男性でも食べ応え抜群! 口当たり軽やかな一皿
ミラノ風カツレツの名で知られるコトレッタは、本来仔牛肉を使った料理ですが、今回は米なすを使ってヘルシーに仕上げました。
調理方法もカツレツのように揚げるのではなく、フライパンで焼くだけなので手軽につくれます。
衣の脂感をシャンパンの泡が程よく断ち切ってくれるので食が進みます。揚げものはシャンパンに合うといわれていますが、それはサクサクとした食感とシャンパンの炭酸が口の中に広がる感触が似ているからだそう。今回のカツレツも、衣のサクっとした食感がシャンパンとよく合いますよ。
なすが余ってしまったら、小さく刻んでプッタネスカソースと混ぜ合わせて、そのままパスタソースにするのもおすすめです。
【材料】(3人分)
①なすのコトレッタ
米なす 1個
塩 適宜
小麦粉 適宜
卵 1個
パン粉 30g
パルメザンチーズ(粉チーズ) 15g
プロシュート 適宜
モッツァレラチーズ 適宜
オリーブオイル 大さじ1.5(1回につき)
②プッタネスカソース
カットトマト 200g
オリーブオイル 大さじ3
ニンニク 15g
鷹の爪 1本
アンチョビ 1枚
ケッパー 20g
黒オリーブ 35g
塩 3つまみ
【つくり方】
(1)〔プッタネスカソース〕フライパンにオリーブオイルを入れて、薄切りにしたニンニクを弱火で熱して香りを移す。
(2)1に、種を除いた鷹の爪を入れて辛味を移して、ニンニクと鷹の爪を取り出す。
(3)2に、刻んだアンチョビ、ケッパー、黒オリーブを加えて炒める。
(4)3に、カットトマトを加えて強火で混ぜながら火を通す。塩で味を調整する。
(5)〔なすのコトレッタ〕米なすを輪切りにして両面にしっかり塩を振り、10分ほど置いておく。プロシュートは適当な大きさに切り、モッツァレラチーズはほぐして常温に戻しておく。
(6) なすの水分をキッチンペーパーでよく拭き取り、小麦粉をまぶし、溶き卵につける。
(7) パン粉とパルメザンチーズと混ぜ合わせたものを衣として6につける。
(8) フライパンにオリーブオイルをひいて、7の片面を弱火〜中火で約1分半焼き色がつくまで焼き、裏返してモッツァレラチーズとプロシュートをのせて、チーズが溶けるまで火を通す。
見た目以上に衣が軽いうえに、米なすがヘルシーなので女性にも食べやすい一品です。
- TEXT :
- RYO UNOさん フードクリエイター
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- クレジット :
- 構成/渋谷香菜子