今さら聞けないベースメイクの基礎4:「フェースパウダー」の使い方
大人の肌づくり、仕上げはフェースパウダーです。ここ数年、ナチュラルな艶肌ブームもあり、肌づくりはファンデーションで終わり、と唱えるヘア&メイクさんも多いのですが、艶も欲しいけれど、きちんと感もほしい40代・50代の女性は、最後に必ずフェースパウダーをまといましょう。
フェースパウダーは超微粒子タイプを。ノンパールより繊細なパールが入ったものがおすすめです。パール粒が大きいとパールのギラギラ感が肌にのってしまい、若々しいどころか「若づくり」に見えてしまうので要注意。光の当たる加減で、気持ちキラッとするようなタイプがおすすめです。
ファンデーション同様、顔全体ではなくTゾーンを中心にまとうと、パールの光が顔の中心に集って、透明感と立体感が出ます。パールタイプを使うことで、光が気になる肌トラブルも飛ばしてくれます。
■繊細パールがイン。艶肌をつくるフェースパウダー
■PROCESS1:フェースパウダーはパフの中までたっぷり含ませる
パフの表面だけにパウダーがついていると、顔にのせたときに、最初につけたところだけに粉がついてしまいます。これを防ぐには、パフの中までパウダーをたっぷり含ませることが大切。パフの表面にパウダーを取ったら、その面を内側に折り、軽くもみ込みましょう。これでパフの中まで粉が行き渡ります。
■PROCESS2:フェースパウダーはTゾーンを中心に
まずはおでこから。光を集めたいおでこの中心にパフをくるくると、両サイドは軽くなじませます。鼻筋はパフの先を使って軽くなでるように。小鼻の周りはトントンとたたき込むようになじませます。
■PROCESS3:忘れがちな眉にもオン
眉にパウダーをはたいておくと、後からつけるアイブロウが崩れにくくなるので、ここにも忘れずに塗布しましょう。付け方は、眉頭から眉尻に向かってパフをすっとなじませた後、眉尻から眉の中間に向かって戻るように逆毛を立てます。こうすると、眉の間にもパウダーがたっぷり入るんです。
■PROCESS4:目尻にもはたいてメイク崩れを阻止
目尻は、マスカラやアイシャドウが溜まりやすいゾーン。ここにパウダーをはたいておくと、メイクが落ちても肌につきにくくなるんです。目元はデリケートな場所なので、パフの先を使って、ポンポンと軽くたたくようにのせましょう。
■薄づきなのに綺麗。艶ときちんと感のある「透明美肌」の完成!
問い合わせ先
シリーズ「大人の肌づくり」
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- MOVIE :
- フライングシップオーケストラ
- HAIR MAKE :
- 高橋里帆(Three PEACE)
- MODEL :
- 小川りかこ
- DIRECTION :
- 若松真季