加齢とともに足首は硬くなりやすい!動きを引き出すメソッドを習慣に

2人の女性 メソッドの指導をしている
 

「足首」はバランスをとりながら全身を支える役目と、立つ、歩くなどの動きにも重要な役割を果たしています。けれども、加齢ともに「足首」は硬くなりやすく、動きにくくなると「足首」そのものが不安定に…。すると膝や骨盤に影響を及ぼして脚が歪み、ふくらはぎや太ももが外に張り出して太くなってしまうのだとか。

さらにいえば「足首」が硬いと可動域が狭くなるため、ちょっとした段差につまづいて転倒…なんてこともあるので、「足首」の動きを引き出すために、柔軟にしておくことはとても重要です。

ちなみに、足の指先を床につけてぐるぐる回すのは、歪みの原因になるのでやめておきましょう。

今回、エイジングデザイナーの村木宏衣さんに教えていただくのは「正しい足首回しメソッド」。とても簡単でだし、バスタイムにもできる方法です。「足首」が安定することで歪みが修正され、立ち方姿勢が美しくなり、筋肉の使い方が変わる、というのがこのメソッドの目的。習慣化すれば、脚が細く美しく変わっていきますよ。

■Step1:意識するのは「足首」の奥の筋肉

意識すべきは、左右のくるぶしを繋いだラインの少し下(指を指しているポイント)の奥の筋肉。

意識するのは「足首」の奥の筋肉で、指を指している
 

■Step2: ふくらはぎを手で支えながら持ち上げる

椅子に座り、背もたれに寄りかかります。次にふくらはぎを手で支えながら、持ち上げます。

ふくらはぎを手で支えながら持ち上げる
 

このとき、脚はまっすぐ前に出すこと、足の指を脱力しておくのがポイントです。

脚はまっすぐ前に出すこと、足の指を脱力しておくのがポイントという解説
 

■Step3:「足首」を意識しながら回す

「足首」を回して、硬くなっている足首を柔軟にしていきます。

足の甲や足の指を使って回すのではなく、Step1で指を指したところの「左右のくるぶしを繋いだところの少し下」の奥の筋肉を使って回すようにしましょう。足指は開いて脱力したまま、足首を回すのがポイント。

右回し10回、左回し10回を1セットとして、2セット行いましょう。

「足首」を回している
 

【まとめ|脚が細くなる!立ち姿も美しくなる!足首回しメソッド4か条】
1)「足首」はバランスをとりながら全身を支えたり、立つ、歩くなどの動きにも重要な役割に。
2)加齢ともに「足首」が硬くなり動きにくくなると、不安定になり脚が歪みやすい。
3)ふくらはぎや太ももが外に張り出し、太くなるのを防ぐには「足首」のケアは重要。
4)「足首」が安定することで歪みが修正され、立ち方姿勢が美しく、筋肉の使い方が変わり美脚に!

以上、「脚が細くなる!立ち姿も美しくなる!足首回しメソッド」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は6月8日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
 
体験者:長尾優子さん
サービス業
「普段、足首を意識することはないので、ケアはしていなかったのですが、意外と負荷がかかっていたのを実感。いつの間にか足首が硬くなっていました。このメソッド1回やっただけでも、立ったときに安定する感じがして、歩き方も筋肉の使い方も変わりそう、と思えました。入浴中にバスタブの中でもできるので、毎日行うのも苦にならず、続けられそうです」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子