明日・3月4日『スカーフの日』です。これはスカーフの魅力をさらに多くの人に知ってもらう、という目的で定められた記念日で、日付けは、ヨーロッパの風習に由来します。古来、ヨーロッパではカトリックのミサの際に女性が三角形や四角形のベールを頭から被るのが礼儀とされており、万が一、ベールを忘れないように首に巻いた…というのが、現在のスカーフの始まり、と言われております。そこで、三角形と四角形の3と4をとって、3月4日が記念日に選ばれました。春先はスカーフを巻く人が多い、ということも考慮されたそう。気温の不安定なこの時期、ファッショナブルかつ、携帯しやすい防寒具の役割も務めてくれるスカーフ、ぜひ活用いたしましょう。

ということで本日は「巻」「被」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「席巻」ってなんと読む?

「席巻」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「むしろを巻くように領土を片端から攻めとること」という意味から転じ「激しい勢いで自分の勢力範囲を広めること」という意味で使用される言葉になっています。

<使用例>

「新たに市場を席巻するような、珍しくておいしいスイーツはないかしら?」

読み仮名4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 「席巻(せっけん)」 です。

「巻」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に音読みの「ケン」がございます。
「巻」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に音読みの「ケン」がございます。

「席巻(せっけん)」という言葉、表外読みが用いられる熟語ながら、ビジネスや大人の会話に、大変よく登場しますので、誤読に気を付けたい言葉です。「席巻(せっけん)する」と類儀の言い回しに「旋風(せんぷう)を巻き起こす」「一世を風靡する」などがございます。「席巻(せっけん)」は、もともと「戦いぶり」を表現した言葉で、席=ござやむしろなど、座する場所となる敷物を一気に巻き取るかのような勢いで、敵の領土を奪って自軍の領土を拡大する、猛烈な勢いを意味しています。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「被く」ってなんと読む?

「被く」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「頭の上から覆う。被(かぶ)る」「貴人から褒美(ほうび)に衣服を頂戴する、また、それを肩にかける」「損害や負担などをしょいこむ」「騙される」などの意味をもつ言葉です。

<使用例>

「思ったより日差しが強いわね。スカーフを被いて日よけにするわ」

「○○く」。
「○○く」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 被く(かずく)です。

こちらも「被」の表外読みです。

「頭に被る」という意味の「被く(かずく)」は、やや古風な言い回しですが、貴重なものや誉れのあるものを受け取ったり、捧げ見せるようなときにふさわしい言い回しです。捧げ見せるとは、両手に持って目の上の高さより上にあげて見せることで、例えば「チャンピオンベルトを被く(肩にかけて、お披露目する)」というようにも使用できます。「頂く」「見せる」と表現するよりも教養を感じさせる言い回しですので、「被く(かずく)」、大人の語彙として覚えておきましょう。

*** 

本日は、3月4日『スカーフの日』にちなんで、「巻」「被」という字の入った日本語から、 

・席巻(せっけん)

・被く(かずく)

の読み方についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱