【年末年始の#幸也飯レシピ vol.2】骨抜き手羽先と自家製鶏団子の豆乳鍋
「簡単なのに見映えのいい料理レシピ」を人気料理家・寺井幸也さんに教えていただく全5回の連載企画。第2回目は、冬の定番料理の鍋。みんなで集まっておうちで鍋パーティーをするなら、いつもとは違う、差がつく鍋にしたいですよね。
今回の鍋は、豆乳がベースの和風鍋のレシピ。ポイントは手羽先の骨を抜くこと。自分で抜くことで、食べやすいだけでなくしっかりと旨味も残した手羽先が完成します。れんこん入りが歯ごたえ抜群の鶏団子も加えて、ワンランク上の鍋に仕上げましょう。動画を参考に、ぜひ実際につくってみてください。
食べて綺麗になれる、ヘルシーな「豆乳鍋」
■材料(2人分)
手羽先 6本
鶏ひき肉 250g
大葉 6枚
れんこん 60g
赤みず菜 3束
しめじ、まいたけ 各1株
片栗粉 適量
しょうゆ 小さじ1
豆乳 1L
昆布だし(顆粒) 60g
こしょう 適量
■つくり方
(1)れんこんは皮をむき、細かく刻む。(なるべく細かいほうが、鶏団子がくずれにくい)。大葉はみじん切りにする。
(2)ボウルに(1)とひき肉を入れ、しょうゆを加えて手で混ぜる。ねばりが出るまでしっかり混ぜ込む。(手の温度でやわらかくなってしまうのでなるべく早く混ぜるとよい)。
(3)たねを少しずつ手にとって、転がしながら丸めて団子状に丸めたら、片栗粉をまぶす。
(4)手羽先の骨を抜く。手羽先の上部は骨のまわりをキッチンばさみで切り離し、骨をつかんでまわしながら抜く(数回骨を折り曲げると抜きやすい。下の骨は旨味なので残す)。
(5)水菜をざく切りにして、茎と葉の部分を分けておく。
(6)鍋に水菜の葉の部分、しめじ、骨抜きした手羽先、まいたけを入れる。水菜の茎と鶏団子を最後に入れる。
(7)(6)に豆乳を注ぎ入れ、昆布だしを加えて蓋をし、火にかける。
(8)火が通ったら仕上げにこしょうを振って完成です。
今年は、ヘルシーで食べ応えのある、「みんなに褒められる鍋」に、ぜひ挑戦してください。そして、残った鍋にはアレンジを加えて、いつもとちょっと違う「アジアン麺」を試してみるのがおすすめです。 パクチーが香り立つ、おしゃれな「エスニックにゅうめん」は、女子会のシメにも最適です。
DAY2〜翌日は残った鍋をアレンジしてエスニックにゅうめんへ〜
■材料(2人分)
残った鍋
そうめん 2束
パクチー 3束
レモン 2個
レモングラス 3g
いりごま 大さじ1
ナンプラー、ラー油 各少々
■つくり方
(1)レモンはくし切りにして、種は取り除く。
(2)パクチーはざく切りにして、茎と葉の部分を分けておく。
(3)鍋に湯を沸かし、そうめんを表示通りの時間でゆでて、ざるにあげる。
(4)残った鍋にいりごま、レモン汁、レモングラス、パクチーの根を入れる。ナンプラー、ラー油も加えて弱火で5分煮る。
(5)(3)のそうめんに、(4)のスープと鍋の残りの具材、パクチーを盛りつける。
(6)ラー油を振って仕上げる。
大人気のパクチーの香りを楽しめる、「エスニックにゅうめん」。インスタ映えもしっかり狙えるシメの一品は、覚えておくと何かと使える便利レシピです。
- TEXT :
- 寺井幸也 料理家
- MOVIE :
- 大槻誠一
- WRITING :
- 広瀬蒼乃
- EDIT :
- 石原あや乃