【目次】
- 目元にしわができてしまう「原因」
- 目元のしわを解消する「4つの鉄則」
- 目元のしわの改善に使えるおすすめコスメ【9選】
- 実年齢より老けて見せない「アプリケーター付きアイクリーム」【3選】
- しわ、くすみを食い止める「美容液」「クリーム」【3選】
職場や取引先、同僚とのコミュニケーションが多い大人のキャリア女性にとって、「疲れている」「ちょっと老けたのでは?」といった印象をもたれることは、何よりも避けたいこと。そこで、顔のなかでも最も活動するパーツである「目元」の①メイクを長持ちさせる方法と、②毎日のケアで老化を食い止めるコスメ、をまとめてご紹介いたします。
目元にしわができてしまう「原因」
目周りは、顔のほかの部分に比べて「皮膚が薄く、脂が少なく、乾きやすい」部分。内側から出てくる皮脂が少ないということは美容成分も浸透しづらく、毎日のアイメイクのON/OFFで物理的な負担がかかりやすいなど、デリケートなゾーンにも関わらず「酷使するわりに、ケアが届きづらい」のです。
また、老眼なのにメガネをかけずに目を酷使したり、眉をひそめた状態のままスマホを見つめている、といった表情の習慣も、しわが増える原因となります(眉間や額なども同様)。なるべくしわをつくらない顔で長く過ごす習慣づけも大切です。

目元のしわを解消する「4つの鉄則」
朝にしっかりメイクをしても、時間の経過に伴い夕方ごろには、よく動かす目元からメイクが落ち、老け感が漂ってしまう。目周りのくすみとしわが目立ってきてしまう。40代・50代の女性の肌にはつきものの「目元のメイク維持」問題。解決するためには、目元のベースメイクの仕上げ方が大切です。そんなお悩み肌のために活躍するのが、「三種のアイメイク神器」。①アイクリーム、②コンシーラー、③パウダーの3つを用い、しわには「引き算」、くすみには「足し算」をすることで、一日美しい目元をキープすることができます。すぐに実践できるこの鉄則をご紹介します。
【鉄則1】メイク前に「アイクリーム」を“足し算”して乾燥ぐすみ&シワよれを阻止

午後以降の老け感を生む“くすみ”の原因は乾燥です。また、粉類の“シワよれ”も乾燥が一因。夕方まで目元を乾かさないための朝ケアは、大きな課題です。
「アイベース三種の神器」のひとつめは「アイクリーム」。大人世代用のラグジュアリーな成分のアイクリームを、目尻から矢印の方向にくるりとなじませましょう。特にしわやキメが目立ちやすい部分は、指先で軽く押さえるようにしてしっかり浸透させるのがコツ。
アイクリームは、毎日の基本ケアとして定着させること、そして、メイクの上から使える“日中重視”で選ぶことが大切。朝のメイク前に心地よく使えるテクスチャーのものを選んで。
【鉄則2】「ゆるコンシーラー」を“足し算”して明るさとツヤをプラス

目の周りの影を隠して明るさとツヤをプラスするのが「三種の神器」ふたつめのアイテム「コンシーラー」。化粧下地をつけたあと、下まぶたは写真を参考にやや多めにつけ、目の際までなじませます。
塗りにくい場合は、コンシーラー用のブラシを使うと便利。目尻や上まぶたまでぐるりともれなくつけましょう。パウダーを重ねるので、白すぎる?と思うくらいがベスト。頬に使うコンシーラーやファンデーションとの境目は上手にぼかして。
コンシーラーはいわば「目元専用ファンデーション」。厚く塗って隠すのではなく、粉類は控えめに、光で肌のアラを目立たなくするゆるめのテクスチャーのものがベターです。ファンデーションよりも1~2段階明るいものを選びましょう。
【鉄則3】シワ対策にはファンデーションを“引き算”して正解

さあ、老けの印象をもたらす“くすみ感”は【鉄則2】のコンシーラーで隠せました。それ以上のベースメイクが厚くなるほど、時間の経過とともにヨレてシワを目立たせる原因に。目元の余分なファンデーションはシワやキメの溝にたまり、笑っていないときでも表情ジワを強調します。
そのため重要になってくるのが“引き算”の発想。カバー力があるファンデーションは重ねません。例外は、お粉のように薄くつくパウダータイプをブラシ使いでのせるときだけ。シワ対策では粉類を最小限にとどめるよう心がけて。
【鉄則4】極薄フェイスパウダーをふわりと重ね、ツヤ&明るさを“足し算”

アイベースメイク「三種の神器」3つめは「極薄フェイスパウダー」。コンシーラーだけでも十分に美しいのですが、選りすぐったパウダーをブラシでまとえば、質感がグレードアップ!
また、オフィスやパーティの会場によっては微妙に汗ばむ可能性も。極薄パウダーを重ね、汗くずれを防ぐ効果を狙いましょう。注意点は「目のキワまできちんとつける」ことだけ。ここを塗り残すと野暮ったくなり、目ヂカラが半減してしまいます。
フェイスパウダーは、ラグジュアリーな光とツヤ感のあるものを選んで。実際に試して好みのものを見つけられれば、アイメイクの強い味方に。ふわりとした薄づきの仕上がりにするには、ブラシも必須です。
以上、夕方5歳老けを阻止するアイメイクの鉄則をご紹介しました。“足し算”と“引き算”を上手に使い分けて、メイクしたての仕上がりを一日キープしましょう。
目元のしわの改善に使えるおすすめコスメ【9選】
目元ベースメイクの三種の神器とは、「アイクリーム・セラム」「コンシーラー」「コンパクトパウダー」の3つのこと。保湿性、明るさ、ツヤ感を目周りに加え、メイクを長持ちさせてくれます。

「アイクリーム・セラム」はメイクの上からでもつけることができ、その高い保湿力で乾燥を防いでくれます。
「コンシーラー」は目元の動きにしなやかに対応できるゆるめのテクスチャーで、ファンデーションより1〜2段階明るいものを選び、その明るさで肌のアラを目立たなくさせます。
「コンパクトパウダー」は目元に光沢感やツヤを出すために用います。
一日中続く若々しい目元に欠かせない「アイクリーム・セラム」「コンシーラー」「コンパクトパウダー」を、ご紹介します。
高い保湿力で乾燥を防ぐ「アイクリーム・セラム」【3選】
40代からの目元ケアはけっしてスペシャルなお手入れではなく、朝の洗顔や化粧水、日焼け止め料と同列の基本のケアです。
ポイントは毎日のメイク前に心地よく使えるテクスチャーと、乾燥による化粧くずれを防ぐ保湿力の高さ。メイクの上から問題なくつけられることも重要です。このアイテムひとつで乾燥を防ぎ、日中の目元メイクのもちが飛躍的に伸ばすことができるのです。
【1】なめらかな目元に整える エスティ ローダー「リニュートリィブ ダイヤモンド セラム フォー アイ」

すっきりとして潤い感のある、なめらかな目元に整える目元用美容液。エスティ ローダーの最先端研究を反映した複合成分を配合し、肌につけて2時間後に自然なコラーゲンの生成の強化を始め、72時間後にはコラーゲン生成が215%も増えることを実証。フランス南西部で育まれるブラック ダイヤモンド トリュフから抽出されるエキスをはじめ、24Kゴールド、南洋真珠など肌を明るく輝かせる成分や、海藻エキスなど穏やかに落ち着かせる成分がいっぱい。下まぶたのむくみ、クマ、小ジワ、目の外周のシワ、目元全体の色ムラや乾燥が気になる方に。
エスティ・ローダーの【目元の印象を速攻で変える】究極のアイセラム
【2】シワやたるみ、くまなど多角的にアプローチ ゲラン「アベイユ ロイヤル アイクリームN」

類稀な蜂由来成分の修復力と、傷の修復研究から生まれたゲラン「アベイユ ロイヤル」シリーズから、若々しい目元へ導くアイクリーム「アベイユ ロイヤル アイクリームN」がリニューアルして新登場。
新アイクリームには、これまでの黒ミツバチ由来の美容成分を核としたブラックビーテクノロジーに、目元のための成分をプラス。潤いを与える高分子と低分子ヒアルロン酸、疲労サインに働きかけるボタニカルコンプレックスが、目元の肌を引き締め、ハリと潤いをもたらします。
シワやたるみ、くまなど目元のエイジングサインに悩む方の、まさに救世主となる1本です。
シワやたるみ、乾燥が気になる40代におすすめ! 「ゲラン」のリュクスな新スキンケア4選
【3】瞬時にハリを実感 シャネル「ル リフト クレーム ユー」

一日に1万回以上の瞬きをしている目元。その負荷たるや、想像以上のものがあり、老化のサインがいちばん早く現れるともいわれるパーツです。最初は小ジワやクマなどが気になるものですが、徐々にまぶたの重みを実感するように。そんな目元の重みをスッキリさせてくれるのが、シャネルが誇る独自成分「アルファルファ濃縮成分」。
瞬時にハリを与えてくれるため、まぶたがスッキリと上がって見える効果が絶大です。さらに、保湿効果や目周りの微小循環を促す成分なども全方位的に配合されているため、たるみ以外の老けて疲れた印象も払拭してくれる、大人のためのアイクリーム。使うほどになめらかでスッキリとした目元が叶います。
もっさり重い「ラクダまぶた」はシャネルの傑作アイクリームでググッと持ち上げて!
明るめ発色の目元専用ファンデ「コンシーラー」【3選】
目元の老化が進行しつつある大人世代なら、目元専用のファンデーションは必須。その役割を果たすのが「コンシーラー」です。
コンシーラー選びのポイントはふたつ。光で肌のアラを目立たなくしつつ、動く表情にしなやかに対応するゆるめのテクスチャーであること。そして、色はほかの部分に使うファンデーションよりも1~2段階明るいものであることです。

【1】パルファン・クリスチャン・ディオール「フラッシュルミナイザー」(左)
ホワイトライトピグメントが光をとらえて、目元に明るさをもたらす。ヒアルロン酸ミクロビーズを含み、乾燥ジワケア効果もあり。
【2】SUQQU 「ラディアントクリーム コンシーラー」(右)
クリーミーでなめらかな感触で、色よりも輝きが前面に出るゴールドパール入り。濃い黒ずみも赤みも光効果で抹消する。
「ディオール」「カネボウ」「SUQQU」など…ファンデより確実!薄塗り美肌を叶えるコンシーラー4選

【3】シスレー「インスタント イルミネーター ペン」
シスレーから発売された「インスタント イルミネーター ペン」は、メイクアップ効果とスキンケア効果を兼ね備えた、ハイライターペン。肌の影を明るくし、くすみやクマなどの気になる部分をピンポイントでカバーしながら、使い続けるほどに明るく美しい肌に整えてくれます。
光を効果的に吸収&反射する色素「スペキュラー ライト ピグメント」を配合した独自の処方。ダイヤモンドに近い屈折率で、実際に取り込んだ量よりも多くの光を拡散します。さらに、無数の小さな鏡のように光を反射させ、肌をなめらかに見せるとともに、瞬時に美しさを高める光のハレーションをつくり出します。
美人度がアップするシスレーのコンシーラー「インスタント イルミネーター ペン」とリップ「フィト ルージュ」
光とツヤでラグジュアリーな印象を与えられる「コンパクトパウダー」【3選】
若々しい目元の象徴といえば、光とツヤ。ブラシを使えばファンデーションでもフェイスパウダーのような薄づきテイストが可能ですから、ファンデかパウダーかは重要ではありません。大人世代がコンパクトパウダーに求めるのは、たまらなくラグジュアリーな光とツヤ感、それだけ。いくつか実際に試して、あなた好みのものを手に入れてみてください。

【1】SUQQU「リタッチ プレスト パウダー」(左)
オレンジのリタッチパウダー×赤みのある4色で、血色感と艶を補うことができる秀逸品。
【2】ゲラン「メテオリット コンパクト」(右)
あの名品『メテオリット』がコンパクトに。明るさと透明感を演出しつつ、テカリも防止。
これさえあれば「若見え肌」に!最強の脇役ベースメイクアイテム11選

【3】コスメデコルテ 「AQ スキン フォルミング パウダーファンデーション」
肌にフィットし、ヨレやくずれを防ぎ、美しい仕上がりが持続。AQライン共通の美容成分も含まれているので、日中の乾燥ダメージから肌を守ってくれる効果も。
大人世代におすすめパウダーファンデーション5選【2019年春夏】|ツヤ肌、高いカバー力、小顔仕上がり・・・どれにする?
実年齢より老けて見せない「アプリケーター付きアイクリーム」【3選】

どうしても乾きやすく、皮膚も薄く、せっかくの美容成分がなかなか浸透しにくい目元。専用のクリームである「アイクリーム」がほかのクリームと違うのは、美容成分の粒子が微細で、肌への浸透に配慮した特別なつくりになっているところ。顔用クリームよりも先に、アイクリームを塗るように心がけましょう。そのなかで最強なアイテムは、マッサージ用アプリケーター付きのアイクリーム。厳選したおすすめクリームと、そのアプリケーターの使い方を解説します。
【1】「ディオール」たるみでかぶったまぶたを引き上げる強いハリを育成

傷んだ細胞を修復しハリを高めるエイジングケア成分がたっぷり。まつげをケアする効果もあり、使ううちに目が大きくなっていきます。
【2】「エスティ ローダー」瞬時に目元が明るくなりクマ、くすみを抹消

蓄積したダメージを修復する効果が秀逸! 目元の疲労をスピーディに払拭して明るくすっきりとしてくれます。
【3】「ランコム」活力をもたらす成分で凹みまぶたがふっくら!

真皮の再生を促すパワフル成分入りで、たるみによる凸凹がなめらかに。
優しくマッサージすれば効果倍増! 「アプリケーターの使い方」
アイクリームとセットになっているマッサージ用のアプリケーターは、付属品のレベルを超え、しわの凹凸をならしてアイロンのようにのばしたり、コロコロ転がしてリンパの流れをよくしてむくみを解消したりと優秀な働きをしてくれます。さらに血流を高めるツボ押しにも。こういうプラスαの積み重ねで目の印象、顔の印象は劇的に変わるでしょう!

<STEP.1>先端を使って目の下をマッサージ。目頭側から目尻に向かってクルクルと軽いタッチでなでるように行うと、目の下のしわ消しに効果的です。

<STEP.2>次に目を閉じて、アプリケーターの先端で、上まつげの際を優しくなでましょう。これでまつげの毛根細胞が活性化し、丈夫なまつげが育ちます。

<STEP.3>眉毛を上に持ち上げるように眉頭から眉尻へとプッシュ。次に目の周りに円を描くようにマッサージするとむくみやクマがスッキリします。
以上、『Precious』がセレクトしたアイケアコスメ4点と、アプリケーターの使い方をご紹介しました。効果的なアイテムを惜しみなく使って、若々しく魅力ある目元をキープしたいですね。
しわ、くすみを食い止める「美容液」「クリーム」【3選】

エイジングの初期のサインは大まかにいって、年齢ごとに下記のように現れます。
■30代前半:目元や口元の「小じわ」や、顔全体の「くすみ」など
■30代後半~40代:「たるみ」や「ハリ不足」、「ほうれい線」などの深いしわ
これらのエイジングのサインが本格化する前に、毎日のスキンケアに取り入れたいのが「エイジングケア美容液」。しわができてしまった場合は、額や眉間、眼尻の溝の奥まで届いて持ち上げる「しわ専用美容液&クリーム」や、下まぶたから額、眉間まで広範囲に美容成分を届けてくれる「目元用シートマスク」です。下記リンクより、それぞれの代表的なアイテムを紹介しています。
【1】潤い、ハリ、透明感、すべてが手に入るベストセラー クラランス「ダブル セーラム EX」

1985年に誕生して以降、数回のバージョンアップを重ねて進化し続けるブランドを代表する名品「ダブル セーラム」。「肌の若さのために必要なあらゆる植物由来成分をひとつの製品に配合した、最高の美容液をつくりたい」という、創業者ジャック・クルタン・クラランスの発想から生まれた美容液は、二相式の「ウォーターセラム」と「オイルセラム」のダブルフォーミュラという、その画期的な構造がカギ。二相に分けることによって、エイジングケア成分を安定した状態で配合することができ、さらに肌本来が持っているバランス(水分70%、油分30%)で水分と油分が混ざり合うことで、肌にのせた瞬間に吸い込むように浸透。一瞬でしぼんだ肌もふっくら、みずみずしいのにベタつかないという夢のような肌を叶える美容液は、気になる小ジワもハリ不足もなかったことにしてくれます。
【2】肌にのせた瞬間、潤い成分が弾けるオイル美容液 ゲラン「アベイユ ロイヤル ウォータリー オイル 」

ゲランで人気のエイジングケアライン「アベイユ ロイヤル」のオイル美容液が最新処方を搭載してリニューアル。さらりと肌に浸透するみずみずしいテクスチャーはそのままに、今回のオイルにはアーユルヴェーダ医療などで伝統的に使用されてきたボタニカルオイルのマイクロビーズを配合。肌内側に吸い込まれるようにぐいぐいと浸透していく様子は、クリームが潤いを「閉じ込める」ものなら、まさにこのオイルは潤いを「与えて届ける」もの。そのパワフルな浸透力が瞬時にハリのあるキメ細かな肌を叶え、さらに心地よい香りで気持ちまで前向きに若返る逸品です。
【3】再生医療発想の最先端コスメでハリが覚醒 エピステーム「ステムサイエンス RXショット」

製薬会社ならではの再生医療研究から生まれたエピステームの高濃度美容液は、シワ、ハリ不足、たるみ、くすみ、乾燥、肌の炎症などの悩みを、コスメではどうにもならないと諦めている人にこそ使ってみてほしい10日間の集中美容液。細胞を活性化させて、あらゆる肌悩みにマルチにアプローチ。肌を底上げしてトータルエイジングケアを叶えてくれます。リッチな成分を小さな瓶に凝縮しているので、使うたび新鮮な状態で美容成分が肌に届き、セットの4本を使い終えるころには、かつてないハリの手応えを実感できるはずです。
以上、目元の老化をカバーしてくれるメイク方法と、しわやシミ自体を対策するコスメをご紹介しました。責任ある立場の女性は、常にその表情に注目が集まるもの。夕方や夜になっても自信をもって「他人の目線のある場」に臨めるよう、しっかりと対策をする技術を身につけ、習慣づけたいものです。
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