いまさらですが…「老舗」の正しい読み方は?意外と知らないかも!?
明日、10月20日は『老舗の日』です。「老舗」とは「古くから何代も続いている商店」のことですが、日本は創業100年を超える企業が、世界一多いと言われております。日本が世界に誇るべき老舗のよさを見直す…という目的で制定されたのが『老舗の日』で、日付は、商売の神様として知られる恵比寿さまのお祭り・恵比寿講の日にちなんでいます。…というところで、クイズにまいりましょう。
【問題1】「老舗」ってなんと読む?
「老舗」という日本語の読み方として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:しにせ
2:ろうほ
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:しにせ と 2:ろうほ の両方 です。
「老舗」の読み方として、一般的には「しにせ」が定着しておりますが、実は「ろうほ」と読んでも間違いではないのです。「しにせ」を使うほうが無難ではありますが、「ろうほ」も正解である、という知識は覚えておきたいですね。
さて、2問目にまいります。
【問題2】「続ぐ」ってなんと読む?
「続ぐ」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「続けてする。継承する」「つなぎ合わせる」「絶えないように補給する」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「外から修行に入った方が、あのお店を続ぐらしいわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 続ぐ(つ-ぐ) です。
「家業をつぐ」などの「つぐ」は、「継ぐ」という表記がポピュラーですが、「続ぐ」も、意味合いとしては納得ですね。「続」という字の深みを感じます。
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本日は、10月20日『老舗の日』の情報をご紹介しながら、
・老舗(しにせ/ろうほ)
・続ぐ(つぐ)
の日本語の意外な読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱