内側から、美を意識したレシピで体を整えてみませんか。フードコーディネーター・菅野尚子さん提案の、野菜たっぷりビューティレシピをお届けします。
今回は、美肌食材がたっぷり!「生姜の香る、麦みその豚汁」をご紹介。お正月3日目は、「三日とろろの日」と言い、胃を休めるものをいただく風習も。胃腸に優しい、アレンジレシピは必見です!
フードコーディネーター・惣菜管理士(今回のレシピ作成・スタイリング担当)
美肌食材を贅沢に使用!野菜のうまみが溶け出した「生姜の香る、麦みそ豚汁」レシピ
麦みそ豚汁は、ジアスターゼ・ビタミンCが豊富な「大根」、必須アミノ酸を含む「みそ」、代謝アップに効果的な「生姜」、カロテンを含む「にんじん」など、美肌食材をふんだんに使用します。
生姜の香る、麦みその豚汁(4人分)
【用意するもの】
豚バラ薄切り肉・・100g
大根・・60g
にんじん・・30g
ながねぎ・・1/2本
しいたけ・・50g
生姜・・1/2かけ
ごま油・・大さじ1/2
だし汁・・4カップ
麦みそ・・大さじ4
小ねぎ・・適量
*今回「麦みそ」は、「鹿児島の麦みそ」:はつゆき屋を使用しています。
【作り方】
豚バラ肉を4cm幅にカットします。大根とにんじんは5mm幅のいちょう切り、ながねぎは5mm幅の斜め切り、しいたけは5mm幅の薄切りに。生姜はすりおろしておきましょう。
鍋にごま油を熱し、豚肉を中火で炒めます。色が変わったら、大根・にんじん・ながねぎ・しいたけ・生姜をプラス。さっと炒めましょう。
だし汁を加えて沸騰したらアク取りを。そのまま10分中火で煮ます。一旦火を止め、みそを溶き入れてください。火を止めてからみそをプラスすることで、香りを存分に楽しめます。
器に盛り、小ねぎを散らせば出来上がり!ごま油で炒めてから煮ることで、汁にうま味が溶け込んで、味に深みのある豚汁に仕上がります。
「麦みそ豚汁」のビューティ食材はこちら!
\ビタミンCが豊富で、胃腸にも優しい「大根」/
冬野菜の定番大根は、消化酵素ジアスターゼがたっぷり。新陳代謝を良くして、美肌効果を期待できます。また、大根はビタミンCも豊富!コラーゲン生成をサポートして、肌のハリを保ちます。メラニン色素を抑制して、美白効果に繋げるなど肌に嬉しいことだらけ。
そのほか、豚汁に欠かせないみそは、生命維持に必要な必須アミノ酸が多く含まれます。時には「飲む美容液」と呼ばれることも。肌の保水力をアップする働きがある、グルコシルセラミドもたっぷり!肌を整え、潤いをキープします。アンチエイジング食材として、毎日の食卓に取り入れたい野菜です。
生姜は、血流を良くするので体がポカポカ温まります。代謝がアップすることで、体内の循環も良くなりむくみも解消。溜まった毒素が排出されることで、美肌効果も期待できます。
にんじんは、コラーゲンの生成を助けるビタミンCやβカロテンが豊富に含まれています。油と合わせると、βカロテンの吸収もアップ。美肌・美髪へ導くだけでなく、視力維持、粘膜や呼吸器を守る働きもある優秀食材です!
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野菜たっぷり、胃腸に優しい麦みその豚汁は、いかがでしたでしょうか?「豚肉×みそ」の好相性食材を組み合わせた美肌メニューをぜひ、お試しください。
次回Vol.8は「エゴマスタードとビーツのポテトサラダ 」です。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 熊坂 勉
- EDIT&WRITING :
- 加藤朋子
- レシピ作成・スタイリング :
- 菅野尚子