血流を高めて髪に栄養を届ける、3つのツボをチェック
髪がうねる原因のひとつは、毛穴のゆがみ。顔と同様に、加齢や外的刺激によって頭皮もたるみが起こり、毛穴が楕円形にゆがんでしまいます。また、頭皮の下にある毛包(毛が生えてくる通り道)もゆがむため、生えてきた髪の毛があちこちに向いてしまい、うねりが起こるのです。
解決策は頭皮に栄養を行き渡らせて、健康でハリのある頭皮に整えること。これによって毛穴のゆがみの改善につながります。それには、エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、プッシュするだけで、効率よく血流を高める「ツボ押し」が効果的なのだとか。そして、そのツボはこめかみより少し後頭部側にある「頷厭(がんえん)」、耳の上にある「角孫(かくそん)」、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」の3つです。
もちろん頭皮全体をマッサージするのも有効ですが、必要以上に頭皮を擦ったり、爪を立てたりするとダメージを与えることもあるので注意が必要。でもツボ押しならリスクがなく簡単で、シャンプーのついでにできますし、顔のリフトアップ効果もあるのでおすすめですよ。美髪をキープするためにも、この機会にツボの位置を覚えておいて、こまめにプッシュしてくださいね。
■Step1:「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」の位置を確認
「頷厭」はこめかみ上の生え際のあたりにあります。口を開閉した時に動きが感じられる場所です。そして、耳を折り曲げたときに耳の一番上が当たる場所にあるのが「角孫」、「百会」は頭頂部のぼぼ真ん中で、少し凹んでいるところ。「両耳を結んだ線」 「鼻から上に通る線 」 が交わる場所です。
■Step2: 指の腹を使ってプッシュする
「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」のツボをそれぞれ、指の腹を使ってゆっくり押します。5秒かけてじんわりと圧をかける、5秒かけてゆっくり力を抜きながらはなす、を各3〜5回を繰り返します。
【まとめ|湿気の季節のうねり毛対策に!頭皮の血流を上げるツボ4か条】
1)うねりの原因のひとつは、頭皮のエイジングで起こる毛穴がゆがみ。
2)対策は頭皮に栄養を行き渡らせて、健康でハリのある頭皮に整えること。
3)頭皮のコリをほぐして血流を高める「ツボ押し」が簡単で習慣化しやすいのでおすすめ。
4)こめかみより少し後ろにある「頷厭(がんえん)」、耳の上にある「角孫(かくそん)」、頭頂にある「百会(ひゃくえ)」の3カ所のプッシュを。
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以上、「湿気の季節のうねり毛対策に!頭皮の血流を上げるツボ3選」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は7月27日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子