ジェイエムウエストンの魅力といえば圧倒的な質実剛健さ。レザーの上質さは言わずもがなだが、自社で底革をなめす工場を持っていることがポイントで、こちらのソールはめっぽう減りにくい。もちろん修理体制も万全だから、その靴は自信をもって「一生モノ」と推薦できるのだ。しかしそんな靴であっても、様々な理由ではかれなくなるときもある。
ジェイエムウエストンの認定ヴィンテージ靴 『ウエストン・ヴィンテージ』
そこでジェイエムウエストンは、そんな靴を自ら顧客から回収し、リモージュの工場での修理・再生プロセスを経て、『ウエストン・ヴィンテージ』として再び世に送り出す、斬新なプロジェクトを始動させた。こちらはその記念として、アーティスティックディレクターのオリヴィエ・サイヤール氏がデザインした一点ものだ。ヴィンテージならではの風格にパリのエスプリを効かせた、心温まるコレクションに注目したい。
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- 長山一樹(S-14)