2022年の十五夜は9月10日(土)。旧暦8月15日にあたる「中秋の名月」は、収穫した里芋を供えてお月見をする風習があることから「芋名月」とも呼ばれます。
老舗和菓子店「とらや」では、お月見に合わせて、月にちなんだお菓子が販売されます。秋限定パッケージの人気商品や、季節の羊羹など、本記事ではおすすめの7商品をご紹介します。
名月に想いを馳せて…「とらや」のお月見におすすめのお菓子7選
■1:リニューアルして発売!「秋パッケージ小形羊羹」
「とらや」の看板商品のひとつ、小形羊羹「夜の梅」(小倉)、「新緑」(抹茶)、「おもかげ」(黒砂糖)の3種類の羊羹が、期間限定の装いで登場します。
月と紅葉をモチーフにした秋パッケージは、今年リニューアルされて新登場。鮮やかなパッケージが美しいですよね。月の満ち欠けと色づいていく山々で、秋の移ろいを表現しているそうです。
2022年9月1日(木)~10月下旬での販売で、なくなり次第終了となります。
■2:神々しい虎をモチーフとした湿粉製棹物「月夜の虎」
とらやが寅年にちなんで販売している羊羹の第3弾、湿粉製棹物「月夜の虎」。黒砂糖入りの小倉羊羹を、そぼろ状にした黄と黒の餡で挟み蒸しあげたひと品です。小倉羊羹はふけゆく夜の静けさを、黄と黒のそぼろは、月光に照らされ一段と美しく神々しく見える虎をイメージしているそう。月夜の情緒あふれる意匠です。
2022年9月1日(木)~9月中旬での販売で、なくなり次第終了となります。
■3:名月の里を羊羹に。季節の羊羹「新更科」
信濃国(現在の長野県)の北部にあり、古来、名月の里として名高い「更科」をモチーフとした季節の羊羹「新更科」です。こし餡の煉羊羹で山を、白餡の煉羊羹で夜空に浮かぶ月を表しています。
販売期間は2022年9月上旬~10月中旬まで、なくなり次第終了となります。
■4:お手土産にも好適!生姜入焼菓子「残月」
通年販売の「残月(ざんげつ)」はこの時期のお手土産にも好適な焼菓子です。「残月」とは明け方まで空に残っている月のこと。半月状にした生地の表面に塗られたすり蜜が、薄雲のかかった明け方の月を思わせます。しっかりとした歯ごたえの皮の中には、濃厚なこし餡が詰まっていますよ。
■5:定番の和菓子の由来は中秋の名月にあり。最中「弥栄」
定番の和菓子、最中。「最中」という名称は、丸い形が「最中の月(中秋の名月)」に似ていることに由来し名付けられたと言われています。とらやで通年販売されている「弥栄(やさか)」は、菊をかたどった丸い茶色の皮に、小倉餡を詰めた最中です。
■6:一部店舗にて販売!薯蕷製「月下の宴」
薯蕷製「月下の宴(げっかのうたげ)」は、草むらから立ち上がって月を愛でるうさぎを表した薯蕷饅頭です。しっとりとした生地の中には、白小倉餡が詰まっています。
販売期間は2022年9月1日(木)~9月15日(木)。関東・中部・近畿地方の一部店舗にて販売され、店舗によって販売期間が異なります。なお、中部・近畿の一部店舗では10月6日(木)~8日(土)にも販売されます。
■7:お月見におすすめのお菓子の詰め合わせ「和菓子缶」
最後はお月見におすすめの和菓子を詰め合わせた「和菓子缶」です。2022年9月1日(木)~9月30日(金)に販売される「和菓子缶」は、秋パッケージ小形羊羹を6本(各2本ずつ)、最中「弥栄」を2個、「残月」を2個詰め合わせた限定販売のひと品です。
缶のデザインは、神秘的な月の青白い光を思わせる色を背景に、虎が躍動する姿が大胆に配されています。お手土産やちょっとした秋のギフトにご活用ください。
お月見にはもちろん、秋の手土産としても好適なとらやの和菓子。中秋の名月に想いを馳せながら、老舗の味をいただいてみてはいかがでしょうか。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- Precious.jp編集部