【目次】

【1】目&べろ回しエクササイズ


教えてくれたのは…
宝田恭子さん
(たからだ きょうこ)歯科医師。宝田歯科医院3代目院長。睡眠改善インストラクター。従来の歯科治療に、表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れ、口元からのアンチエイジングを提唱。テレビや雑誌、講演などでも活躍。

■口輪筋と眼輪筋を一緒に効率よく鍛える

\このメソッドの効果とポイント/
・口の中で舌を回すと、口の周りにある口輪筋がダイレクトに刺激でき、血流がアップします。
・目も回すと、口輪筋とつながっている目の周りの眼輪筋も鍛えられる。
・しわやたるみの出やすい口元&目元を一緒に効率よく改善。
・口内の唾液の分泌も促され、口腔内の健康にも役立って一石二鳥。

<STEP.1>眼球と舌を同時に1周させる

・姿勢を正して座り、顔を正面に向けます。
・舌先を上唇と歯茎の間にしっかりと入れ、眼球と一緒に舌をゆっくりと1周させます。
・時計回りと反時計回りを各3回、行って。

眼球と舌を同時に1周させる
眼球と舌を同時に1周させる。

<STEP.2>口角の斜め上を舌で3秒押す

・2時と10時の方向に筋肉のつなぎ目があり、血流が悪くなりがちなので、その場所のみ1周させる途中で、3秒間舌先で押し続けます。

舌先で内側から押す
舌先で内側から押す。

<STEP.3>首の筋肉を優しくさする

・舌を動かし続けると首のあたりまで負荷がかかるので疲労感を覚えるもの。
・耳の下あたりから首の前側まで数回優しくさすり、クールダウンして。

クールダウン
クールダウン。

【2】舌スイングエクササイズ


■舌を動かして、フェイスラインのもたつきを解消

\このメソッドの効果とポイント/
・「舌スイングエクササイズ」は、舌を思いっきり出し、虹を描くようにスイングさせるエクササイズ。
・舌の根元はあごの組織とつながっているため、舌を出して動かすことであごまでも鍛えられる。
・自然とフェイスラインのもたつきもすっきり解消!
・口角から鎖骨につながる筋肉も伸ばせるので、年齢とともに気になる首のしわにも効果てきめん。

<STEP.1>舌をしっかり伸ばして左右にスイング

・両手を胸の前でクロスさせ、首の前側を伸ばして反らせます。

左右にスイングを8回
左右にスイングを8回

<STEP.2>舌を出してスイングを8回繰り返す

・舌を思いっきり出し、目とともに虹を描くようにスイング。
・8回行ったら舌を引っ込めて正面を向き、手を下ろす。 

ほうれい線やフェースラインのもたつきが消え、下がり口角がキュッと上向きに
ほうれい線やフェースラインのもたつきが消え、下がり口角がキュッと上向きに!

【3】おいしい顔ヨガエクササイズ


教えてくれたのは…
間々田佳子さん
(ままだ よしこ)顔アスリート、小顔・若顔・しあわせ顔スペシャリスト、顔ヨガ講師、タンゴダンサー 兼 講師。顔ヨガで若顔・印象アップ・笑顔レッスン、ビジネスに役立つ表情筋トレーニングなどを指導。テレビ、雑誌、新聞などのメディアや講演等でも活躍中。顔だけでなく脳も活性化する「脳活顔ヨガ」、音楽に合わせて顔を動かす「顔のラジオ体操」、歌いながら顔ヨガを行うなど、新しい顔ヨガメソッドを開発・発表している。

■顔の筋肉を動かして、たるみを解消

\このメソッドの効果とポイント/
・ほうれい線やたるみを解消するなら、毎日の「顔ヨガ」も効果てきめん。
・ほうれい線に意識を向けながら、顔の筋肉を動かす。
・口角もアップして表情もより豊かに、美人印象が格段にアップ。
・顔ヨガ「おいしい顔」は、口角挙筋(こうかくきょきん)・舌筋を使用して口角アップ。

<STEP.1>目線を上に、口角を上げて笑顔をつくる

・目線を少し上にして、口角を上げて笑います。上の歯が8本見えているように。
・舌を出して舌先は小鼻を舐めるように上に向けて。

目線を上にして口角を上げる
目線を上にして口角を上げる。

<STEP.2>舌先を上げたまま、左右に移動して3往復

・舌先を上げたまま、左右の口角に移動。舌で唇を舐めないよう、しっかり外に出して。3往復。

おいしい顔 右
おいしい顔 右
おいしい顔 左
おいしい顔 左

【4】ムンクの顔エクササイズ


■下眼瞼筋を鍛えることで、小顔効果も

\このメソッドの効果とポイント/
・下眼瞼筋(かがんけんきん)を鍛えて、ほうれい線や目の下のむくみ、たるみ解消、目のクマ軽減や小顔効果も。顔全体をストレッチしてほぐしてくれる。

<STEP.1>口を「お」の形にして鼻の下を伸ばす

・口を「お」の形にして鼻の下を伸ばします。ほうれい線が消えるように口を小さくすぼめます。

口を「お」の形に
口を「お」の形に

<STEP.2>目線を上げて目の下の伸びを感じる

・顔はそのままで目線だけ上げます。天井を見るようにして目の下の伸びを感じて。
・目線を上げたときに額にしわが入らないように気をつけて。
・額にしわが入ってしまう場合は、手で押さえて行う。

目線を上げる
目線を上げる。

簡単にできる!ほうれい線を解消するエクササイズ7選

【5】あご下を引き締める舌の筋トレ


村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらきひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」美容メソッドを確立。現在は「クリニックF」内「Amazing♡beauty」を開設。著書に『一生劣化せず今すぐ若返る 整筋・顔体大全』(日経BP社)など多数あり。

■舌の筋肉を鍛えて、二重あごを防止

\このメソッドの効果とポイント/
・太らなくても二重あごになるのは、舌の筋肉の衰えが原因。
・舌を大きく動かすことで、舌の筋肉を鍛えて、溜まった老廃物を流すことができる。
・英語のRの発音をイメージして「ら・り・る・れ・ろ」と発音すると舌の筋肉のトレーニングに。
・人さし指であご下に圧をかけて、舌を動かす筋肉=舌骨筋群に負荷をかけると効果的。

<STEP.1>カギ形に曲げた人さし指を使う

・人さし指をカギ形に曲げて、第一関節から第二関節の平らな部分を使う。

舌骨筋群とあご下のリンパ節の両方に圧をかけたいので、平らな面で幅広く圧をかけます。
舌骨筋群とあご下のリンパ節の両方に圧をかけたいので、平らな面で幅広く圧をかけます。

<STEP.2>あご先の骨から2㎠内側に圧をかける

・あご先の骨から2㎝ほど内側の骨の際に、グッと入り込むくぼみがあるので、STEP1でつくったカギ形に曲げた人さし指で圧をかける。

これによって舌骨筋群に負荷がかかります。舌の筋肉をしっかりトレーニングできて、二重あご解消効果が高まる重要ポイント。
これによって舌骨筋群に負荷がかかります。舌の筋肉をしっかりトレーニングできて、二重あご解消効果が高まる重要ポイント。

<STEP.3>英語の巻き舌のようにして「ら・り・る・れ・ろ」と発音

・STEP.2のようにあご下に指で圧をかけたまま、英語のRの発音のように、巻き舌で「ら・り・る・れ・ろ」と大きく口を動かす。
・これを5回繰り返す。

舌を根元からしっかりと動かすことが大事なので、なるべく大きく口を動かしましょう。声は出さなくてもOK。
舌を根元からしっかりと動かすことが大事なので、なるべく大きく口を動かしましょう。声は出さなくてもOK。

日本人は二重あごになりやすい!?あご下のたるみには「舌の筋トレ」が効く

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