長時間のパソコン作業は、アゴが前に突き出し、首の後ろがロックされた状態になるのですが、この蓄積がストレートネックの原因に。
ストレートネックとは、「スマホ首」とも呼ばれ、首の骨=頸椎(けいつい)のゆるやかなカーブが失われてしまった状態のこと。そもそも首のカーブには「頭の重さによる耐圧を分散する」という役目があり、自然に湾曲していれば首にかかる負荷が緩和されるようになっています。
けれどもストレートネックになってしまうと5キロもある重い頭の耐圧を分散できず、首で支えきれなくなり、首コリ、肩コリだけでなく、ひどい場合は、頭痛や手のしびれを引き起こすこともあるから、軽視してはいけません。
なので、首のケアは大事ですし、特に就寝前に首コリをリセットすると睡眠の質、翌朝の体調に大きく影響します。とはいえ、疲れすぎてストレッチもマッサージも面倒、という日もあるはず。
そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、たった7秒でできる首のストレッチ。壁さえあればできて超簡単なので、面倒くさがりの人も今日からやってみてくださいね。
■壁に背中をつけて立ち、指であごを壁方向に押し込む
壁に後頭部と背中をぴったりとつけるようにして立ちます。次に人さし指と親指であごをつかみ、壁側に押し込むように圧をかけます。この状態で7秒キープ。首の後ろの筋肉がストレッチされるのを実感するはず。
壁に後頭部をつけるときにあごが上がってしまうとストレッチ効果がなくなるのでNG。視線はまっすぐに前を向いたままキープして。
【ストレートネック予防に【村木さん指導】7秒首ストレッチ】
1.就寝前にコリをリセットしておくことは、疲労を溜めない秘訣。
2.歪みにも大きく影響するストレートネック解消のためには、首コリのリセットが重要。
3.面倒くさがりな人でもできる、超簡単な首のストレッチを伝授。
4.たった7秒でできるし、翌朝の首と肩がラクになり、疲れを溜めにくくなる。
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以上、「ストレートネック予防に【村木さん指導】7秒首ストレッチ」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は7月22日の更新です。お楽しみに!
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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子