ラグジュアリーファッション誌『Precious』には創刊から携わり、その辛口エレガントなスタイリングで読者からの圧倒的な支持を得ているスタイリスト・押田比呂美さん。押田さんのファッションに対するこだわりやスタイリストの仕事に対する姿勢やポリシーを伺った第1回目の動画インタビューに続き、今回は、トレンドのファーアイテムはどう選ぶか、どう着こなすと新鮮なのかインタビューしました。自身もファーをこよなく愛し、着用することの多い押田さんならではのセレクトとスタイリング術は必見です!
押田流「旬のファースタイル」は「部分使い」がキーワード!
まずはファーを取り入れた「旬の着こなし」を、スペシャル動画でご覧ください。押田さん本人の解説とともにぜひ参考にして、冬スタイルにトレンド感をトッピングした格上のおしゃれを楽しんで!
さりげなくファーを取り入れて軽やかに魅せる!
「全体がファーでゴージャスすぎるのは、今の時代にフィットしません。エコファーも多く登場するようになった今季、大人の女性におすすめなのは部分使いでさりげなく取り入れるファーアウター。部分的なあしらいだと、軽やかさはもちろん、こなれた雰囲気が高まって今季らしさ十分です。グレーのワントーンで落ち着きのある感じにまとめると、ラグジュアリーさも加わります」
ジレ×スニーカーで、今どきの軽快スポーティーなスタイルに
「ファーアイテムを着るときは、“重たそう”と感じさせないジレを取り入れてアクティブさを意識したスタイリングに。ラビットファーに表情があって、さらにフード付きのデザインなら、重たさを払拭した切れのよさが際立ちます。ヒップの下まで隠れる丈なので、縦のラインも強調でき、さらなる安心感も。合わせるパンツは裾が細くなったジョガータイプで、スポーティーさを加味してかっこよく都会的に」
小物でも「部分ファー」のアイテムが旬!
「小物でもさりげなくファーがあしらわれたものが多いのが今季の特徴。硬く見えがちなレザーにファーの温もりが加えられると、冬らしい高級感が盛り上がります」
「例えばショートブーツやスニーカーなど、この冬は特にカジュアルなアイテムにファーが備わったものが目立っています。そういったものを足元にプラスして、リラックス感のある軽快なスタイルに仕上げるのがいいですね」
ゴージャスすぎたり、重くなりがちなファーの着こなし。この冬は、押田さんにアドバイスしてもらった「部分使い」によって、軽快でこなれた印象に仕上げていきたいですね。
押田比呂美さんのスペシャル動画シリーズは、次回の「12月のドレスアップ」へと続きますので、ぜひお見逃しなく!
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 水田 学(NOSTY)
- MOVIE :
- 玉井義隆(CHUM)、山口祐時(MEETING)
- STYLIST :
- 押田比呂美
- HAIR MAKE :
- 油屋喜明(zoom one)
- MODEL :
- 生方ななえ
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀