40~50代のための春の白スカートコーデ集。ロング白スカートや、タイト白スカートなどを大人らしく着こなした春コーデを、ラグジュアリーマガジン『Precious』からピックアップしました。白スカートの装いを洗練させるお手本コーデを参考に、春のおしゃれを楽しみましょう。

【目次】

40~50代からの春の白スカートコーデ


【1】白チュールスカート×グレーブルゾン

ブルゾン・トップス・スカート・靴 (アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・バングル (ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ブルゾン・トップス・スカート・靴 (アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・バングル (ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

コロンとしたボンバーブルゾンは、ふんわりと広がるチュールスカートと相性抜群。マットなグレー×透け感のあるグレー…絶妙な淡色の濃淡が、春の日差しに心地よい。

【2】白スカート×白ジレ

撮影/®AFRO BY:『Precious4月号』小学館、2020年
撮影/®AFRO BY:『Precious4月号』小学館、2020年

スペイン・レティシア王妃の、盛装感のある全身白のスーツスタイルは、ノースリーブでこなれた雰囲気。靴&バッグをベージュのスエード系でまとめているのも、レトロシックに見せる秘訣です。

【3】白スカート×白ニット

ニット・スカート・スカーフ・ベルト・イヤリング・バングル・バッグ・靴(グッチ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ニット・スカート・スカーフ・ベルト・イヤリング・バングル・バッグ・靴(グッチ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

トラッド回帰の潮流を受けて、ゴールドボタンのあしらいが今また新鮮。端正な雰囲気はそのままに、旬を加えるなら、ゴールドボタンのスカートでさりげなく。ニュートラを彷彿とさせるスカートは、ラップ風のデザインやアシメトリーなシルエットに、グッチらしい遊び心が。時代の先端を走りつつ、王道も知るブランドならではの感性が、スカート一枚に凝縮。あえて色を差さずに、黒スカーフやアリゲーターのバッグで、モノトーンならではの洗練感を楽しみたい。

【4】白スカート×ベージュコート×イエローニット

ニット・スカート(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、ジャケット(ebure)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、チェーン・トップ・ブレスレット・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ニット・スカート(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、ジャケット(ebure)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、チェーン・トップ・ブレスレット・リング(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

ライトなトーンでまとめたベージュ×白にイエローを加えた「トリコロール配色」は、パッと花が開いたような幸福オーラでだれからも愛される着こなしを演出。なかでも明るく澄んだイエローは、肌色が冴え、ヘルシーな女らしさを表現してくれる美人効果も見逃せません。

洗練ポイントは、大人の女性らしいベージュ×白の知的シンプルな着こなしから浮かない分量感。あくまで自然に、印象を春モードに導くスパイス使いをマスターしましょう! ニットの襟元やそで口、すそに、ベージュや白、ブラウン、ブラックのラインをちりばめたデザインが新鮮。ジャケットオフしたときに、装いから浮かない決め手にも。

【5】白チュールスカート×ベージュコート×黒ニット

コート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ニット(トラデュイール)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ブレスレット・バングル(エスケーパーズオンライン〈ハム〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴/オーダー価格(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年
コート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ニット(トラデュイール)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ブレスレット・バングル(エスケーパーズオンライン〈ハム〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴/オーダー価格(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年

高級スーピマコットンのシャンブレーツイル生地で仕立てた、イレーヴの定番人気のトレンチコート。テーラリングの美しさが冴えるトレンチが、チュールスカートの甘さを程よく抑えてくれます。J&M デヴィッドソンの定番バッグ「カーニバル」と、J.M. WESTONのウィングチップの白シューズが、躍動的な雰囲気を加えて。

【6】白プリーツスカート×ピンクカーディガン×白Tシャツ

カーディガン(J&M デヴィッドソン 青山店)、Tシャツ(ブラミンク)、スカート(三崎商事〈マロ〉)、 時計・リング・イヤリング(ブシュロン)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious2月号』小学館、2020年
カーディガン(J&M デヴィッドソン 青山店)、Tシャツ(ブラミンク)、スカート(三崎商事〈マロ〉)、 時計・リング・イヤリング(ブシュロン)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious2月号』小学館、2020年

肩がけカーディガンとふんわりスカートでレディライクに。シネマ女優のような王道の組み合わせは、好感度が抜群。レーシーなニット素材のプリーツスカートがこなれ感をプラス。

【7】白スカート×シルバートップス

トップス・スカート(キートン)、ストール(ウールン商会〈ペセリコ〉)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious7月号』小学館、2018年
トップス・スカート(キートン)、ストール(ウールン商会〈ペセリコ〉)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

ニュアンスカラーは、ラグジュアリーで洗練された印象だけれど、膨張して見えそう…。そんな悩みを解消した淡色グラデーションの「すっきり見せ」を叶える夏のスカートスタイルです。

【8】白スカート×ネイビートップス

トップス(ザ シークレットクロゼット神官前〈シクラス〉)、スカート(ADORE)、時計・ピアス・ペンダント・バングル・リング(ピアジェ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年
トップス(ザ シークレットクロゼット神官前〈シクラス〉)、スカート(ADORE)、時計・ピアス・ペンダント・バングル・リング(ピアジェ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

程よくゆとりのあるトップスと、動きのあるスカート。このバランスが、王道の「すっきり見せ」配色の着こなしを鮮度アップ。上下で視線が分断されないように、足元でネイビーをリフレイン。アンクルストラップ&チャンキーヒールが、今らしさと上品な印象をさりげなく演出。

【9】白スカート×イエローブラウス※

ブラウス・スカート(コロネット〈ニナ リッチ〉)ベルト・バッグ(トッズ・ジャパン)、バングル(エルメスジャポン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート(コロネット〈ニナ リッチ〉)ベルト・バッグ(トッズ・ジャパン)、バングル(エルメスジャポン)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

オフィスの定番的なブラウススタイルが、くすみイエローの「クミン」で夏らしくエキゾチックにアップデート。清新な白とのコンビネーションで、会議やプレゼンにも万全な、爽やかで知的なスタイルに仕上がって。バングルで取り入れたグレージュが、クミンと絶妙なニュアンス配色を奏でます。

メインのブラウスはきちんとしたシャツ風デザインながら、ゆったりとしたビッグシルエットで、さりげなく今の気分を表現。艶やかなシルクサテンは肌映りがよく、大人にうれしい。

【10】白スカート×ライトベージュブラウス

ブラウス・スカート(ebure)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ブラウス・スカート(ebure)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年

ドロップショルダーのブラウスと、オフ白の薄地プリーツスカートにトップスと同素材のパネルを重ねるラップデザインスカートでつくるフェミニンスタイル。ライトベージュ×オフホワイトというカラーグラデーションに、ゴールドに輝くジュエリーとサンダルが、リッチな引き締め効果を発揮。スクエアフォルムのカゴバッグで、季節感を品よく香らせて。

【11】白スカート×白ジャケット

バッグ『ヴィヴ カバ』(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、リング(サザビーリーグ〈ホーセンブース〉)、ジャケット・スカート(コロネット〈ニナ リッチ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ジャケット・スカート(コロネット〈ニナ リッチ〉)、バッグ『ヴィヴ カバ』(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、リング(サザビーリーグ〈ホーセンブース〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious7月号』小学館、2019年

爽やかな印象をもたらす、ライトブルーのバッグを、サファリジャケット×ワイドパンツという、ハンサムな着こなしの主役に。スモーキーで控えめなブルーだからこそ、オンタイムから休日までシーンレスで活躍。気負いなく楽しめるきれい色のバッグがひとつあると、着こなしの幅はぐんと広がって。

【12】白スカート×グレージュカーディガン×白シャツ

シャツ(キートン)、スカート(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店)、カーディガン(スローン)、バングル(エスケーパーズ〈LIZZIE FORTUNATO〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
シャツ(キートン)、スカート(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店)、カーディガン(スローン)、バングル(エスケーパーズ〈LIZZIE FORTUNATO〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

春先はグレージュのシルクカーディガンをはおって、初夏は一枚で、とコーディネートをスライドできるのも、ノースリーブシャツのうれしい点。清涼感のあるオールホワイトのコーディネートに採用して、鮮度を上げて。ウォータースネークを部分使いした構築的なバッグやボリュームバングルで、大人の迫力を添えるのも忘れずに。

【13】白スカート×ネイビーブラウス

ブラウス(Vince 表参道店)、スカート (ロンハーマン)、ピアス・リング (TASAKI )バッグ(ストラスブルゴ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ブラウス(Vince 表参道店)、スカート (ロンハーマン)、ピアス・リング (TASAKI )バッグ(ストラスブルゴ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

休日に活躍するのは、肩ひじ張らず、エレガントに映るブラウス。話題のレストランを訪れる日は、上質なシルク素材でありながら、ビッグフォルムのTシャツのようなリラックス感のあるトップスを主役に。白のエコレザーのスカートを合わせ、リュクスかつ軽やかに。クラスアップには、クロコダイルのバッグが効果的。

【14】白スカート×黒ジャケット×黒ブラウス

ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス・スカート(オールウェイズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス・スカート(オールウェイズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

黒のノーカラージャケットは、インに合わせるアイテムで表情を変えられるのが魅力。格も華やかさも必要な場では、幅広ボウの艶ブラックブラウス+セミマットな白のストレートスカートをコーディネート。ミックス素材のバッグとスエードのパンプスを投入して、端正なシルエットにモードな遊び心や洗練された色香をトッピング。ラグジュアリーな個性が香って、一目置かれる着こなしに。

【15】白スカート×グレージャケット×グレートップス

トップス(wb)、スカート(ADORE)、ピアス・ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、バングル(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年
トップス(wb)、スカート(ADORE)、ピアス・ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、バングル(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ジャケットと共布のトップスとそろえで着ることで、きちんと感をアップ。白のミモレ丈スカートに、グレーパールで品よくまとめて。

【16】白スカート×シルバートップス

トップス(コロネット〈エアロン〉)、スカート(キートン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダスポート〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
トップス(コロネット〈エアロン〉)、スカート(キートン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダスポート〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ハトメをあしらったマリンテイストの白いスカートを主役に、ボリュームスリーブのシルバートップスで遊び心をプラス。小物は明度の高い色をちりばめて、夏にふさわしい清涼感を演出。

40~50代からの春の白ロングスカートコーデ


【1】白ロングプリーツスカート×グレージャケット

ジャケット・スカート・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・スカート・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス (ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

透け感のあるチュールを加え、ボリュームをもたせた白のプリーツスカートを合わせ、軽快なジャケットスタイルに。ジャケットは、共ベルトでウエストマークすることで、ボリュームボトムともバランスよく着こなせます。

【2】白ロングプリーツスカート×黒ニット

ニット(スローン〈スローン〉)、‘アダワスのスカート・‘ヒロタカのピアス・バングル(showroom SESSION)、バッグ(スーパー エー マーケット〈VANINA〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ニット(スローン〈スローン〉)、‘アダワスのスカート・‘ヒロタカのピアス・バングル(showroom SESSION)、バッグ(スーパー エー マーケット〈VANINA〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

サマーホワイトの鮮度を上げる、大人の肌見せ。下半身が重く見えるロングスカートには、ノースリーブトップスで肌を出して抜け感をつくるのが効果的。さらに足元もヌーディなフラットサンダルを選択。

【3】白ロングチュールスカート×黒ニット

スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ニット(スローン〈スローン〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、ピアス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ニット(スローン〈スローン〉)、サングラス(プロポデザイン〈propo〉)、ピアス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

やわらかなグレーの陰影を宿しながら、軽やかに躍動するロング丈のチュールスカート。黒のハイネックトップスに合わせて、着る人の個性をいきいきと物語るシック&シンプルの「今」を楽しんで。

【4】白ロングチュールスカート×グレーニット

スカート・レイヤードデザインニット(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
レイヤードデザインニット・スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

ふんわりしつつもふくらみすぎないシルエットを計算し尽くしたチュールスカートは、トップスを選ばず活躍。パンツスタイルに合わせることが多い、白シャツ+グレーのカーディガンのレイヤード風ニットとも相性抜群。

ウエスト位置を高く見せるレザーベルトの装飾と、スカートの軽やかなボリュームが、大げさにならないフィット&フレアシルエットを演出。淡いグレーの着こなしをすっきり見せつつ、辛口フェミニンな印象に。

【5】白ロングプリーツスカート×ネイビージャケット×白ニット

ジャケット・ニット・スカート(ebure)、ピアス(ブランドニュース〈リーフェ ジュエリー〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ジャケット・ニット・スカート(ebure)、ピアス(ブランドニュース〈リーフェ ジュエリー〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

上質なテキスタイルを扱うイタリア「メンキ」社の、ハリとしなやかさを併せもつリネンのジャケットと、J.M. WESTONの白ローファーというメンズライクな組み合わせに、ロングのプリーツスカートを合わせてフェミニンさを加えた、凛々しいジャケットスタイル。

【6】白ロングプリーツスカート×ネイビーカットソー

靴(ストラスブルゴ〈ブラク ウヤン〉)、カットソー(スローン)、スカート(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、バングル(TOMORROWLAND〈CATHS〉)、バッグ(ebure〈センシ スタジオ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年
カットソー(スローン)、スカート(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、バングル(TOMORROWLAND〈CATHS〉)、バッグ(ebure〈センシ スタジオ〉)、靴(ストラスブルゴ〈ブラク ウヤン〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

風をはらんで優しく揺れる、白のプリーツスカートを、甘く転ばせず、これほどまでにかっこよく着こなすことができたら、どんなに素敵でしょう。引き算の着こなしを楽しむように、トップスはごくごくシンプルなノースリーブを。そのぶん、足元にはモノトーンのグラフィカルなサンダルで、小気味いいアクセントを加えて。

【7】白ロングスカート×白シャツ

シャツ・スカート(ステラ マッカートニー ジャパン)、時計『セルペンティ スピーガ』・リング『ビー・ゼロワン デザイン レジェンド』(ブルガリ ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年
シャツ・スカート(ステラ マッカートニー ジャパン)、時計『セルペンティ スピーガ』・リング『ビー・ゼロワン デザイン レジェンド』(ブルガリ ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ハリのあるコットンシャツ地に、ギャザーをたっぷりと寄せたプルオーバートップス。首の後ろ側だけシャツ襟が立ち上がって、広く開いたデコルテを華麗に縁どります。大胆なスパイラルを描く、ホワイトセラミック・ブレスレット時計の都会的な光沢が、圧倒的にモダンなスタイルに仕上げて。

【8】白ロングスカート×黒ニット

スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、ハット(アングローバルショップ 表参道〈エクア アンディーノ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈ペリーニ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店〈カルトガイア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年
ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ハット(アングローバルショップ 表参道〈エクア アンディーノ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈ペリーニ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店〈カルトガイア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ほんのりとした透け感のあるコットンヴィスコース素材のやわらかなスカートは、分量感があっても軽やか。繊細なフリンジが上品になじみつつも、華やかな存在感を発揮!

甘くフェミニン度の高いマキシ丈スカートをカジュアルに着こなすには、濃い色のシンプルトップスを合わせるのが鉄則。ナチュラルなストロー系の小物で、涼やかで優しい印象をプラス。

40~50代からの春の白タイトスカートコーデ


【1】白タイトスカート×黒ブラウス

スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ブラウス(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、バッグ(ブルガリ ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ネックレス(インドゥエリス) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉)、スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ(ブルガリ ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ネックレス(インドゥエリス) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

仕事のあと、観劇に向かう日を想定したコーディネート。サイドに深いスリットが入った、可憐な花柄ブラウスを主役に。大人にふさわしい適度な肌見せが、ひそやかなおしゃれ心を満足させてくれます。合わせたボトムは、上品な白のひざ下丈スカート。コントラストの効いた配色で潔く。

【2】白タイトスカート×ブラウンカーディガン×白シャツ

シャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、カーディガン(ブルネロ クチネリ ジャパン)、スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ネックレス(インドゥエリス)、バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴(セルジオ ロッシ)、、眼鏡(プロポデザイン〈propo〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
シャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、カーディガン(ブルネロ クチネリ ジャパン)、スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、ネックレス(インドゥエリス)、バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴(セルジオ ロッシ)、、眼鏡(プロポデザイン〈propo〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

手編みの温もりを感じさせるブラウンのローゲージカーディガンに、きりっと白シャツ&オフ白のタイトスカートを合わせた、人前で話すときを想定したスタイリング。

【3】白タイトスカート×ブラウンコート×ブラウンブラウス

ブラウス(クロエ)、コート(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、靴(ジャンヴィトロッシ ジャパン)、バッグ(クロエ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス(クロエ)、コート(マックスマーラ ジャパン〈エス マックスマーラ〉)、スカート(ミカコ ナカムラ 南青山サロン〈MIKAKO NAKAMURA〉)、靴(ジャンヴィトロッシ ジャパン)、バッグ(クロエ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

コートと絶妙に色を合わせたジオメトリック柄のレンガ色ブラウスを、白のハイウエストのタイトスカートにインした通勤スタイルです。

【4】白タイトスカート×グレーニット

ニット・スカート・ベルト(ebure)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ニット・スカート・ベルト(ebure)、ペンダント(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

秋の初めの仕事シーンで活躍するグレーの薄手ニットとスカートの着こなしは、ともすると地味な印象になりがち。アイボリーホワイトを投入したら、グレーの美しさを生かしながらもクリーンで優しい印象に。足元は軽やかなクリア素材×黒のパンプスで引き締めて、メリハリを。

【5】白タイトレーススカート×ベージュブラウス

ブラウス(ルック〈フィラージュ〉)、スカート(ADORE)、ピアス・バングル・リング(コロネット〈アントニーニ〉)、バッグ(バリー 銀座店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ブラウス(ルック〈フィラージュ〉)、スカート(ADORE)、ピアス・バングル・リング(コロネット〈アントニーニ〉)、バッグ(バリー 銀座店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ロールカラー+ボウタイがクラシカルな女性らしさを醸すモカベージュのブラウスは、スカートの裏地とさりげなくリンク。レースの繊細な美しさを際立たせつつ、統一感を演出してくれます。合わせたレーススカートは、モカベージュの裏地に白の繊細なレースを重ね、ウエストは横に、スカートの前後は縦に、黒のリボンレースをグラフィカルに配したひざ下丈。黒の小さめバッグで、程よい流行感を香らせるのも、大人ならではの技。

【6】白タイトスカート×黒ニット

スカート(エミリオ・プッチ ジャパン)、ニット(モールド〈チノ〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
ニット(モールド〈チノ〉)、スカート(エミリオ・プッチ ジャパン)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

フロントを彩る小さなゴールドボタンとスマートなシルエットが、「リッチな白」を印象づけるスカート。黒ニットとつくる休日のモノトーンは、サングラスやバッグなどモダン&スパイシーな小物使いで際立って。

【7】白タイトスカート×白トップス

トップス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ 南青山サロン〉)、眼鏡(ケリングアイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年
トップス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ 南青山サロン〉)、眼鏡(ケリングアイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ボーダー状にフリンジが施されたノースリーブトップスは、おしゃれ心をくすぐる可憐なデザイン。ピュア白がレフ板効果となり、顔周りがパッと輝いて。ハイウエストのひざ下丈スカートを合わせれば、大人にふさわしい旬のエレガンスに。

【8】白タイトスカート×白プルオーバー

プルオーバー(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、スカート(ebure)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/宮本直孝 BY:『Precious7月号』小学館、2018年
プルオーバー(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、スカート(ebure)、ピアス・ブレスレット(フレッド)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/宮本直孝 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

変形Vネックのスタンドカラーと、清潔感が漂うホワイトとの相乗効果で、聡明さにあふれた美人力を発揮するプルオーバー。コットン混のシャツ生地は、絶妙なハリ感としなやかさを兼ね備えた素材なので、きちんと感がありながらも女らしいニュアンスを演出します。ドロップショルダーと背面のギャザーによるふんわりシルエットを、タイトスカートで引き立てたオフィススタイル。全身白でもメリハリのある洗練された佇まいに。

【9】白タイトスカート×ベージュカーディガン×ベージュニット

カーディガン・ノースリーブニット・スカート(アオイ〈ポール カ〉)、サングラス(アイヴァン 7285トウキョウ)、リング(アルテミス・ジョイエリ)、ブレスレット(チェルキ〈ギャレッタ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
カーディガン・ノースリーブニット・スカート(アオイ〈ポール カ〉)、サングラス(アイヴァン 7285トウキョウ)、リング(アルテミス・ジョイエリ)、ブレスレット(チェルキ〈ギャレッタ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

縦ラインを強調しつつ、体にしなやかにフィットするリブニットのアンサンブルは、肌に心地よいコットン100%。大人っぽいサンドベージュに、カーキ色の大きめボタンが小粋なアクセントに。さっと肩がけして、大人の余裕で着こなしたい。

【10】白タイトスカート×白コート×ストライプブラウス

ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、コート(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、スカート(オールウェイズ〈Mikako Nakamura〉)、ピアス・ネックレス(TASAKI)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、コート(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、スカート(オールウェイズ〈Mikako Nakamura〉)、ピアス・ネックレス(TASAKI)、バッグ(ジャンニ キアリーニ 銀座店)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

フレアなそで口が今らしいストライプブラウスで、端正なコットンシルク仕立てのひざ下丈タイトスカートに、モードな遊び心をプラス。白のコートをはおった進化系セットアップスタイルに、キレのいい華やかさを演出してくれます。

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