京都・蹴上駅から徒歩2分の場所にあるラグジュアリーホテル「ウェスティン都ホテル京都」。ホテル3Fにあり、ミシュラン1つ星を獲得しているドミニク・ブシェ氏による監修のレストラン、ドミニク・ブシェ キョート「ル・レストラン」では、現在特別な限定メニューが提供されています。

2025年6月8日(日)まで「京都市京セラ美術館」にて開催中の「モネ 睡蓮のとき」とコラボレーションし、同期間「ル・レストラン」ではランチおよびディナーにて、ドミニク氏が信頼を寄せる左古 昂シェフによる「『モネ 睡蓮のとき』コラボレーションコース ~美食家モネの愛したジヴェルニー邸の食卓~」をいただけます。
本記事では、メニューの内容を詳しくご紹介します。
ドミニク・ブシェ キョート「ル・レストラン」の「モネ 睡蓮のとき」コラボレーションコース

モネは、パリから列車で1時間のジヴェルニーという村で、日本情緒あふれる水の庭園を有する美しい邸宅を、自ら構想を練ってつくり出しました。庭いじりも好きで、自身で育てた野菜やハーブを使ったお料理が食卓に並んでいたそうです。
そんな幸せが詰まった陽だまりのような料理や、モネ自身の好物をドミニク・ブシェ流にアレンジして提供する本コラボレーションは、独創的なプレートにのった3種の前菜から始まります。ディナーは7品、ランチは選べる6品です。

モネの「睡蓮」にインスパイアされた、芸術的なひと皿。睡蓮をホタテのムースと玉ねぎと百合の根で咲かせ、煌めく水面をドミニク氏のスペシャリテでもあるオマール海老のジュレで表現しています。
睡蓮にのせた金箔が、ジヴェルニーの春のやわらかな日差しを感じさせてくれるようです。

滋養深いニンニクのスープはモネのお気に入りだったのだとか。ジヴェルニー邸のキッチンで発見されたレシピ集には、スープの作り方がいくつも残されていたと言われています。
コラボレーションメニューでは、ニンニク、卵、クルトン、パセリというシンプルな素材のレシピに、トマトを加えるなどしてアレンジして仕上げています。
ランチは選べる2種類のメイン

メイン料理は、ランチはお肉料理である「鶏のロティ ソースシャスール 農家風人参添え」もしくは、お魚料理である「舌平目のノルマンディー風」のどちらかをセレクトできます。ディナーはお肉料理、お魚料理の両方が提供されます。

「舌平目のノルマンディー風」は、モネが生涯を過ごしたノルマンディー地方の豊かな食文化と海の恵みを表現したひと皿。新鮮な舌平目には、ノルマンディーを代表する特産品、シードルとカルヴァドスを使ったソースが添えられています。ムール貝、ハマグリ、ラングスティーヌ(えびの一種)など、たくさんの魚介とともにお楽しみください。
芸術的なスイーツにも注目

芸術的なスイーツ「ガトーヴェールヴェール」にも注目です。「ヴェール(Vert)」はフランス語で「緑」、「ヴェールヴェール(Vert Vert)」で「緑づくし」を意味しており、ピスタチオやほうれん草を使って、新緑一色のお庭を表現しています。繊細な羽根の蝶も大変美しいですよね。
お食事の最後には、「栗のガトー クラフティ サブレ・ミエル」および「紅茶(ジャルダン・ドゥ・モネ)」の提供も。最後まで、モネの世界観たっぷりのコースをご堪能あれ。
まるで芸術家のパレットのような、彩り豊かな特別メニュー。レストランの公式サイトからは、「モネ 睡蓮のとき」鑑賞チケットつきのプラン(ランチ ¥11,900、ディナー ¥16,900/いずれも税・サービス料込み)の予約も可能です。
ぜひ期間限定の特別なお料理と、素晴らしい絵画鑑賞を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- ドミニク・ブシェ キョート「ル・レストラン」
- 営業時間/ランチ 11:30~14:30、ディナー 17:00~22:00(最終入店20:00)
- TEL:075-771-7158(ウェスティン都ホテル京都 レストラン予約係 10:00~19:00)
- 住所/京都府京都市東山区粟田口華頂町1(三条けあげ)
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- TEXT :
- Precious.jp編集部