今回は、冬になると特に気になる「静電気や乾燥で髪が広がる」というお悩みに、ヘアサロン「SUNVALLEY」の副店長・みち子さんがアドバイス。

「毎日のスタイリングで髪にダメージを与えているところに冬の乾燥が加わり、髪は静電気を帯びやすくなってきます。その場合、スタイリングの前にきちんとブラッシングをして、絡まりを解いておくことが大事。仕上げにオイルをなじませれば、髪の水分が保たれてまとまりとツヤ感も長持ちしますよ」(みち子さん)

今回は、静電気や乾燥に負けない【髪がサラサラにまとまるスタイリング術】をご紹介します。

40代のお悩みを解決【ミディアムヘア】:髪が広がってパサつきが目立つ!

ミディアム代表:鷲見麻由美さん(36歳/米粉菓子教室主宰)のお悩みを解決するには…

■解決スタイル:レイヤーは顔まわりのみ。ツヤが出やすいように長さを生かす

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

鷲見さんのHAIR CHART

  1. やわらかさ(柔→硬) ★★
  2. ボリューム(少→多) ★★★
  3. 髪の太さ (細→太) ★★
  4. うるおい (乾→潤) ★★
  5. 白髪の量 (多→少) ★★★★★

毛の1本1本が細くて柔らかく、うるおいを保ちにくい鷲見さんの髪質。

「パサつきを抑えるため、レイヤーはほとんど入れていませんが、まったく入れないと重たい印象になるので、動きを出すために耳から前の部分と、ハチ(耳上の骨が張り出している部分)からトップにかけてのみ、レイヤーを入れています」(みち子さん)

■スタイリング術:スタイリング前のブラッシングで髪のコンディションを上げる!

「髪を充分にとかさないままスタイリングを始めると、毛が折れて余計にパサつきがひどくなります。キューティクルの流れにあわせて上から下へブラッシングし、髪の状態を整えることから始めましょう」(みち子さん)

スタイリング前
スタイリング前

1:全体をまんべんなくブラッシング

 

トップの髪が寝やすい人は、ただブラッシングするだけでなく、毛穴から髪を起こすように頭頂部を前後左右にとかして。

2:カールアイロンで裾の毛先を1カール外巻きに

 

毛束の中間から挟み、まっすぐ下に動かしながら毛先だけカールさせる。

3:毛先を中心にオイルをなじませる

 

髪の中間から毛先にかけて、手ぐしでとかしながらなじませる

POINT

  1. 必ず根元からブラッシングをして髪の絡まりを解く
  2. 毛先を巻くときはアイロンを横に引っ張らず、まっすぐ下に滑らせる
  3. 仕上げにオイルをなじませ、うるおいをキープさせる

仕上げに使うオイルは保湿力の高さで選びたいもの。みち子さんのおすすめは、【YES CBD】CBDヘアオイル30ml ¥7,700(YES TOKYO)。

「麻から摂れるオイルが主成分で、保湿力がすごく高い。髪はもちろん全身に使えるのも便利です」(みち子さん)


今回、教えてくださった「SUN VALLEY 副店長」みち子さん

実家に住んでいたころはよく近所の山に登っていたみち子さん。「最近、日帰り登山にハマっています。夫と『今度は筑波山にしようか』と計画中です」Instagramアカウント:@sunvalley_michiko
実家に住んでいたころはよく近所の山に登っていたみち子さん。「最近、日帰り登山にハマっています。夫と『今度は筑波山にしようか』と計画中です」Instagramアカウント:@sunvalley_michiko

問い合わせ先

SUN VALLEY
住所/東京都港区南青山5-2-12 Gビル B1F
TEL:03-6427-3807
営業時間:水・金10:00~20:00 木・土10:00~19:00 日・祝10:00~18:00
定休日:月・火曜(月曜が祝日の場合は営業。同じ週の水曜が休)

大きな窓から陽射しが降り注ぐ、居心地のいい上質な空間。
大きな窓から陽射しが降り注ぐ、居心地のいい上質な空間

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
古谷利幸〈F-REXon〉
EDIT&WRITING :
中島 祐美
DIRECTION :
青木 笑