ラグジュアリー・ファッション誌『Precious』で活躍するプロフェッショナルたちが、 ひと目見た瞬間に「手に入れたい!」と心が躍ったアイテムや、 実際に使ってみて「これはすごい!」と感動したアイテムなど、独自のラグジュアリー目線で選んだ私的名品を紹介する『私の最愛名品』。今回は、スタイリストの大西真理子さんが選んだ、ミノッティの一人掛けの椅子「ミルズ」です。

座るというよりも眺めていたい…まるでオブジェのようなたたずまい

ミノッティの椅子「ミルズ」[幅62×奥行き60×高さ76(座面高さ48)cm]¥299,000(税抜)

体を優しく包み込むような丸みを帯びたフォルムと上質なカーフレザーの美しい艶。表参道にあるミノッティのショップへ撮影で訪れたとき、ふと目に留まったのが「ミルズ」の一人掛けの椅子でした。まず座りたいと感じ、次に触れたい、そして長く共に過ごしたい…そんな想いを抱かせる名品です。

ミノッティの椅子「ミルズ」、背もたれ部分

革本来の質感や色調を生かしたタン色のレザーカバーも、ビンテージ感があってお気に入り。アームレストが一体化した存在感のある背もたれと、あぐらがかけるほど広い座面に対して、ごく細い鉄製の脚を組み合わせているというバランスもおしゃれです。

ミノッティの椅子「ミルズ」、正面

デザイン性が高いので、ダイニングチェアとして使用するよりも、リビングルームの壁に一脚置いて、オブジェのように楽しみたいですね。

ミノッティの椅子「ミルズ」、背面

■1948年に創業したイタリアの家具メーカー。建築家 ロドルフォ・ドルドーニとのコラボレーションにより生まれた「ミルズ」は、熟練の技をもつ職人により手づくりで仕上げられるため完成するまでに1か月半を要します。

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この記事の執筆者
TEXT :
大西真理子さん スタイリスト
BY :
『Precious10月号』小学館、2017年
大人の女性に向けて、シンプルで洗練された着こなしを提案し続けるベテランスタイリスト。ベーシックで上質なものをベースにしたスタイリングは雑誌『Precious』読者からの支持が厚い。次々と人気企画を実現。 好きなもの:ハワイ、デニム、アルフレッド・ヒッチコック、ワイン、プール、立ち飲み屋
PHOTO :
小池 紀行(パイルドライバー)
STYLIST :
大西 真理子
EDIT&WRITING :
小林 綾、吉川 純(Precious)
RECONSTRUCT :
難波 寛彦