ファッション誌をはじめ、広告や女優さんのスタイリングなどで幅広く活躍するスタイリスト押田比呂美さん。ラグジュアリーファッション誌『Precious』には創刊から携わり、その卓越したファッションセンスとかっこいいコーディネート術で、読者からの圧倒的な支持を得ています。そこで今回は、自身のファッション観や最近のお気に入り、冬のトレンドを取り入れた着こなしなど、全3回に渡ってのスペシャル動画インタビューを敢行! 第1回は、押田さんのスタイリストとしてのポリシーやこだわり、お気に入りのプライベートスタイルや特別なときに身につけているジュエリーについてなど、さまざまに語っていただきました。おしゃれをするときに参考にしたいちょっとしたアイディアやアイテムの選び方など、押田流スタイリングの秘密を解き明かします!

押田さんがファッションに対するこだわりを語ったスペシャル動画を公開!

スタイリストとしてのポリシーは? これからの野望は? プロフェッショナルとしての仕事に向かう姿勢が明らかに! モデル生方ななえさんとのファッションシューティングの裏側も垣間みられるスペシャル動画インタビューはこちら!

上質で上品、そしてかっこいい!
押田さんの最近のお気に入りはブルネロ クチネリ

華やかなメタリックゴールドのブラウスがお似合いの押田さんの私服スタイル。「ブラックパールのジュエリーを合わせて、私らしく」

辛口のニュアンスが香っても、女性らしさは抜群な押田さんのスタイリング。

ご本人の最近お気に入りのブランドを聞いてみると、「ブルネロ クチネリですね。今日着ているゴールドのラメブラウスもブルネロのものですが、かなりインパクトがあるんだけど、とても上品なんです。こういうテイストはまさに私好み。しかも上質な素材を使っているので、着心地も抜群」とのこと。どんなときでも「きちんと感」がありながら、切れのいいモード感を欠かさない、さすが押田さんセレクトです。

バッグはアクセサリー感覚で使うのが押田流

最近出番が多い私物のバッグたち。左から時計回りに、ブルガリのパイソンレザーのミニショルダー、エルマンノ シェルビーノのチェーンバッグ、ドルチェ&ガッバーナのパイソンレザーの2WAYショルダー

ラグジュアリーレザーのバッグは、押田さんがいつの時代も「好き」と断言するもの。

「クロコダイルをはじめ、パイソンのバッグもなくてはならない存在ですね。特に小ぶりで斜めがけできるものは、コーディネートのアクセントになるので、重宝しています。荷物の多い日は大きなサイズのトートバッグとともに、ダブル持ちに。私はオール黒の着こなしの日も多いんですが、バッグも黒で統一するなら、チェーンが凝ったデザインや、レザーに表情のあるタイプをセレクト。そういうものだと、重たい印象にならず、リッチさをアピールできます。写真のエルマンノ シェルビーノは、小さいながらマチがあって意外に収納力もあって便利な逸品ですね」

ジュエリーは飾るだけではなく「お守り」のような存在

「どこかアンティークっぽいデザインが好き。華美になりすぎないよう、バランスよくつけこなすことを心がけています」と押田さん。

存在感のあるジュエリー使いにもファンが多い押田さん。

「ブルガリのアンティークコインのネックレスは、流行に関係なくずっとつけています。もう相棒と言ってもいいほど(笑)。海外に行くときは、飛行機の中でこれを握りしめて、出張なら『今回も仕事がうまくいきますように』とかプライベートなら『家族みんなが旅先で無事でありますように』と祈ったりしています。フェデリーコ・ブチェラッティも最愛のジュエリーブランド。金細工の繊細さやチェーンが凝っているところが好き。イタリアの職人さんが丁寧な手仕事でつくり上げるだけあって、美しさは格別です」

また40歳になった記念に購入したのが、カルティエの時計。

「この『タンク・アロンジェ』は、ブレスレット感覚でジュエリーと重ねづけして使っています。まったく飽きのこない『タンク』は、永遠のデザインだと思っています。もちろん娘にも受け継いでいくつもりです」

ラグジュアリーなアイテムをただ着こなす、ただ輝かせるのではなく、物語や想いが込められているのが押田さんのコーディネート。押田さんのスタイリングに「品格」を感じるのはそういった「こだわり」が大いに関係していることがわかりました。

この押田比呂美さんのスペシャル動画シリーズは、第2回:大人のファースタイル、第3回:12月のドレスアップへと続いていますので、ぜひお見逃しなく!

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押田比呂美さん
スタイリスト
(おしだ ひろみ)雑誌や広告で幅広く活躍。雑誌『Precious』では毎号、華やかさと知性を備えた大人の女性美を引き立てるスタイリングを提案。著書に『大人の女の「エレガンス」磨き』(小学館)ほか多数あり。 好きなもの:シングルモルト、推理小説、レオパード柄、サントリー「山崎」&「響」、会津若松、黒柴、熱海、高村 薫、小雪(女優)、ブルガリのジュエリー、古着、3月末、マスカルポーネチーズ、キューバの音楽、フィレンツェ、11月、黒と白、娘との時間、鈍行電車、古本屋の匂い、ヴィンテージ家具、イカ刺し、ポール・ニューマン
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
水田 学(NOSTY)
MOVIE :
玉井義隆(CHUM)、山口祐時(MEETING)
STYLIST :
押田比呂美
HAIR MAKE :
油屋喜明(zoom one)
MODEL :
生方ななえ
EDIT :
佐野有紀