この数年で飛躍的に新しいリゾートが登場しているスリランカ。2016年にオープンした「シャングリ・ラ ハンバントッタ ゴルフリゾート&スパ」は、スリランカのほぼ南端に位置しています。

周遊旅行が多いスリランカにおいて、1泊のみで通り過ぎてしまう日本人トラベラーが多いとか。それは、少々もったいない。1日ではサファリにアーユルヴェーダ、ゴルフ……、遊びきれないリゾートなのです。

「シャングリ・ラ ハンバントッタ ゴルフリゾート&スパ」から1時間前後で行ける国立公園が4つも!

バンダナライケ国際空港から車で約3時間30分。ティアドロップ型をしたスリランカのほぼ南端に位置する「シャングリ・ラ ハンバントッタ ゴルフリゾート&スパ」。

ホテル外観
ラージ、サンセット、キッズ、プールは3タイプあり、ゲストの住み分けがされています

ここから車で約1時間前後に、国立公園が4つもあります。実は、スリランカは「ここはアフリカか⁉」と思うほど、迫力のサファリが体験できます。

レンジャーが運転するジープに乗り込み、サバンナに暮らす野生動物たちをウォッチング。人気のヤーラ国立公園ではレオパード狙い、ウダワラウェ国立公園は象の群れが期待できます。

ウダワラウェ国立公園
水飲み場に集まっていた象。ウダワラウェ国立公園では象と遭遇できる確率大!

スリランカ初にして唯一のリゾートゴルフコースが登場!

58.5ヘクタールもの広大な敷地内には、スリランカにとって初、しかも唯一のリゾートゴルフコースがあります。

ゴルフコース
サファイアの採石場跡がゴルフコースに復活。スリランカ初&唯一のリゾートゴルフコースです

「シャングリ・ラ ゴルフ&カウントリーコース」は、世界各国でゴルフコースを手がけるロドニー・ライトが設計したパー70の18ホール・コース。ヤシのプランテーションや、インド洋を望む砂丘、湖を配したかつてのサファイア採石場など、変化に富んだ3つのゾーンから構成されています。

ゴルフ用品がレンタルできるプロショップやくつろぎのクラブハウス、電動カートも用意。ビギナーからベテランまで、手ぶらで行ってもプレイできます。

老舗ブランドとコラボ、ドクターが常駐するアーユルヴェーダ施設

「シャングリ・ラ」といえば、各プロパティで体験できる本格的なスパ・ジャーニーをお目当てにしているゲストも多いはず。こちらではスリランカという土地柄、アーユルヴェーダに主眼を置き、名称も「CHI アーユルヴェーダスパ」。

スパ①
アーユルヴェーダが体験できるスパ。手前はシロダーラ、奥はハーバルスチームバスのための設備
スパ②
スパのリラクゼーションスペース。蓮池に面したブランコスタイルのソファで余韻を味わえます

スリランカを代表するアーユルヴェーダの老舗ブランド「シッダレパ」とパートナーシップを組み、豊富なノウハウを共有。アーユルヴェーダドクターも常駐しています。すべてのアーユルヴェーダのトリートメントで、ドクターがカウンセリングを行い、ゲストの体質を見極め、使用するオイルなどを決めます。

施術に専念できるよう、トリートメントルームはすべてシングル。池に浮かんだ、2面の壁が開放できる部屋タイプは、自然との一体感も味わえそう。また、ハーバルスチームバスを置いている部屋タイプもあります。使用するオイルも、ハーブもすべて天然、ケミカルは一切使用していません。

ビーチ
パラソルなど、人工物が視界にあまり入らないビーチが約1.5キロ続いています

サファリ、ゴルフ、アーユルヴェーダといろいろと体験できますが、何もしないということも選択肢。リゾートの目の前にはターメック色をした約1.5キロものビーチが広がっています。サボテンが縁取る、野趣あふれるビーチには、パラソルの列はなく、2台のカバナが置いてあるのみ。あるがままの天然ビーチに波が打ち寄せています。

スリランカらしさを巧みに取り入れたエレガントな客室

客室数は274。メイン棟を中央に、海と並行して5つの客室ウィングが配置されています。海に向かって右側がカップル向け、左側がファミリー向け。ビューは、ゴルフコースのグリーン、トロピカルガーデン、インド洋の3タイプがあります。

憧れは、ジャナパティスイート。見上げるほど天井が高く、床は大理石。淡いブルーやイエローの色使いが、爽やかな印象です。地元の職人による手作りの漆細工なども、目を楽しませてくれます。ダイニングやリビング、バスルームに加え、スパルームやキッチン(シェフ用)もあります。

ジャナパティスイート・リビング
ジャナパティスイートのリビング。テーブルの上の漆細工などのスリランカの伝統工芸と、コンテンポラリーなアートが融合しています
ジャナパティスイート・ベッドルーム
ジャナパティスイートのベッドルーム。テラス越しにインド洋を望みます

ジャナパティスイートはテラスエリアを広くとっているのが特徴。海に面したテラスにはバスタブやデイベッド、チェアなどが置かれ、ここで過ごす時間が長くなりそうです。

ジャナパティスイート・テラス
テラスのスペースがたっぷり! バスタイムや読書、食事、なにかとここに集まりそう

地元の職人たちを支援するアルチザンビレッジが敷地内に

敷地内には、小さな村のような「カダマンディヤ(地元の言葉で“マーケットプレイス”の意味)」と呼ばれる一角があります。ここは小屋ごとにアーティストや職人が作品を展示販売する工芸村。小屋ごとに、伝統的な漆細工やろうけつ染め、象の置物など、作品はバラエティ豊か。夜には伝統舞踊や音楽の演奏も定期的に開催されています。

ビレッジ、カダマンディヤ①
地元のアーティストや職人の作品が並ぶビレッジ、カダマンディヤ。
ビレッジ、カダマンディヤ②
地元職人による手作りの漆の入れ物

地元の文化を感じつつ、野生動物と出会い、アーユルヴェーダで癒され……。多角的にスリランカを体験できる海辺のリゾートです。

レストラン
スリランカ料理とアジア屋台料理など、レストランは2カ所。バー&ラウンジも2カ所あります
水遊びのスペース
キッズプールの近くには、子供たちが喜びそうな水遊びのスペースが。空中ブランコの施設もあります

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この記事の執筆者
ダイビング雑誌の編集者を経てフリーに。海外旅行専門誌でもビーチを担当。月に1~2回、海外を中心に国内外のビーチリゾートへ通うこと、かれこれ四半世紀以上になる。女性誌の旅記事、ライフスタイル誌の連載、ウェブの連載ほか、共著に『奇跡のリゾート 星のや竹富島』など。世界のビーチガイド「World Beach Guide(http://www.world-beach-guide.com ) 」主催 好きなもの:海でボーッとすること、ボディボード、ダイビング、ビーチパーティー、Jazztronik、H Zettrio、渋谷Room
公式サイト:古関千恵子ホームぺージ
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WRITING :
古関千恵子
EDIT :
安念美和子、大西瞳(イクシアネクスト)