【目次】
アイカラーの「基本の塗り方」と「塗る範囲」
塗る順番はこれから先も変わらない
まずはアイホール全体に、明るい色を塗り、まぶたのくすみ感を消します。最も迷うのは、ミディアムカラーを塗る範囲です。目を開いたときに、二重まぶたの人は目の縁から眉までの距離の3分の1から3分の2まで、一重の人は3分の1までというのが目安。ダークカラーは最後に目の際にライン状に入れていきます。顔そのものと流行の変化に合わせて、アイメイクはシーズン前にアップデートが必要だと言いました。とはいえ、これから先も変わらないことがあります。上まぶたはアイホールにライトカラーをのばしたあとは、アイライナーを除き、濃い色から順に塗ること。また下まぶたも上まぶたと同様に、必ずミディアムカラーを加えることです。
■厄介な「まぶたくすみ」は先に取る
■ダークカラーを際に塗る
■二重ラインの上まで、ミディアムカラーを重ね塗る
■下まぶたの際に、ライン状に塗る
10年前とは違います! この冬、マスク美人になれる「アイカラー」の色選びと塗り方
奥二重さんのためのアイメイク3選
【1】「腫れぼったい」を解消! ブラウンアイシャドウとアイライナーの使い方
カラーアイシャドウで色をのせるときは、ブラウンアイシャドウでまぶたに彫りを仕込む
「重たい印象のまぶたに直接明るい色をのせると、いっそう腫れぼったく見えてしまいます。明るい色のアイシャドウをのせる場合は、あらかじめブラウンのアイシャドウでまぶたに彫りを仕込んでおくことがマストです。使いたいカラーとブラウンがひとつになったパレットを選ぶと重宝します。仕上げにブラウンのペンシルアイライナーで目のキワにラインを入れると、引き締め効果がさらにアップ」(ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん)。
【まぶたをスッキリ見せるアイメイク5STEP】
<STEP.1>ブラウン2色を混ぜてアイホールに
アイシャドウパレット(THREE)の左下と右上を指で混ぜとり、アイホールよりやや広めに広げて彫りをつくります。
<STEP.2>目の下にもブラウンをオン
先ほどと同様に、左下と右上のブラウンをブラシで混ぜてとります。ブラシを目の下の目尻側に置き、目頭に向けて動かし色をのせます。
<STEP.3>パープルを重ねる
アイシャドウパレット左上のパープルを指にとり、STEP.1のブラウンより少し内側に重ねます。
<STEP.4>目の下にゴールドをオン
アイシャドウパレット右下のゴールドをブラシにとり、目の下涙袋の上に薄くのばします。
<STEP.5>ブラウンのアイラインを引く
ブラウンのペンシルアイライナー(THREE)で目の上のキワにラインを引いて、目元を引き締めます。
【色をのせてもまぶたの重さを感じさせない仕上がりに】
下垂したまぶたをスッキリ見せる、「目力復活アイメイク」の極意とは?
【2】大人にふさわしい若見え&優しげ見えが叶うアイメイク
アイカラー・アイライン・マスカラの3点セットをすべて赤み系にして今旬の血色感目元に
黒を使わない代わりに、目の際に影色を仕込むこと、赤み色は躊躇せず大胆に使うこと、これこそが “脱・黒”アイメイクのポイント。アイラインもマスカラも赤み色でコーディネートすることで、見慣れた目元が鮮やかに一新されます。
【黒を使わなくても目がぼやけない!“脱・黒”アイメイク6STEP】
<STEP.1>クマやくすみなどのネガティブを光色で消す
<STEP.2>黒の代わりに影色で骨格を強調し目力アップ
<STEP.3>赤み色の華やかさでメイクがきまる
<STEP.4>さらに赤みをプラスして眼差し印象を強化
<STEP.5>アイラインも黒は使わない。赤み色でしっかり締まる
<STEP.6>赤み系のマスカラでも生え際と黒目は強調できる
マスクを取ったら最旬メイクに更新!“脱・黒アイメイク” で顔印象をブラッシュアップ
【3】エレガントな透け感血色アイメイク
透け感血色アイメイクのポイントは、ブラックレスで仕上げること
赤みブラウンのアイシャドウは旬のカラーで、肌に血色感が宿るため、表情が生き生きとして見える秀逸カラーです。そのなかでも、ソフトマットな質感で、さらに透け感のあるシアーな発色だと、肩肘張りすぎていない優雅な印象を醸し出すことができます。 ただマットな質感は、ともすると老けて見えてしまうことが。でも、繊細なパール感のあるゴールドを合わせて使うことで、より肌なじみがアップし、マットさに軽やかさも出て、誰もが使いこなせる絶妙なバランスになるのがこのパレットのすごいところ。 さらに、アイラインもマスカラも黒ではなく、同じ赤みを感じさせる色で揃え、ふわっとした柔らかい雰囲気にトータルでまとめてみて。
【ふんわりフォギー、赤みブラウンで統一されたエレガントなアイメイク4STEP】
<STEP.1>黄みとパール感を先に忍ばせる
Aを上まぶた全体+鼻筋の脇に沿ってブラシでぼかす。次にBを二重の幅にチップでのせる。赤みブラウンを肌なじみよくするために、先に黄みと上質なパール感とを仕込んでおく。
<STEP.2>黒目の上を中心に赤みブラウンをのせて
Cをブラシにとり、で二重の幅にのせたゴールドに重ねるように目の際からのせていく。二重の幅を越えたら、黒目の上を中心にしてアイホール全体になじませて。
<STEP.3>ラインは細めに引いて
アイライナーのペン先くらいの細さで、目の際に目頭からラインを引いていく。目尻は気持ち長めに引くと、エレガントな印象に。ラインの上にDをチップで重ねてヨレ防止に。
<STEP.4>ボルドーのマスカラは下まつげにも効かせる
ビューラーでまつげを整えてから、上まつげにまずマスカラをまんべんなく塗っていく。次は下まつげに塗る。ブラシを縦にして持ち、左右に振りながら塗って毛を立たせつつ塗る。
シャネル、トム フォード、アンプリチュードで仕上げる【表情が生き生きと輝く】赤みブラウン・アイメイク術
奥二重におすすめのアイメイクアイテム
◆SUQQU「シグニチャー カラー アイズ 13」(左)
花びらから抽出されたような赤み色のパレット。
マスクを取ったら最旬メイクに更新!“脱・黒アイメイク” で顔印象をブラッシュアップ
◆アルビオン「エクシア リクイッド アイライナー WN61」
明るいワインレッドのライナーで、きつく見られがちな奥二重やつり目を柔らかに見せながら、大きく明るく見せるベストカラー。ハリのある筆でまつげの隙間に入り込み、ガタつかずキレイなラインが描ける。
ディオール、NARS…顔の印象が明るくおしゃれに!「美人レッド」コスメ8選
◆ランコム 「イプノ ドールアイ ウォータープルーフ N ソーブラック」
水よりも軽い、特殊な処方の液がさらりとまつげに絡みつき、セパレート力のある緻密ブラシがまつげを縦に横に大きく広げる。カール力を長時間キープするので、たるみまぶたを持ち上げ、目を大きく見せる効果が。セパレート力のあるブラシでダマにならず自然な長さとカールを演出。さらに、数種のワックスが光沢感のあるまつげに仕上げる。ウォータープルーフタイプ。湿気や涙ににじみにくく、24時間美しい仕上がりが続く仕様に。
奥二重のまぶたをグッと上向きに「ランコム」秀逸マスカラにフォーカス!
※掲載した商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部