新型コロナウイルス感染症の影響により、テレワークの推進や外出自粛が求められる中、ライフスタイルにもさまざまな影響が出ていることかと思います。
予防ヘルスケア×AIテクノロジー(人工知能)に特化した会社「フィンクテクノロジーズ(FiNC Technologies)」は、こうした背景を踏まえ、健康への価値観や課題意識などを考える「フィンク(FiNC)総研」を立ち上げ、新型コロナウイルス感染症対策の影響による、ライフスタイルの変化についてアンケート調査を実施しました。
ヘルスケアアプリ「フィンク(FiNC®︎)」のフィンク総研が5,799人にリサーチ。「新型コロナウイルス感染症対策」の影響による、ライフスタイルの変化とは?
この調査は、同社が提供するヘルスケアアプリ「フィンク(FiNC®︎)」の利用者の中でも、特にヘルスケアへの意識の高いアクティブユーザーである「フィンク(FiNC)サポーター」の5,799名に対して実施された調査です。さっそく調査結果をご紹介します。
■1:日常生活に影響があった人は約8割!具体的に変わったことは?
まずはこちら。「新型コロナウイルス感染症の予防対策によって、ライフスタイルに変化はありましたか?」という質問への回答です。
「ある」と答えた人は79%。約8割の人がライフスタイルの変化を実感しているようです。では実際にどのような変化があったのでしょうか。
やはり1位は「外出の自粛」。これは2020年の3月に実施された調査であり、全国的にも感染者数が増え、緊急事態宣言などが出された今では、変化を感じている人はさらに増えていそうです。
ほかにも「イベントがキャンセルになった」「外食の頻度が減った」など、みなさんも今ひしひしと肌で感じている項目が並んでいるのではないでしょうか。
■2:家での生活時間が増える一方で「運動不足」に悩む人たちも…
外出自粛やイベントのキャンセルなどを受け、家での生活時間が増えている一方で、少し気がかりなこともあるようです。
続いて、「家での時間が増えることでどんな心配事がありますか?」という質問に対する答えがこちらです。
第1位は「運動不足」が67%という結果に。続いて「食べ過ぎ」「ストレスなど精神面」など、ヘルスケアに関する心配事が多いようですね。
これは普段から健康に対して、意識を高く持っている「フィンクサポーター」ならではの回答とも言えそうですが、それでもみなさんにも当てはまることは少なからずあるはず。
特に出歩かないことによる運動不足の解消や、ストレスの発散などは、この状況下で大きな課題となりそうです。
■3:自宅でできるエクササイズやリラックス方法とは?
「健康に関することで、今後新しく始めてみたいことがあれば教えてください」という問いに対しては、以下のような意見が得られました。
インターネット配信のエクササイズやヨガ、お風呂でのリラックスなど、自宅でできる運動不足の解消や、ストレスの発散を心がけたい、というユーザーが多かったそう。
またどうしても通勤が避けられない人からは、「自転車や徒歩での通勤」という意見もあったようです。「密」を避けるためにも、また運動不足を解消するためにも、電車を使わない通勤は「今の世の中に合っている」とも言えそうです。
さらには、グルテンフリーのレシピを取り入れたい、薬膳料理を学びたい、糖質制限レシピを覚えたい、といった食生活の面から体調を管理したい、という声も挙がっています。
■4:通常に比べ女性が9.5%、男性が5.6%の「歩数」が減少している
なお、こちらは実際にフィンクアプリを利用している人の「1日の平均歩数」を表したグラフです。
これによれば新型コロナウイルス感染症が本格化する、1月〜2月の平均(年末年始休暇要因で歩数が減少する1月第1週を除く)と比べ、女性が9.5%、男性が5.6%、歩数が減少していることがわかります。
女性の歩数の9.5%=459歩であり、消費カロリーに換算すると約9kcalに相当します。これは、スクワット10回(30秒)×3セット、クランチ10回(20秒)×2セット、腕立て伏せ10回(30秒)×2セット、をすべてこなした時の消費カロリーに相当するそうです(身長158cm・体重53kgの女性を想定)。
普段意識せずとも通勤や外出などで消費しているカロリーですが、実際に「運動しよう!」と思うと、これだけの運動メニューをこなさねばならず、「結構ハードかも……」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
在宅することが多くなり、自宅での過ごし方を改めて見つめ直す機会となっている昨今。当然、健康面もきちんと考えていかねばなりません。
ちなみにヘルスケア・フィットネスアプリ「フィンク」は、著名なアスリート・トレーナー・栄養士などの専門家が発信する動画コンテンツや食品データベースなどのプログラムを内蔵。パーソナルトレーナーAIが、ユーザーひとりひとりの興味や悩みに合ったメニューを選んでくれるので、運動の始め方がわからない……という人には特におすすめですよ。
みなさんの運動不足の解消やストレスの解消、健康面と改めて向き合っていく上で、よりよい方法に出合い、この大変な時期を乗り切っていけるといいですね。
■調査概要
「おうちフィットネスの需要・健康意識調査」(FiNC総研調べ)
調査対象:フィンク(FiNC)サポーター 5,799名
調査期間:2020年3月
問い合わせ先
- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
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