ウェスト位置に注目!ヴィクトリア・ベッカムのスタイル変遷4カット

スパイス・ガールズ時代から、ひとりクールに異彩を放っていた彼女が、いつしかシンプルラグジュアリー派のデザイナーとしてファッションアイコンに。163cmの身長で、折々の流行パンツをはきこなしながら貫くブレのないおしゃれには、学ぶべきものがありそうです。

この記事では、自分らしいスタイルを貫いて、世界から注目を集める彼女の、変わらない「スタイル」と錆びない「センス」を、2014年、2016年、2018年、2019年の4つのスナップの「微差」から検証します。

カジュアルなこなれ感で、パンツのシルエットの変化に対応!

トレンドの変化で、丈が長くなるにつれ、ウエストの位置も変化。基本的にローライズのこなれた着こなしが得意だったヴィクトリア・ベッカムも、ジャストウエストを意識しています。スムーズに移行できるよう、オールインワンにしたり、フレアパンツにしたりと工夫が施されています。

■2014年

セレブ_1,大人コーデ_1
©Splash/AFLO

実業家としてジャケット着用が増えたころです。端正なスモーキングジャケットに、足首魅せで。

■2016年

セレブ_2,大人コーデ_2
©Backgrid/AFLO

肩で風切るようなトップの迫力が彼女らしい。くるぶし丈パンツには白スニーカーで清潔な抜け感を。

■2018年

セレブ_3,大人コーデ_3
©The Mega Agency/AFLO

流行のオールインワンは、ほっそりウエストマーク。全体のバランスで裾を軽やかにロールアップしています。

■2019年

セレブ_4,大人コーデ_4
©Splash/AFLO

お決まりのローライズは影をひそめミドルウエストでタックイン。女らしくはく日はハイヒールに優雅な脚さばきのフレアパンツで。

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EDIT&WRITING :
藤田由美、喜多容子(Precious)