身長156cmのインテリアエディターDが、おすすめのアイテムを実際に体験しながらレポートする本連載。今回は、一流のオフィス家具を気軽に自宅で使える「fittingbox(フィッティングボックス)」についてと、そこで選べるスタイリッシュで使い勝手も抜群な人気チェアやデスクなどを使った具体例をご紹介します。

「フィッティングボックス」とは、前回の記事でもご紹介したインテリアのプロ御用達ショップ「インターオフィス」が行っている、オフィス家具に特化したサブスクリプションサービスです。

新しい働き方にチャレンジする企業をサポートする法人向けのものですが、意外と知られていないのが、SOHO(自宅などの小規模オフィス)でも利用可能だということ。リモートワークの機会が増えたことをきっかけに自宅にもワークチェアを取り入れたい方や、ワークスペースと生活空間のあり方を試行錯誤している人にぴったりです。

「フィッティングボックス」ホームページのビジュアル
「フィッティングボックス」ホームページのビジュアル

契約方法には、好きなアイテムを自由に選べる「フィックス プラン(fix plan)」と、組み合わせは決まっている代わりにお得な価格設定の「パッケージ プラン (package plan)」の2種類があります。

いずれのプランも、経験豊富な「インターオフィス」のスタッフと相談しながら選んでいくというシステムです。今回はいくつかのケースを想定しながら見積もってもらった具体例もご紹介します。

■1:購入前のお試し期間にもできる!6か月からの「フィックス プラン」

あらかじめ試してみたいアイテムがある方におすすめなのは、ワークチェア1脚、デスク1台でも好きなアイテムを選べて6か月から利用可能な「フィックス プラン」。ワークスペースを作ってみようと思い立ったときにスモールスタートできるのは嬉しいですよね。

気に入ったらサブスクで支払い済みの金額を差し引いて購入することも可能。買うかどうか迷う期間を半年もらえるような感覚で使えます。

具体例:機能的SOHOをつくる新作チェア&名品昇降デスク

自宅で仕事をする場合、長い時間座り続けることになるワークチェア。疲れなくてインテリアにもなじむデザイン性が高いものを選びたいですよね! たとえば仰々しくないのに高機能なヴィトラの新作「IDクラウド」と、過去に本連載でご紹介したスウェーデンの名作システム収納、「ストリング」の昇降デスクを合わせれば、機能的なSOHOを作ることができます。

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「IDクラウド」と「ストリング」昇降デスクの設置例。

デザインのバリエーションも豊富な「IDクラウド」は、写真の仕様の場合(前傾チルト付き、奥行調整機能付き、リングアームレスト パウダーコート仕上げ)6か月プランなら¥9,400/月、24か月プランでは¥4,000/月と、月々1万円以下で利用可能。「ストリング」の昇降デスクも、写真の仕様の場合(幅1200×奥行780×高さ715~1185mm)6か月プランで¥17,200/月、24か月プランは¥7,500/月と、こちらも手ごろな価格帯です。ワークチェアと昇降デスクの両方をセットにする場合は、単純に足し算になります。

自宅だけでなく、期間限定のプロジェクトルームのための一時的な利用やオフィス改革のスモールスタートなど、目的と期間に合わせて柔軟なオフィスづくりにも活用できるこのシステム。新しい働き方にチャレンジしたい企業にも最適なサービスです。

ほかにも過去に連載で紹介したハーマンミラーの「イームズアルミナムグループチェア」や「アーロンチェア」、ウィルクハーンの「スティッツ」などもラインナップされています。

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「イームズアルミナムグループラウンジチェア」6か月プラン¥18,500~/月、24か月プラン¥8,000~/月
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「アーロンチェア」6か月プラン¥14,200~/月、24か月プラン¥6,200~/月
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「スティッツ」6か月プラン¥4,800~/月、24か月プラン¥2,100~/月

■2:自分に合った働く環境を模索!2年契約の「パッケージ プラン」

「リモートワークの課題は多々あるけど、何から始めたらいいのかわからない」「余っているスペースを活用したいけどイメージがわかない」「とりあえず手軽でリーズナブルに始めたい」といった方におすすめなのは、あらかじめ家具がセットになった月額¥10,000(一部アイテム¥25,000)の「パッケージ プラン」。

「インターオフィス」が提案するワークシーンのセットから選んで、実際に使いながら働き方を模索することができます。2年契約なので2年借りて返すもよし、気に入ればサブスクで支払い済みの金額を差し引いて購入することも可能です。

具体例:フレキシブルに使い方を変えられるデスク・チェア・スツール2組セット

ご夫婦双方がフルタイムワークになった場合や、個別のワークスペースが複数必要になった場合にもフレキシブルに対応できる、一人用ワークスペース(デスク・ワークチェア・スツール)が2組借りられるセット。

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「mapテーブル」(左)、「ルーキー」(右上)、「スツール60」(右下)が各2点のセット。アイテムのカラー・仕様は異なる場合もあります。

キャスター付きで台形のヴィトラの「マップテーブル」は単独執務にも十分な広さを確保でき、向かい合わせて使えば最大6名まで使用可能です。同じくヴィトラの「ルーキー」は、コンパクトなサイズながらかけ心地抜群で座面と背もたれはどちらにも高さ調節を備えています。アルテックの「スツール60」は、使わないときは重ねておくことも可能で、荷物置きやとっさに必要な際も便利なアイテムです。

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キャスター付きで台形の「マップテーブル」は、向かい合わせて使えば最大6名まで使用可能。

具体例:ひとつ置くだけでプライベートなワークスペースを確保できるソファ

セットのなかには単品のものもあります。ムートの「アウトラインハイバックワーク」は、まるでパーテーションで仕切られたような空間を得られるソファ。1メートル以上もある高い背もたれにより、置くだけで雑多な生活空間と切り分けることができ、作業に集中できるシェルターの役割を担ってくれます。借りてその効果を試してみたいアイテムのひとつですよね。

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最小限の部屋のような集中できるコーナーを作ることができるムートの「アウトラインハイバックワーク」。大型なので搬入経路の確認が必要になります。

「fittingbox」のHPでは詳しい方法や実例をチェックできるほか、ここを通じて質問や相談ができます。気になった方はまずこちらにアクセスしてみてはいかがでしょうか?

詳しくはこちらから


今回は、インテリアのプロ御用達のセレクトショップ「インターオフィス」が手掛ける、オフィス家具のサブスクサービス「フィッティングボックス」をご紹介しました。記事中に登場した家具のなかには、過去の連載で詳しく取り上げたものもあります。こちらもぜひチェックしてみてください!

【参考記事】
「ストリングス」の昇降デスク
「イームズアルミナムグループ ラウンジチェア」
「アーロンチェア」
「スティッツ」

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この記事の執筆者
イデーに5年間(1997年~2002年)所属し、定番家具の開発や「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。 2012年より「Design life with kids interior workshop」主宰。モンテッソーリ教育の視点を取り入れた、自身デザインの、“時計の読めない子が読みたくなる”アナログ時計『fun pun clock(ふんぷんクロック)』が、グッドデザイン賞2017を受賞。現在は、フリーランスのデザイナー・インテリアエディターとして「豊かな暮らし」について、プロダクトやコーディネート、ライティングを通して情報発信をしている。
公式サイト:YOKODOBASHI.COM