト 尾花ケイコさん)。
◆カネボウ化粧品 ルナソル カラーリンググレイズ(下)
ヘルシーな血色をつくるベージュローズとパールベージュの組み合わせで茶ぐすみ肌を生き生きと明るい印象に仕上げるのが得意。透け感のある発色で滲み出るような血色感に。
「骨格矯正のためのチークといっていいほど、スカルプティング効果は抜群。見た目より透明感のある発色で、ハイライトは額やこめかみ、あごに、チークは輪郭のフォルミングにも。」(ビューティ ディレクター 松澤章子さん)。
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◆エトヴォス ミネラルプレストチーク(上)
落ち着きのあるピンク系。乾燥しやすく、シミができやすい頬のために開発されたチークで、美容成分を多く含み、SPF20・PA++でノンケミカル処方に。デリケートな敏感肌でも安心。
「オフィスや夜の光に映える、品よく煌めくハイライターと落ち着いたローズはまさに大人色。マットなチークは肌色に自然に溶け込み、血色が透けて見えるような薔薇色の頬に。」(ビューティ エディター 近藤須雅子さん)
◆アルビオン エクシア ブラッシュ デュオ(中央)
控えめな発色ながら、グレーぐすみを一掃し、清潔感をもたらす青みピンク系。密着性の高いオイルでコーティングしたパウダーが、キメ荒れや毛穴の凹凸をカバーしてなめらか肌に。
「付属の幅広ブラシを使うとチークとハイライターを “ひと刷毛” でとることができる。そのままブラシを肌に滑らすだけで、一瞬にして理想のグラデーションが完成し透んだ頬に。」(ビューティ ディレクター 松澤章子さん)
◆カネボウインターナショナルDiv. カネボウ ムードブースティングブラッシュ(下)
粉っぽさを感じない、しっとりなめらかなオイルリッチパウダー処方に。耐油性、耐水性があるので、重ねても混ぜても濁りにくく発色は抜群。長時間、つけたての色、仕上がりが続く。
「渋めのローズウッドとラベンダーの組み合わせがしゃれてる! 濃い色はじんわりと発色して血色になりすまし、ラベンダーは程よいパールを含み、シャープな印象もオン。」(ビューティ エディター 入江信子さん)。
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◆クラランス ジョリ ブラッシュ
美容オイル入りのしっとり感触。小ジワが蔓延した頬を艶やかに。ヘーゼルナッツオイル入りで粉っぽさがなくしっとりなじむ、優しい発色のコーラル。軽快なパウダーがピタリとフィットし、肌の水分量に反応して美しい発色をキープ。
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◆コスメデコルテ パウダー ブラッシュ
頬ににじみ出るような血色感をプラスする「パウダー ブラッシュ」。パールが輝きを添えるナチュラルオレンジ「202」と、湧き上がる血色感を演出するヌードベージュ「301」、洗練された表情をつくり出すカーディナルレッド「402」、華やかながら自然で大人びた印象のラベンダーピンク「807」、明るい血色感と肌なじみをかなえるレディッシュピンク「808」。
肌にのせるとしっとり心地よく溶け込み、透明感のある柔らかな輝きが肌を包み込みます。立体感のある洗練された表情を手に入れて。
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チークブラシの使い方【5つの方法】
「水平」にのせることでたるみをカバー
たるみやほうれい線を目立たなくするには、チークを少しだけ下の位置に、そこから上げも下げもせず水平に入れること。黒田流5ミリ「上げる」メソッドの二番目は、チークの入れ方にあります。
「頬に色鮮やかなチークが入っていれば、人の目は必ずチークのほうに誘導されます。だから、ほうれい線のギリギリ上にチークを入れて、それを目くらましに使う。具体的には、まず、入れる位置をほんの少しだけ下げること。みなさんはチークは笑ったときに頬骨の最も高い位置に入れると習いましたよね。
でも、頬の下半分がボリューミーになってきた40~50代は、その余白を減らすためにも、頬骨の高い位置より少し下の位置に入れるといい。それだけで顔が小さく見えてきます。NGなのは、頬骨の上からこめかみに斜め上に入れる、昭和のチーク。逆に、余白が目立って、顔が大きく見えてしまいます。
次に、チークは耳の手前まで幅広く入れること。たるみは横顔にも現れています。正面顔ばかり見ていてはダメ。頬骨の上にポンと乗せたチークでは、たるみをカバーできないのです。年齢を重ねた頬のチークは、耳前まで横長に入っているのがベストです」(ヘア&メイクアップアーティスト 黒田 啓蔵さん)。
【5ミリ「上げる」黒田流チークメソッド】
STEP.1:使うのはブラシの側面、頬に当てるのも側面
●色はブラシの側面全体につける
STEP.2:頬骨の下から耳前まで水平に色をのせる
●NGメイク例
STEP3:光をプラスしてさらに「上げ」
美容の匠・黒田啓蔵さん流「チークメソッド」|上げも下げもしないフラットチークで、たるみもほうれい線もカバー
「重ね塗り」で立体フェイスに
「ワントーンな肌は、間延びした印象を与えがちです。正面から見える位置から、頰を分断するようにチークを入れて肌色にメリハリをつけることで、頰の長さが縮まって見えます。まず引き締め効果も得られる濃いめのカラーを斜め上に向けてオン、その上にハイライト効果も得られるライトなカラーを真横に入れます。そうすることで血色感と引き締め効果、立体感をもたらすことができるのです」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん)
STEP.1:頬骨下にローズブラウンをオン
チークパレット右のピンクブラウンをブラシにとり、頬中央部分の頬骨下にブラシを置き、頬骨に沿って斜めに入れます。
STEP.2:ライトピンクを重ねる
チークパレット左のライトピンクをブラシにとり、今度は頰の一番高い部分を起点として、真横にブラシを動かします。
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シェーディングとW使いでトーンアップ&引き締めが叶う
チークは広げすぎるとたるみ増長、赤ら顔に。頬骨の高い位置だけに塗布を
STEP.1:チークをブラシにとり、頬骨を中心に細めの半月状にのせる。
STEP.2:シェーディングもブラシに取り、頬骨の下、耳の手前から頬の中心あたりまで2〜3回、往復させながら塗布。
STEP3:さらにフェースラインはエラからあご先の少し手前まで、サッとのせると輪郭が引き締まる。
【“小顔見せ” メイクメソッド】大人世代が使いやすい「チーク&シェーディング」で印象アップ!
「三角形」にのせて小顔に見せる
STEP.1:こめかみ下からスタート
チークを平筆型のチークブラシにとり、こめかみの3cm下にブラシを置き、頬骨の一番高い部分に向けて斜めに滑らせます。
STEP.2:頬に三角形を描く要領で
続いて、頬骨に沿って耳たぶの付け根を目指し、ブラシを斜め下に滑らせます。フェースラインから頬に向けて、三角形を描くようなつもりでブラシを動かすと◎。
小顔に見えるけどやつれた印象にはならない!大人のシェーディングとは?
「小さめ」にのせて媚びない可愛さを演出
黒目の下からブラシの幅に「なでおろし」塗り
「スモーキーピンクのチークをブラシにとり、黒目の下から小鼻の横のラインまでなで下ろすように塗ります。ポイントは、幅を広げずにブラシの幅に塗ること。広げていいのは、左右5mmまでと心得て」(ヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部