「不知火」「甘平」「南津海」…なんの名前? 美味しい日本語をおさらい!

本日はまず、いきなりクイズと参りましょう。
【問題1】「南津海」ってなんと読む?
「南津海」という日本語の読みかたをお答えください。
<ヒント>おいしい果物の品種名です。

さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は… 南津海(なつみ) です。
比較的歴史の新しい、柑橘の品種の名称です。

温州ミカンに似た見た目ですが、「カラマンダリン」と「ぽんかん」の交配種で、やわらかく果汁が多く香りが良く、濃厚な甘みと、酸味のバランスの良さが特徴だそう。春から初夏にかけて出回る品種ということで、今年は、この先の季節のお楽しみにできますね。
なぜいきなり、柑橘の品種名クイズになったかと言いますと、3月1日が「デコポンの日」だからです。
「デコポン」の初出荷は平成3年3月1日。ここから15周年となる平成18年に、日本園芸農業協同組合連合会により「デコポンの日」が制定されたそうです。比較的歴史の新しい柑橘ながら、消費者にはすっかり、その名が認知されていますよね?

「不知火(しらぬい)」という柑橘品種の中でも、厳しい基準をクリアした、特に優れた果実だけが名乗ることのできる登録商標が「デコポン」なので、柑橘の品種が今ほど多くない時代、初めてこれを食した時のおいしさに驚かれた方も多いのでは?
これに続けとばかりに、昨今は、柑橘の新たな品種が次々と登場し、贅を競っています。
柑橘類というと、「こたつみかん」という言い回しがあるように、冬にはいくつでも食べられる手軽な果実、というのが、一昔前の印象でした。
目上の方へのご贈答にするならマスクメロンや白桃、最近であればマンゴーなどが高級感があって適しており、柑橘はもう少し親しい方向け…という認識の方も、まだまだ多いのではないでしょうか?
しかし、最近の柑橘類の進化は、本当に素晴らしいです!
筆者は5年ほど前、出回りはじめの「せとか」という品種を初めていただき、あまりのおいしさに仰天しました。華やかな香りの果汁がはじけるように広がり、思わず「何これ!?」と感嘆の独り言が口をついて出てしまったほど。「せとか」は「柑橘の大トロ」という異名でも呼ばれますが、その名がふさわしい、出色の食味です。
柑橘類というと「どんなに高級品でも、味の想像がまあまあつくわ」とお思いの方、新品種の秀品を、ぜひお試しください。
ゼリーのようにプルプルしていて芳香も素晴らしい「紅(べに)まどんな」、大変甘く、さのうがはじける食感に感動する「甘平(かんぺい)」など、柑橘類への意識が一変します。
絢爛豪華な新品種に出会えるのは、品質に対して研究熱心な農家の多い、日本ならではの至福だと思います!
…というところで2問目は、「絢爛豪華」から1文字、ピックアップしましょう。
【問題2】「爛れる」ってなんと読む?
「爛れる」という日本語の読み方をお答えください。
<ヒント>「絢爛」という熟語に使われる漢字が、こんなネガティブな読み方も持っているとは!

さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は・・・ 爛(ただ)れる です。

「爛」という字は「爛(あざ)やか」という読み方もあるのですが、この場合も成熟した華やかさを表すようで、「爛(ただ)れる」という読み方は、もともと「熟しすぎる」「熟し、崩れる」というニュアンスを持っているようです。
本日は、柑橘の新品種に関するトリビアと
・南津梅(なつみ) という柑橘の品種名、
・爛(ただ)れる
という日本語をおさらいしました。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:日本園芸農業協同組合連合会ホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱