着物で楽しむ東京散策のおすすめは、伝統のある建物と個性豊かな新しさが混在し、どこかミュージアムのような趣のある日本橋や銀座、清澄白河エリア。

雑誌『Precious』1月号では、【小粋にぶらり、アートフルな東京歩き】と題し、かしこまりすぎず、スマートに上品な印象を与えてくれる着物の装いをお届けしました。

本記事では、大政 絢さんがまとう江戸小紋の着物スタイルをご紹介します。

新しい銀座のセンスと静謐な美しさに出合う「TORAYA GINZA」

江戸小紋の着物を纏った大政絢さん
江戸小紋の着物[袷仕立て、仕立て上がり]¥423,500、リング¥663,300(ミキモト)

大人に映える、落ち着いたピンクの江戸小紋。梅が彩る帯で麗しく

江戸小紋の着物を纏った大政絢さん
江戸小紋の着物[袷仕立て、仕立て上がり]¥423,500・京友禅の名古屋帯[仕立て上がり]¥305,800・帯揚げ¥9,900(青山 八木)、帯留¥546,700・リング¥663,300(ミキモト)、バッグ¥238,700(モラビト 帝国ホテル店)、草履¥59,400(伊と忠)、帯締め/私物

格式のある「江戸小紋三役」のひとつ、行儀模様の小紋は、甘すぎないピンクの色も絶妙。新しい年、塩瀬の生地に京友禅で梅を描いた帯で優美に。パールの帯留で上品に仕上げて。

訪れたのは…TORAYA GINZA

変化を続ける街、銀座を象徴するような、2024年リニューアルの「TORAYA GINZA」(TEL:03-6264-5200)。黒が基調のシックな店内に、大きな槇まきの木が飾られたテラス席に、極上の美意識が漂う。この店だけでいただける、つくりたての生菓子も評判。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
熊澤 透
STYLIST :
青木貴子(WHiTEBOX)
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
EDIT&WRITING :
川村有布子、喜多容子(Precious)
着付け :
石山美津江