時間に余裕ができる年末年始、美を意識したレシピで綺麗に磨きをかけてみませんか。フードコーディネーター・菅野尚子さん提案の、カラダが喜ぶビューティレシピをお届けします。
今回は、アンチエイジング効果を意識した「和風ラタトゥイユ」をご紹介。いつもの食材で、食卓を華やかに。ハレの日のテーブルを彩る、アレンジレシピは必見です!
出汁を効かせた和風アレンジがクセになる!アンチエイジング食材を生かした「ラタトゥイユ」レシピ
和風ラタトゥイユは、ビタミンCが豊富な「れんこん」、ポリフェノールを含む「なす」、豊かなリコピンの「トマト」、カロテンを含む「パプリカ」など、アンチエイジング食材をふんだんに使用します。
和風ラタトゥイユ(4人分)
【用意するもの】
なす・・100g
ピーマン・・100g
パプリカ赤・黄・・各50g
れんこん・・100g
ごま油・・大さじ1
にんにく・・1/2かけ
たまねぎ・・1個
カットトマト・・200g
水・・1カップ
砂糖・・小さじ1/2
小ねぎ・・適量
白だし・・大さじ3
*今回「白だし」は、「テンヨ化学調味料無添加白だし」:テンヨ武田を使用しています。
【作り方】
じっくり香りを引き出す大切な一手間。フライパンに大さじ1のごま油、みじん切りにしたニンニクを入れて、弱火で香りを引き出します。
2cm角に切ったたまねぎを加え、焼き色がつくまで炒めます。そこに2cm角に切った、なす・ピーマン・レンコン、パプリカ赤・黄をプラス。レンコンは、サッと水にさらしてから加えるのがポイントです。
さらにカットトマト・水・砂糖、白だしを加えて一煮立ちしたらアク取りを。その後は、蓋をして10分ほど煮込みましょう。少しずつ食材に火が通り、香りに深みが増していきます。
最後は、蓋をとって5分ほど水分を飛ばしたら出来上がり。器に盛る時、小ねぎを添えると彩りも綺麗に仕上がります。
「和風ラタトゥイユ」のビューティ食材はこちら!
\疲れた胃腸に優しく働きかける「れんこん」/
今回の食材のひとつであるれんこんは、ビタミンCを多く含む食材です。厚さ約1cmのれんこんに含まれるビタミンCは、レモン1個分に匹敵すると言われることも。乾燥しがちな肌にも、内側からサポートしてくれます。そのほか、なすはポリフェノールを多く含んでいるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を整えてくれる効果も。皮の部分に多く含まれるポリフェノールは、眼精疲労改善や抗酸化作用があると言われてます。トマトに含まれるリコピンは、加熱することで吸収率がアップ。油に溶けやすい性質のため、油と一緒に食べると効率的です。リコピンの抗酸化作用は活性酸素を取り払い、疲労感を軽減することでも知られています。カロテンを多く含むパプリカは、スーパーフードとしても馴染み深い食材のひとつ。抗酸化作用や、燃焼力アップに働きかける、女性に嬉しい食材です。
相性抜群の食材で、一手間かけた簡単アレンジも!
ラタトゥイユは温かいままでも、冷たくしても美味しく食べられるのが嬉しいメニュー。作り置きしておけば、パスタソースとしても活躍します。
また隠し味として、カレー粉(小さじ1)やベーコンを入れると、相性も良く味に深みが増して特別感のある一品に。
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身近な食材ですが、簡単アレンジで特別感のある一品に仕上げる和風ラタトゥイユは、いかがでしたでしょうか?美容にいい食材を使用し、作り置きにもピッタリなメニュー。ぜひ、お試しください。
次回Vol.2は「もずくの天ぷら」です。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 熊坂 勉
- EDIT&WRITING :
- 加藤朋子
- レシピ作成・スタイリング :
- 菅野尚子