【目次】
- 横顔がきれいな人は、どんな人?
- 横から見ても美しい「眉毛のポイント」
- 横から見ても美しい「まつ毛のポイント」
- 横から見ても美しい「アイラインのポイント」
- 「口角を上げる」表情筋トレーニング
- 「フェースラインを引き締める」リンパマッサージ
横顔がきれいな人は、どんな人?
■眉毛が整っている
■自然で存在感のあるまつ毛
■口角が上がっている
■フェースラインが引き締まっている
横から見ても美しい「眉毛のポイント」
■眉尻は長くしすぎない、下げすぎないのが2大鉄則
眉を描くとき、正面からしか見ていないせいか、眉尻ラインの正しい長さや描き方を知らない人が多いもの。左の写真で示した正しい長さで描くとリフトアップ効果が生まれ、横から見たときも美しく、引き締まった印象に映ります。
描き方は、眉の真ん中(毛が密集しているところ)から、眉尻の方向へ眉の中心を通るラインをイメージしながら描き足し、止め位置は写真のように眉頭の高さよりもちょっと上が正解です。
眉尻の終点が決まったら、太さを出す作業も忘れずに。眉の真ん中から眉尻にかけての眉下ゾーンを埋めていきましょう。
細くなった自眉に合わせてえぐるようなカーブで描いたり、細く長い線で描くと、一気に老けた印象になるので注意して。
横から見ても美しい「まつ毛のポイント」
■上下まつげの長さと幅を最大限、利用する
アイシャドウ同様、上まつげにはマスカラを塗る人がほとんどなのに、下まつげにまでマスカラを塗る人はほんのひと握り。
上まつげの長さを出し、扇状に広げて、上まぶたや横顔の余白を埋めることはもちろんですが、下まつげもしっかりと存在感を出してあげると、下まぶたのアイシャドウとの相乗効果で、頬の間延びした余白を埋めることが可能に。
下まつげは人によってはまばらだったり、短かったりするかもしれません。ですが、それでもマスカラを塗ることで、しっかりと存在感が示され、余白埋めにひと役買ってくれるもの。目頭から目尻まで、今あるまつげ全体にマスカラを塗ってみて。印象がまるで変わるはずです。
大人こそ「下まつげ」にマスカラを!間延びした顔をキュッと締めるマスカラ3ステップ
横から見ても美しい「アイラインのポイント」
■まつ毛の隙間をきっちり埋める
私たちがメイクするときに、目を開けた正面顔しかチェックしていないけれど、他人からは正面だけでなく、目を伏せたときや横顔など、あらゆる角度から見られています。そのことを意識してメイクするのが大人のたしなみ。アイラインが太すぎれば、伏し目にしたときに真っ黒なまぶたに見えるし、はね上げすぎ、長すぎのアイラインは横顔がまるで魔女のように怖く映ってしまいます。
伏し目も横顔も美しいアイラインに仕上げるには、まつげの隙間をきっちり埋める、そして目頭側は細く繊細に、目尻側は太く、さらに下まぶたラインで引き上げの錯覚効果を演出しましょう。このポイントを網羅した、だれでも美しいラインが完成する描き方をご紹介します。ルーティンでも描けるくらい練習してみましょう。
「口角を上げる」表情筋トレーニング
マスクで口元を隠していると若々しいのに、外すと一気に老けて見えると感じたことはありませんか? マスク美人という言葉があるように、実は若々しいか、老けて見えるかの分かれ道は、唇の形が大きく影響しているのです。
この恐ろしい「唇老化」は、口周りの表情筋を動かさないと加速します。そもそも日本語は、ほかの言語と比べて口を大きく開けなくても話せるし、昔からの行儀作法として、女性は大きく口を開けて笑うのは下品、としつけられてきました。
また最近では、仕事の用件も、メールやLINEで済ますようになっています。オフィスにいても、人との会話が極端に減少中。つまり、多くの女性が口元を支えている頬筋、口角挙筋、広頚筋、口輪筋をほとんど動かしていない状況。
この状態がずっと続くと、一体どうなると思いますか? 日に日に表情筋が硬く縮み、ハリがなくなる、そして支えを失った唇は薄くなりへの字形になっていくのです!
口元老化を打破するのに役立つのが、虎ノ門ヒルズトルナーレ歯科・矯正歯科龍醫院 理事長・院長の龍 信之助先生が考案した、表情筋を鍛えて口角を引き上げる表情筋トレーニング。
以下の5つの行程を1日2セット行ってみてください。1セットで1分もかからず、いつでもどこでもできるため、ぜひ今日から習慣にしましょう。
【1】噛み合わせ部分の「咬筋」をほぐす準備運動をする
奥歯を強く噛むと、ボコッとふくらむところが咬筋。まずはこの部分に手のひらを当てて、ゆっくりと円を描くように回します。1回転に5秒くらいかけて3回行ってください。
【2】頬筋を鍛える
頬筋とは、頬の脂肪を支える筋肉。これがたるめば頬の脂肪が下がることで、ほうれい線が深くなり、口角も下に引っ張られます。
<STEP.1>軽く口を開く
上の歯と下の歯を当てないようにして、少し歯を見せるくらいに口を軽く開きます。
<STEP.2>「きー」と強く言って口角を上げる
口の両端と頬を思いっきり上げた状態で5秒微笑み、ゆっくりと元に戻しましょう。
【3】広頚筋を鍛える
下あごから首につながる広頚筋は、口を開けるための筋肉。ここがたるむと下に引っ張られ、口角下がりになります。
<STEP.1>「れ」の口にする
背筋を伸ばし、頭をまっすぐにして、「れっ」と言い、その口の形を保ちます。
<STEP.2>首の筋が見えるほど強く「れー」と言う
口角を横に引っ張るように意識し、首に筋が出るくらい力を入れ5秒キープしましょう。
【4】口角挙筋を鍛える
上唇をキュッと上に持ち上げているのが、表情筋です。ここがゆるむと口角が下がり、鼻の下が伸び、山がつぶれることになります。
<STEP.1>唇を閉じる
上の歯と下の歯を当てないようにして、唇を閉じる。舌は上の歯の裏に当てます。
<STEP.2>「んー」と言って口角と頬を上げる
口の両端を頬を思いっきり引き上げて5秒間微笑み、ゆっくりと元に戻しましょう。
【5】口輪筋を鍛える
口輪筋は、唇の開閉の役目を担う筋肉。口角下がりだけでなく、上唇にできる梅干しジワも口輪筋の衰えによるものです。
<STEP.1>唇を閉じる
上の歯と下の歯を当てないようにして、唇を閉じる。舌は上の歯の裏に当てます。
<STEP.2>唇を思いっきり前に突き出す
唇を「チュー」の形にし、唇の周り(口輪筋)に力を入れて5秒キープしましょう。
自分の唇をじっくりと観察してみて、山がつぶれて平坦になっている、口角が下がってきている、上唇の山あたりに梅干しジワが刻まれてきている状態なら、ケアが急務。唇のケアをリップクリームだけにせず、早めに表情筋トレーニング習慣を始めていきましょう!
初出:1日2分でOK!恐怖の口元老化が食い止められる「表情筋トレーニング」習慣
「フェースラインを引き締める」リンパマッサージ
■顔筋をしっかり動かしてフェースラインを引き締める!
\このマッサージの効果とポイント/
・あご周りのもたつきは脂肪でなく、過度なむくみが大きな要因に!
・なぜなら、あごの関節はゆがみの影響を受けやすく、リンパの流れが滞りやすいのです。
・ここをしっかり動かしてほぐすと引き締まって見えます。
<STEP.1>手の形をカギ形につくり、皮膚がたるむラインを押さえる
・人さし指を曲げてカギ形をつくり、第一関節から第二関節の側面を使ってほぐしていく。
・二重あごで皮膚がたるむラインを人さし指の側面で押さえていく。
・あごの骨の内側に沿って、エラに向かって片側6か所ずつ、指をずらしながら行って。
<STEP.2>人さし指をあご下に置き「あ」と開ける
・あごの2cmくらい内側にある骨の際に、上でつくったカギ形の人さし指を置く。
・右あごには左手を、左あごには右手を当て、しっかり当てたまま、「あ」と口を開ける。
<STEP.3>人さし指を当てたまま「ぐ」と閉じる
・「ぐ」と口を閉じ、「あぐあぐ」と口を開け閉めする。
・これを1か所につき、8セット行い、外側に指の位置をずらしていく。
・片側6か所行い、反対側も同様に行っていく。
ほうれい線、二重あご、目尻の小ジワ…。「スマホたるみ」を解消する顔筋メソッド4選
- TEXT :
- Precious.jp編集部