着回し力が高く、フォーマルな装いも叶う、黒コート。そんな大人女性には定番の黒コートをより着こなすためのヒントを、雑誌『Precious』からご紹介します。

今季も人気の黒ロングコートの着こなし方や、黒コートに合うストールやパンツの組み合わせ方などを、厳選してまとめました。冬の街でどうしてもかぶりがちな黒コートの着こなしの洗練度合いを、本記事をヒントにブラッシュアップしていただければ幸いです。

【目次】

冬の黒コートコーデ


【1】黒コート×サングラス

コート・ピアス・ブレスレット・バッグ『シシリー 58』※一部店舗にて取り扱い(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス(ドルチェ&ガッバーナ アイウェア) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート・ピアス・ブレスレット・バッグ『シシリー 58』※一部店舗にて取り扱い(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス(ドルチェ&ガッバーナ アイウェア) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ドルチェ&ガッバーナの美シルエットの秘密は、サルトリア(イタリアの仕立て屋)の技術。その魅力を満喫できるコートは、首に沿う丸みのある襟や大きなボタンが今っぽい。

【2】黒ピーコート×白Tシャツ×黒スカート

コート・Tシャツ・スカート・ベルト(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・Tシャツ・スカート・ベルト(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

フェイクファー仕立てのピーコートは、思いのほか活躍の幅が広い。デニムに合わせてカジュアルに、スティックパンツにハイヒールでモードに。写真のようなレザーのフリルスカートには、あえてTシャツでさりげなく。本物ではないという気負いのなさが、大人の女性の瑞々しい感性を引き出してくれます。

【3】黒コート×白ワンピース

コート(ヘルノ・ジャパン)、ドレス(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、ピアス(ボンマジック)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ブレスレット 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ヘルノ・ジャパン)、ドレス(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、ピアス(ボンマジック)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ブレスレット 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

長めのドレスでパーティに向かうときの装い。手首のジュエリーの着こなしがよく映える七分丈のアウターを選び、暖かさとエレガントさを両立させて。

【4】黒ケープコート×ブラウンニット×ツイードスカート

コート  (ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ニット(エストネーション〈フォンデル〉)、スカート(エストネーション)バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート (ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ニット(エストネーション〈フォンデル〉)、スカート(エストネーション)バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

MIKAKO NAKAMURAで不変の人気を誇るスタンドカラーケープ『ジーン』は、ジャケットなどの上にもはおりやすい一着。独自に開発したこだわりのカシミアダブルフェース生地は、たっぷりとしたドレープ感が華やか。この黒のケープをベースに、最旬ブラウンを取り入れたひざ下丈スカートスタイルです。

【5】黒ショートコート×黒ブラウス×黒スカート

アルビーノ テオドロのコート・ストラネスのスカート(三喜商事)、ブラウス(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス・リング(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) タイツ『ベルーティン70(ANTRACITE)』(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)、ブーツ『ゴルゴナ』(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年
アルビーノ テオドロのコート・ストラネスのスカート(三喜商事)、ブラウス(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス・リング(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) タイツ『ベルーティン70(ANTRACITE)』(ステッラ〈ピエールマントゥー〉)、ブーツ『ゴルゴナ』(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年

コンパクトで体の抜け感を感じさせるショート丈コートに、スカートからタイツ、ブーツへとすらりとしたIラインをつなげたスタイリング。細身のトウ&ヒールがフェミニンなスエードブーツが、足元を引き締めて。ヴァレクストラのスモーキーブルーのバッグが、素材感の異なるブラックのワントーンコーデに映えます。

【6】黒コート×黒ニット×黒スカート

コート・ニット・スカート(ebure)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレシルバーコレクション〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・ニット・スカート(ebure)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレシルバーコレクション〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ビッグシルエットのケープ風ピーコートは、旬のオーバーサイズ感でありながらも、肩周りはすっきり見えるように設計されているなど、メリハリをきかせたシルエットに、エレガントな女らしさが漂います。

タートルネックニットとタイトスカートを合わせ、コートの中で体が泳ぐようすっきりさせつつ、シルバージュエリーや赤のバッグをポイントに効かせて。

【7】黒ムートンコート×黒ニット×キャメルスカート

コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(コロネット〈アバティ〉)スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈ファーリング バイ ガンニ〉)、ニット(コロネット〈アバティ〉)スカート(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

旅先で街歩きをするときを想定したコーディネート。ボトムは程よくカジュアルなキャメルスカートで抜け感を加え、ファーコートで大人の迫力を添えて。ウエストのニットバンドが引き締め役となり、スッキリとした印象に。

冬の黒ロングコートコーデ


【1】黒ロングコート×黒ニット

コート(アマン〈アンスクリア〉)、ベルト(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(キートン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(アマン〈アンスクリア〉)、ベルト(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、ニット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(キートン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ミニマルな比翼仕立てのコートに、ベルトを上から合わせた冬の装い。大胆なワイド幅や柄ものなどインパクトベルトは、布帛のロングコートにキリッと映えて、スタイルアップを促進。型押しレザーのワイドベルトは、オーバーサイズコートをモダンにウエストシェイプ。

【2】黒ロングコート×赤バック

バッグ『アワーグラス トップ ハンドル S 』・トレンチドレス(バレンシアガ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
トレンチドレス・バッグ『アワーグラス トップ ハンドル S 』(バレンシアガ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

黒の装いを極めた大人の女性の余裕を感じさせる、バレンシアガの赤いバッグ『アワーグラス トップ ハンドル』を、黒のトレンチコートのワンポイントにしたコーディネートです。縦ラインを強調するショルダーバッグで、黒のシルクトレンチドレスにさらりと効かせて…。すっきりとスタイルアップしながら、クールな色香が漂う羨望の着こなしに。

【3】黒ロングコート×白ニット×ベージュパンツ

コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット・パンツ(ブラミンク)、スカーフ(スローン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット・パンツ(ブラミンク)、スカーフ(スローン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、靴(トッズ・ジャパン)、その他/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

端正な顔立ちのブラックコートに、ニットのジョガーパンツとハードなショートブーツを合わせ、足元重めの旬バランスを。ローゲージニットの襟元には、鮮やかなプリントスカーフをさりげなくイン。ただのカジュアルに終わらせない上級テクニックで、遊び着の要素の強いジョガーパンツも、高級感のある着こなしが可能に。

【4】黒ロングコート×柄ワンピース

コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ワンピース(キートン 銀座店)、ピアス・リング(シャンテクレール 東京店)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、靴(ヒラオインク〈クレジュリー〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ワンピース(キートン 銀座店)、ピアス・リング(シャンテクレール 東京店)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオアルマーニ〉)、靴(ヒラオインク〈クレジュリー〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

ボタニカル柄が美しいロングワンピースと、上質なマキシ丈のコートがつくり出す、スラリとしなやかなプロポーション。存在感のあるチェーンバッグで、華やかなアクセントを効かせましょう。

【5】黒ロングコート×白ブラウス×グレースカート

コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ブラウス・スカート(ebure〈ebure〉)、ピアス・リング(シャンテクレール 東京店)、バッグ(ロンシャン・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ブラウス・スカート(ebure〈ebure〉)、ピアス・リング(シャンテクレール 東京店)、バッグ(ロンシャン・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

ブラウスにひざ下丈タイトスカートを合わせた王道スタイルも、ロングコートで縦長シルエットを強調すれば、スタイリッシュなモード感が漂います。グレーのタイトスカート自体、落ち着いた雰囲気なので、同系色の小物を選び、大人っぽく上品にまとめるのがコツ。しかもスエードやファーなど表情豊かな小物で盛り上げると、さらなるおしゃれ度がアップ。

黒のコートに合うストールコーデ


【1】黒コート×グレーストール

コート(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、靴(クリスチャン ルブタンジャパン)、リング・ピアス(エルメスジャポン) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、靴(クリスチャン ルブタンジャパン)、リング・ピアス(エルメスジャポン) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

黒のワンボタンコートの襟に沿わせるだけで決まる、大判カシミアシルクを主役にした冬スタイル。ストールはラフに空気を含ませながらバイアス折りして、襟に挟むだけで、縦ラインを描き、スリム効果と華やぎを表現。スタンダードなベージュ×黒の柄でシックに。

【2】黒コート×黒ストール×黒ニット×黒パンツ

コート(オールウェイズ〈ミカコナカムラ〉)、ニット(サーキュレーション〈シーズンズ オテルパティキュリエ〉)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(エドストローム オフィス〈シャルロット シェネ〉)、ストール(トラデュイール)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(オールウェイズ〈ミカコナカムラ〉)、ニット(サーキュレーション〈シーズンズ オテルパティキュリエ〉)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(エドストローム オフィス〈シャルロット シェネ〉)、ストール(トラデュイール)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

艶めくファー、ウール、カシミヤ…と多彩な表情をもつ黒のワントーンコーディネートを、ベージュのバッグが盛り上げて。

【3】黒ファーコート×グレーストール×白ブラウス×白パンツ

コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ブラウス(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ストール(ebure〈ebure〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(サードカルチャー〈ブランカ〉)、ブラウス(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ストール(ebure〈ebure〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

3種類のファーを組み合わせたコートは、それだけで絵になる存在。ふんわりと肩にはおり、冬枯れた街を颯爽と歩きたい。インやバッグはクリーミートーンでまとめて、清潔感を意識。

黒コートに合うパンツ(ズボン)コーデ


【1】黒コート×白パンツ×キャメルブラウス

コート(ebure)、ジャケット(ウールン商会〈コロンボ〉)、ブラウス(チェルキ〈ソフィエ〉)、パンツ(ドゥロワー 六本木店)、リング・ピアス(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(ebure)、ジャケット(ウールン商会〈コロンボ〉)、ブラウス(チェルキ〈ソフィエ〉)、パンツ(ドゥロワー 六本木店)、リング・ピアス(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池哲夫 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

優しく肩が落ちたドロップショルダーのコートは、きちんとしたジャケットをやわらかく包みエレガントな印象を醸し出して。オーバーシルエットのショールカラーコートで、襟元の重なりも自然にカバーを。

【2】黒ファー付きコート×白パンツ×ゴールドブラウス

コート(CHIE IMAI)、アントネッロ セリオのブラウス・トモウミ オノのパンツ(チェルキ)、1DKジュエリーワークスのピアス・ネックレス・A.T.C.Sのリング(ドレスアンレーヴ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(CHIE IMAI)、アントネッロ セリオのブラウス・トモウミ オノのパンツ(チェルキ)、1DKジュエリーワークスのピアス・ネックレス・A.T.C.Sのリング(ドレスアンレーヴ)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

「ファーの王様」ロシアンセーブルと、漆黒に艶めくシアード(刈り毛)ミンクが調和したコートに、光沢感のあるブラウスと白パンツを合わせて。知性もエレガンスもクラス感も表現できます。

【3】黒コート×レッドパンツ×グレーニット

コート(ヘルノ・ジャパン)、ニット・パンツ(Vince 表参道店)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、靴(リエート〈サントーニ〉)、帽子 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ヘルノ・ジャパン)、ニット・パンツ(Vince 表参道店)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、靴(リエート〈サントーニ〉)、帽子 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

スポーティな黒のコートに、きれい色のパンツと白スニーカーを合わせた、休日用の上質カジュアル。赤・白などのコントラストカラーを効かせて、黒を生き生きと着こなして。

【4】黒コート×黒パンツ×白シャツ

コート(ヘルノ・ジャパン)、シャツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、パンツ(アノア〈セミクチュール〉)、ピアス(ボンマジック)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ヘルノ・ジャパン)、シャツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、パンツ(アノア〈セミクチュール〉)、ピアス(ボンマジック)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

はっ水加工シルクカシミヤ地や中綿入りベルベット、ファーなど、黒の贅沢素材があしらわれたひざ丈のスポーティなコートに、白シャツとリラックスパンツを合わせ、モノトーンでまとめたリッチカジュアル。

【5】黒コート×白パンツ×黒ブラウス

コート・ブラウス(J&M デヴィッドソン 青山店)、パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)リング(エストネーション〈ベアトリス パラシオス〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・ブラウス(J&M デヴィッドソン 青山店)、パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)リング(エストネーション〈ベアトリス パラシオス〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ブークレ・ヤーンがつくり出すループ状のくるんとした風合いを、ブラックのチェスターコートでかっこよく。たっぷりとした前身ごろとは対照的に、バックスタイルはすとんと落ちるようなクリーンなシルエット。着こなしは、黒の艶ブラウスと白のワイドパンツを合わせて、凛々しくエレガントに。

【6】黒ダッフルコート×白パンツ×ボーダーニット

コート・ニット・パンツ(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

大人の女性にこそ着てほしいカジュアルアウターが、サンローランのムートンのダッフルコート。毛皮面だけでなくスエード面もていねいになめされた上質な革だから、着心地も軽やか。やわらかな温もりを感じさせながらも、シルエットはすっきりとして丈は長め。着るだけで、洗練されたリュクスなカジュアルムードが漂う一着です。ボーダーニットと白パンツを合わせれば、冬らしいマリンカジュアルのできあがりです。

【7】黒コート×デニムパンツ×黒ニット

コート・カシミアニット・デニムパンツ・ベロアのブーツ(エルメスジャポン) 撮影/下村一喜 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/下村一喜 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・カシミアニット・デニムパンツ・ベロアのブーツ(エルメスジャポン) 撮影/下村一喜 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/下村一喜 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ベーシックな黒のリバーシブルシェアリングコートに、薄手のカシミヤニットとデニムを合わせたハンサムコーデ。写真のように表革面を表に着ればシャープな表情に。起毛面を表にすれば、こなれ感のあるラグジュアリーアウターに。贅沢で表情豊かな黒のリバーシブルアウターは、秋冬に出番の多い一着になりそう。

【8】黒ファーコート×デニムパンツ×白ブラウス

ミンクのコート『ルナ』・ブラウス(オールウェーズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、デニム(エドウイン〈ジョーズ・ジーンズ〉)、ピアス・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)黒のミンクファーコートを白シャツ×デニムで着るさりげなさがエレガント!62 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ミンクのコート『ルナ』・ブラウス(オールウェーズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、デニム(エドウイン〈ジョーズ・ジーンズ〉)、ピアス・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)黒のミンクファーコートを白シャツ×デニムで着るさりげなさがエレガント!62 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

美しい光沢をもつ黒のミンクファーで仕立てられた、最高に贅沢で飽きのこないノーカラーコート。ファーにも流行があるといわれるなか、この名品シルエットなら永遠。

【9】黒コート×柄パンツ×白シャツ

コート・シャツ・パンツ・バッグ・靴・サングラス(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレフェラガモ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
コート・シャツ・パンツ・バッグ・靴・サングラス(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレフェラガモ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

カシミヤをブレンドしたヴァージンウールのコートはレザーのパッチポケットが付き、シャツはレイヤードされた襟元が、ラグジュアリーな個性を物語っています。サルヴァトーレ フェラガモのバッグ『ガンチーニ』の力強い存在感で、装いを辛口にまとめましょう。

【10】黒ミリタリーコート×ブラウンパンツ

コート・パンツ・バックパック(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート・パンツ・バックパック(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

はっ水、防風性の高いナイロン素材に、内側はシープスキンのファーを使用した、とことん機能性にこだわったミリタリーコートは、サンローランの誇るシグネチャーのひとつ。甘さを徹底的に省いたアウトドアなスタイルに、白いふわもこの表面感がキュートなメンズのバックパックをワンポイントにしつつ、コーデュロイのブラウンカラーの細身パンツを合わせて軽快に。

【11】黒コート×柄パンツ×黒ニット

コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ベスト(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(ADORE)ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(エストネーション〈エストネーション〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ベスト(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、パンツ(ADORE)ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

マキシ丈コートの存在感に負けない、ゆったりとしたワイドパンツを合わせ、余裕ある着こなしを。しっとりとしたコート、なめらかなハイゲージニット、ふんわりとしたミンクベスト…多彩な風合いを重ねると、着こなしに深みが出ます。

【12】黒コート×白パンツ×黒ニット

コート・ニット・ストール・パンツ・バッグ・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
コート・ニット・ストール・パンツ・バッグ・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

黒タートルニットとレザー入りのガウンコートに白パンツを合わせた、モノトーンのシンプルシックなパンツスタイル。プレシャスレザーのバッグとファーストールの立体的な素材感で、リッチな華やかさをプラス。

【13】黒コート×チェックパンツ×白ブラウス

コート・ブラウス・パンツ・バッグ・ピアス(クリスチャンディオール〈ディオール〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年
コート・ブラウス・パンツ・バッグ・ピアス(クリスチャンディオール〈ディオール〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

薄くて軽いのに、しっかりと暖かさもあるヴァージンウールのフェルト生地を使ったダブルブレストコート。ボタンを留めると、体の線になだらかに沿うようウエストシェイプされたAラインシルエットが出現。シアーブラウスのフェミニンさも、チェック柄パンツのマニッシュさも受け止めて、品よくまとめ上げる懐の深さが魅力です。凝った意匠のチェーン使いが特徴のキルティングバッグをポイントに。

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