【目次】
足がだるくなる「原因」
■自律神経の乱れ
梅雨が始まり、昼と夜との寒暖差が激しい6月や、秋から冬にかけてのどんよりした日が続くときは、自律神経のバランスが乱れやすく、内臓機能が低下することで、体に不調が起こり、だるさを感じやすくなります。また、湿度の高い状態が続いて発汗機能が乱れると、余分な水分を体内に溜め込みやすくなり、むくみやだるさを引き起こす原因にも…。
村木宏衣さん伝授|梅雨期のむくみとだるさを改善!ツボ押しメソッド
お正月休みが終わって日常に戻る時期は「なんとなくだるくてやる気が起きない」「だるさが抜けない」などプチ不調を感じることも。それは、お休み中のリラックスした状態から、急に忙しい生活へと変わったことで自律神経が乱れてしまっている、もしくは、お正月の食べ過ぎ、飲み過ぎによって胃腸が疲れたまま回復していないのが原因かもしれません。
そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんがおすすめするのが、自律神経や胃腸にアプローチするツボ押し。足にあるツボをプッシュするのですが、だるさを改善&やる気をアップさせる効果あり。さらに、暴走した食欲を抑える作用もあるので、ダイエットにも役立ちます。このツボをプッシュすることで、だるさが抜けて体がスッキリ。調子のいい状態に復活しやすいので、この機会にぜひ覚えておきましょう。
村木宏衣さん指南|休み明けのだるさを改善!調子を整え、やる気をアップするツボ押しメソッドとは?
足のだるさを解消するツボ【5選】
【1】「脳下垂体(のうかすいたい)」のツボ
【2】「湧泉(ゆうせん)」のツボ
【3】「厲兌(れいだ)」のツボ
・「脳下垂体」は足裏の親指の真ん中。
・「湧泉」は土ふまずのやや上から人差し指に向かって少しくぼんだ部分に。
・「癘兌」は人差し指の爪の付け根にあります。
・「脳下垂体」 「湧泉」のツボを指で挟むようにして、親指全体で圧をかけましょう。
・「ゆっくりと5秒かけて押し、5秒かけて離す」を3〜5回繰り返しましょう。反対の足も同様に行ってください。
・足の人差し指の爪の付け根にある「厲兌」のツボをプッシュします。
・押す場所は大体の位置でOK。手の人さし指と親指で挟むようにして、ゆっくりと5秒間押し、ゆっくりと5秒かけて離す。これを3〜5回繰り返します。反対の足も同様に行いましょう。
村木宏衣さん指南|休み明けのだるさを改善!調子を整え、やる気をアップするツボ押しメソッドとは?
【4】「三陰交(さんいんこう)」のツボ
・内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが「三陰交」。
・ここを指で「ゆっくりと5秒かけて押し、5秒かけて離す」を5回繰り返しましょう。
・冷え解消にも効くツボです。強すぎず、弱すぎず、イタ気持ちいいくらいの圧で行いましょう。
【5】「陰陵泉(いんりょうせん)」のツボ
・内くるぶしに親指が当たるように足を掴み、骨の際に沿って指で擦るように上がっていき、止まるところが「陰陵泉」の位置。
・ここも同様に、親指で「ゆっくりと5秒かけて押し、5秒かけて離す」を5回繰り返しましょう。
・胃腸の調子を整えるのにも効果的。ここも強すぎず、弱すぎず、イタ気持ちいいくらいの圧で行いましょう。
村木宏衣さん伝授|梅雨期のむくみとだるさを改善!ツボ押しメソッド
- TEXT :
- Precious.jp編集部