動物を家族に迎え入れた方々の物語【愛犬・愛猫と「共に生きる」ということ】
人生を充実させている女性の横には、愛らしい動物が寄り添っていました。どう暮らし、何を感じているのか、本人撮影によるスナップ写真と共にお届けします。
【眺めているだけでひと息つける圧倒的な癒やしを与えてくれる宝物】「uka」代表、ネイリスト・渡邉季穂さん×ロシアンブルーのボーテ & PJW
「誰にも媚びることなく、自由に気高く生きている。その生き方にものすごく憧れるし、日々癒やされています」
ネイリストとして大切なのは、お客様の要望に完璧に、かつクリエイティブに応えること。その緊張感から解放されたとき、マイペースにくつろぐ猫たちを見ていると、なんだか安心するのだとか。これまで迎え入れてきた猫はすべてロシアンブルー。今一緒にいるのは、おっとりとしたボーテ、そしてやんちゃ盛りのPJWです。
「会社の代表として気を張っていることもあると思いますが、なぜかB型気質の人に惹かれる傾向があって。気ままというか無責任というか(笑)、あの独特なムードの人がいるとすごく救われる。猫の存在もどこかそれと似ているかも。『まぁ、どうにかなるよね、大丈夫』とひと息つけるんですよね」
キャットプリントのスカートとPJW。くりくりした目が愛らしい。
その一方で感じているのは「私は守られている」という強い思い。
「例えば辛いことがあって、部屋でひとり泣いていると、そっと忍び寄ってきて、頬をつたう涙をぺろっと舐めてくれることがあるんですよ。それはときに1メートル先からじっと見つめているだけのときもあるけれど、その詰めすぎない距離感を含めて、なんだか大人っぽい関係性だなと。ナチュラルに相手をリスペクトする、それってすごいことですよね」
ボディカラーとコーディネートしたネイル。「uka」ではにゃんにゃんにゃんの日(2月22日)に数量限定で「uka cat study」を発売し、売り上げの一部を保護猫活動に寄付した。
今は、「ただただ、存在してくれてありがとう」という気持ちが溢れ出て止まらないのだとか。その無償の愛も学んだと語ります。
「さらに誰よりも私のことが好きという愛情の倍返しが、自己肯定感を爆上げしてくれる。愛の無限ループにひたる至福の日々です」
【Pet Proile】
【Common Question】
Q1:今までの動物遍歴は?/幼少の頃に犬を飼い、その後ロシアンブルーを2匹。
Q2:名前の由来は?/「ボーテ」は“uka” に変更する前の社名候補の一部だったもの。「PJW」は、初代猫「プーチン」に顔が似ていたことから、「Putin Jr. Watanabe」が正式名。
Q3:ご褒美で喜ぶことは?/“ラシャトン” の極上ナチュラルチキンペースト。
Q4:ペットとの関係性をひと言で言うと?/チーム。
Q5:今、伝えたいことは?/「存在してくれてありがとう」
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- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、兼信実加子、本庄真穂、喜多容子(Precious)