「沖積」ってなんと読む?「おきづみ」ではありません!

明日・6月18日は、『考古学出発の日』です。1877(明治10)年のこの日、縄文時代後期の貝塚、大森貝塚(東京都品川区)を発見し、発掘調査を行った米国の動物学者、エドワード・モース博士が来日したことにちなんだ記念日です。モース博士が、汽車で横浜から新橋へ向かう途中、貝塚が一帯に堆積している場所を発見したことから、その後、日本で初めて行われた科学的な遺跡の発掘調査が行われることになりました。…ということで、本日は「堆」「積」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「堆い」ってなんと読む?

「堆い」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「積み重なって高く盛り上がっている」という意味の言葉です。

<使用例>

「燃やせるゴミの日は、この時間にはもう、集積所にゴミ袋が堆く積み上がってるわよ」

「〇〇〇〇い」。
「〇〇〇〇い」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 堆い(うずたか-い) です。

この言葉は「うず高い」とは書きません。
この言葉は「うず高い」とは書きません。

「うずたかい」という言葉はみなさま使っていたかと思いますが、「堆い」という表記は知らなかったという方も多いでしょう。「うずたか(い)」は「堆」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)です。

さて、2問目は「積」という字の入ったクイズです。

【問題2】「沖積」ってなんと読む?

「沖積」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「土砂などが流水に運ばれて下降や河岸に堆積すること」を言う言葉です。

<使用例>

「日本の、人口が多い地域は、だいたい沖積平野なのよね」

かな5文字です。
かな5文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 沖積(ちゅうせき) です。

「沖」の音読み「チュウ」、読めましたか?

地質学の年代の区分で、最も新しい、約1万年前から現在までを「沖積世(ちゅうせきせい)または完新世」と言ったり、例文のように「沖積(ちゅうせき)によってできた低地から形成された平野」を「沖積平野(ちゅうせきへいや)」と言います。「沖積(ちゅうせき)」は日本の地形と関わりの深い言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。

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本日は、6月18日『考古学出発の日』にちなんで、

・堆い(うずたか-い)

・沖積(ちゅうせき)

などの読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/朝日新聞デジタルホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱