■私が乗馬をすすめる7の理由 その2
「奥が深く自分のペースでできるから飽き性でも続く!」~サーフィンと乗馬の関係性~

私の感覚では、男女問わず大人に人気の「サーフィン」と乗馬って、共通点が多いような気がしています。

サーフィンでは自然の波が相手なので、毎日同じ海に入っていても同じように乗れるわけではないですよね? 乗馬も、感情のない車とは違い、生きている動物に乗るわけですから、相性はもちろん、天候による馬の状態や毎日の機嫌もさまざま。昨日はこの馬で、こうしたらうまくいったのに、今日は全然うまくいかなくて、「きみは、違う馬なの??」なんてことも、特に初めはしょっちゅうあります。

馬の世話をする白澤さん

こういった一筋縄ではいかない奥深さや、「おすすめする理由1」でもお話しした、うまく乗れた時に自然と一体になったような爽快感、刺激と癒しを同時に得られる、まれに見るスポーツであること…。さらにひとりでできるスポーツなので、ゴルフのように仲間を募らなくとも、自分の都合のいいときに行ける魅力…。考えれば考えるほど似ている!

奥の深さに魅了され、飽きやすい性格なのにサーフィンだけはずっと続けている、なんていう社会人の話を耳にしますが、乗馬もそんなポジションになり得るスポーツだと私は考えています。

また、乗馬にはライセンス制度があるのも、モチベーションの維持になる秘密。例えば「公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会」の技能検定は、1級から5級まであるのですが、5級であれば、まったく乗ったことのない人でも3日間の簡単なコースでライセンスが取れてしまいます。

実はかくいう私もこの事実を知り、3日間でライセンスが取得できるなら、やってみようか…と興味本位で乗馬クラブに足を踏み入れたのが、そもそも乗馬を始めたきっかけでした。ただ、そのときは経験してみたいという気持ちだけで、続けるつもりは特にありませんでした。でも、安易な気持ちから始めたわりに、いただけたライセンスカードは顔写真入りのきちんとしたもので、とってもうれしかった!

馬と戯れる白澤さん

5級より上の階級は、私が取得した5級←そのあとも私自身はライセンスを取得しているので、他の言い方ができると嬉しいなと思います。「5級より上の階級はそれほど簡単に〜」とか??ほど簡単に取れるものではありませんが、少しスランプに陥ったときや、上達していないのでは?とモチベーションが下がりかけたときに、次のライセンスを取ることを目標にして乗り切った経験もあります。


■私が乗馬をすすめる7の理由 その3
「腰痛持ちもOK!気楽に続けられる生涯スポーツ」

2012年に開催されたロンドンオリンピックの乗馬競技に、71歳の法華津 寛選手が出場したニュースは、乗馬とまったく縁がなくても記憶に残っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

リオ五輪は愛馬の不調で断念したものの、2020年の東京五輪には世界最年長出場に意欲を見せるなど、まだまだ現役の選手です。

 

彼は12歳から乗馬を始めたそうですが、5、6歳から始めているという選手も珍しくありません。

そう、乗馬は小さな子どもから熟年の方まで、年齢を問わず続けられる「生涯スポーツ」なのです。

実際、大会を見に行くと、活躍する選手の主な年齢層が10代から40代、50代と幅広く、年齢を重ねている選手のほうが、見ていて安心感があることも多いことから、体力や勢いなどよりもテクニックや経験値がモノをいうスポーツだということがよくわかります。

もちろん選手ともなれば、ハードな練習で身体にも大きな負担がかかり常人ではなかなか難しいとは思いますが、心臓や足腰に大きなストレスを与えることがなく、ただ乗ってゆるく散歩するだけでも気持ちのいいものなので、何歳になっても楽しむことができるのです。

「いや、興味はあるんだけど腰痛持ちで難しくて」

なんて言われることもあるのですが、現在進行形で強烈な痛みがあるのでなければ、おそらく大丈夫!(このあたりは専門の先生とよく相談してくださいね)。

腰痛の原因は背筋や腹筋などの筋肉バランスの悪さからきているものも多いそうで、腰痛の根本的な原因を取り除くため、乗馬を推奨される医師もいるほど。

重度のヘルニアだという方にクラブでお会いしたことがありますが「最初はおっかなびっくりだったけど、背筋と腹筋が鍛えられたおかげなのか、痛くなりそうっていう予感がする回数が激減したと実感しているよ」とおっしゃっていました。

 

サーフィンのようにひとりでも、自分のペースでできること。
モチベーションの維持ができるライセンス制度があること。
何歳から始めても、長く続けられる生涯スポーツであること。

以上のような理由から、そろそろ健康のためにマイペースに続けられるスポーツを探さなきゃ、なんて思い腰を上げようとして方にも、乗馬がぴったりなことがおわかりいただけたのではないでしょうか。次回は、みんなが気になる驚異のダイエット効果についてお伝えします。

この記事の執筆者
フリーランスエディター&ライター。小学生になる息子を育てながら、女性ファッション誌や広告・カタログなどを中心に多くの撮影ディレクション、ライティング、また、アパレルブランドのブランディングなどを手がける。ヴィンテージ服のコレクションやヴィンテージマンションのフルリノベーション、パリでの生活体験など自身の独特なライフスタイルも注目を浴びている。趣味は乗馬。特技はいつどこでもすぐに寝られること。
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