月に一度、旬のコーヒー豆を届けてくれる「定額制コーヒー」=「PostCoffee(ポストコーヒー)」とは?

ファッションやお取り寄せグルメのような高単価のものから、日常生活の必需品に至るまで、いまではスマホやネットから「ポチッ」と時短で買い物を済ませることが、当たり前になってきました。

月額固定料金で厳選された商品を届けてくれる頒布会や、作り手の想いや人物像を知った上で、直接買い付けができるサービスなど、お買い物のスタイルにも、ネットの新しい感性が加えたられたものが、続々と登場しています。みなさんはネットやスマホから、どんなお買い物をしていますか?

今回ご紹介するのは、月に1度、自分好みの旬の焙煎豆を自宅に届けてくれる"サブスクリプションサービス"の「PostCoffee(ポストコーヒー)」です。

スマホから、自分好みのスペシャリティコーヒーはどんなものか、出会ったことのない味を提案してくれたり、LINEでバリスタに相談ができるなど、オンラインならではのサービスが特徴的です。

東京・目黒通り沿いの住宅地に、2020年2月10日(月)オープンするコンセプトストアを訪ねました。

まるで珈琲豆の研究室のよう!「PostCoffee(ポストコーヒー)」のコンセプトストアに潜入

PostCoffeeのコンセプトストアは、JR山手線・目黒駅から程なく離れた目黒通り沿い、元競馬交差点の角にあります。近隣には、落ち着いたインテリアやソファーなどの調度品が、ゆったり並べられた昔ながらの喫茶店や、バリスタが店頭に立って、ていねいに淹れたコーヒーが楽しめるスタンドなどもある、高級住宅街です。

コンセプトストアのエントランス。
コンセプトストアのエントランス。
コンセプトストアの内観。
コンセプトストアの内観。

外から自然光が贅沢に挿し込むエントランスを入ると、芳醇なアロマが香り立つコーヒーショップのイメージとは一線を画した、研究室や工場のような雰囲気にびっくり。奥に焙煎エリアがあり、棚にはズラリと並べられた珈琲豆の入った瓶、そしてフロアのセンターには作業台のようなテーブルが置かれています。

実際、このコンセプトショップは「PostCoffee」の事務所・倉庫・工場機能も兼ねていて、焙煎・製品詰め・購入者への発送などの工程も、ここがベースになっているのだそう。

今後はこのフロアで、ワークショップなどの体験イベントも展開予定なんだとか。人がたくさん集まっても大丈夫なように、敢えて座席を置かず、空間にも余白を残しているんですね。

自分のコーヒーの好みを覆すような、新たなフレーバーとの出逢い

理科の実験室みたいです。
理科の実験室みたいです。

ズラッと並べられた瓶には、ひとつひとつのフレーバーが印字された、カラフルなラベルが貼られています。産地・テイストの特徴・焙煎方法など、系統別にカラーリングされているとのこと。

深煎りでコクのあるもの、浅煎りで酸味が強くフルーティなアロマが特徴、などなど、さまざまな組み合わせがあるコーヒー豆のセレクト。好みの味や注文履歴などのデータを分析していくと、自分ではまさか選ばなかったであろう、未体験の味ともマッチングしてくれるのは楽しみですね。

忙しくても、近所に店がなくても、スマホで手軽にコーヒー豆を注文できる!

まずはスターターキットでどんなものか試せるのもポイント!
定額制で、毎月3種のコーヒーがお手元に届きます。

PostCoffeeはスマホから注文、最短で翌日にはポストへ届くよう、商品のサイズ感やお届けまでのシンプルさも絶妙な設計が施されています。

気になるスペシャリティコーヒーのラインナップは、年間通して安定したテイストのブレンド1種と、旬に合わせたシングルオリジン30種以上。誰でも、どんなハンドドリップでも美味しいコーヒーに仕上がるように、焙煎と挽き方が最適化されているんだそう。豆のままでもお届け可能とのこと。

料金体系や取り扱っている豆の種類など、詳しい内容は公式サイトをチェックしてみて。

現在の人気フレーバーランキングTOP3を発表!

■第1位「BRA-08 Brazil Cachoeira da Grama(ブラジル トミオフクダ)」

「BRA-08 Brazil Cachoeira da Grama(ブラジル トミオフクダ)」¥1,280
「BRA-08 Brazil Cachoeira da Grama(ブラジル トミオフクダ)」¥1,280

一番人気は「BRA-08 Brazil Cachoeira da Grama(ブラジル トミオフクダ)」。ローストナッツの香ばしいアロマがふわっと香る程よい甘さのバランスは、ミルクチョコレートのような優しい口当たりで、誰もが親しみやすい味。ラテでいただくのが定番です。

■第2位「VIE-09 Vietnam Rolan(ベトナム ローラン)」

「VIE-09 Vietnam Rolan(ベトナム ローラン)」¥1,280
「VIE-09 Vietnam Rolan(ベトナム ローラン)」¥1,280

第2位は「VIE-09 Vietnam Rolan(ベトナム ローラン)」。ベトナムのコーヒー生産量は、世界第2位。主に流通しているものは、缶コーヒーなどに用いられるロブスタ種になりますが、こちらはアラビカ種。ローストしたナッツのような香ばしい香りが特徴的です。集中したい時のお供におすすめ。

■第3位「ETH-02 Ethiopia Raro(エチオピア ラロ)」

「ETH-02 Ethiopia Raro(エチオピア ラロ)」¥1,280
「ETH-02 Ethiopia Raro(エチオピア ラロ)」¥1,280

第3位は「ETH-02 Ethiopia Raro(エチオピア ラロ)」。例えば、少し気分を変えたい時や、仕事を早めに切り上げてお出かけしたい時など、午後のコーヒータイムにおすすめ。ミックスベリーのフルーティさと、メロンの甘さ、漂う香りにうっとり。どんな方にも愛される仕上りになっています。

バリスタと相談しながらコーヒーを探せる!コンセプトストア

スペシャリティコーヒーへの興味関心を、スマホひとつで深めていけるのは素敵なことですね。

老若男女問わず、さまざまな人が行き交う目黒通り。しっとり落ち着いた東京の下町で、自分では選ぶことのなかった珈琲豆とあらたに出逢い、丁寧に淹れられた一杯を味わいながら有閑を過ごす贅沢。そんな体験を自宅に居ながらも実現してくれるのがPostCoffeeのすごいところ。 

コンセプトストアでは、スマホを使って好みの傾向診断を行い、スタッフの方から結果のカルテを元にした3種のフレーバーをおススメしてもらえます。バリスタからレクチャーを受けながら、実際に自分でハンドドリップを体験したものを、その場で試飲することができます。

どれにするか気に入った豆があれば、その場で注文して持ち帰ることができるというスタイル。会員登録してスマホで決済すれば、3種を持ち帰ることも可能です。

少し話しかけづらいバリスタさんにも、LINEを通じて知識を教わりながら、自分では選ばなかったような新しい豆に出会えるかも。はじめてスペシャリティコーヒーに挑戦する方にとっても、面白い体験ができそうですよ!

※掲載価格は、すべて税抜です。

店舗概要

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この記事の執筆者
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