人生を共にし、愛して育てた自分だけの逸品を大公開【「愛しのエルメス」が、私にくれたもの】
世界中を虜にしてやまない「エルメス」の逸品と、それぞれのタイミングで運命的な出合いを果たした女性たち。そんな奇跡ともいえる瞬間のときめきや、長年使っているからこそ気付いた色褪せない魅力など…。“エルメス愛” を自認する『Precious』ゆかりの皆さんの愛情溢れるモノ語りを、お楽しみください!
今回は「MIKAKO NAKAMURA」デザイナーの中村三加子さんに、愛用されているスカーフ『カレ』との出合いやエピソードを教えていただきました。
「MIKAKO NAKAMURA」デザイナー・中村三加子さん「私にとって『カレ』は、スカーフというよりアートのような存在です」
その数、120枚以上! 中村さんが『カレ』を集め始めたのは10代後半から。美しい柄や色彩を、絵画のような感覚でとらえているといいます。
「かつては、額に入れて楽しんだことも。特にメゾンを象徴する馬のモチーフや、『タヒチ』『ブラジル』『インド』といったテーマ性のあるものが好みです」(中村さん)
きちんと色別に収納しているのは、使用するときに選びやすいという理由から。
「身につけるときもアートのように、ベーシックな装いのポイント使いで楽しみます。ターコイズやカーキ、グリーンは、今でも使用頻度が高いですね。それにかさばらないので、出張には黒や茶系、旅には鮮やかな色を10枚ほど持参。そのたびに一枚一枚広げてみては、正方形の中の世界観に酔いしれています」(中村さん)
※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
関連記事
- スタイリスト 高橋リタさんが母から譲り受けた『ケリー』を大公開!【「愛しのエルメス」が私にくれたもの】
- 大政 絢さんが愛用する『バーキン』&チャームを大公開【「愛しのエルメス」が私にくれたもの】
- 板谷由夏さんがプライベートで愛用する「エルメス」ジュエリーを公開【「愛しのエルメス」が私にくれたもの】
- PHOTO :
- 小池紀行(CASK)
- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、安村 徹(Precious)