旅慣れた沖縄ラバーが推薦!次なるステイはこの景色を目的に「本島から離島まで!私が愛して止まない【絶景デスティネーション】」

ほかにはない、沖縄ならではの大自然を満喫するのも旅の醍醐味。5人の沖縄通に、とっておきの絶景スポットを教えてもらいました。

1. 西表島(いりおもてじま)の「サガリバナの開花」

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「人生で一度は見てみたかった “幻の花” を求めて、初夏の西表島に」トラベルジャーナリスト・寺田直子さん

寺田直子さん
トラベルジャーナリスト
(てらだ なおこ) 旅歴40年、これまでに100か国近くを訪れたトラベルジャーナリスト。新刊『東京、なのに島ぐらし』(東海教育研究所)が好評発売中。
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「夜の間のみ開花し、夜明けには散ってしまうため “幻の花” と呼ばれているサガリバナ。日本では南西諸島にしか自生しない、希少な花をひと目見たいと思い、6月の西表島へ。未明、カヌーでマングローブが密生する川の上流へ向かうと、しだいに特徴ある甘い香りが漂い、薄桃色の柔らかな綿毛のような満開の花が眼前に。太陽が昇り、辺りが明るくなるにつれて、それらがポツリポツリと川に落ち、ゆっくりと流れていく様子はとても幻想的でした」

2. 伊良部島(いらぶじま)・佐和田の浜の「夕焼け」

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(C)Aflo

「日中と夕暮れ時で、ふたつの顔をもつ絶景スポット。絵画のような景色に思わず息を呑みます」医師・友利 新さん

友利 新さん
医師
(ともり あらた)沖縄県宮古島市出身。美容皮膚科医師として都内のクリニックに勤務するかたわら、美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための情報を発信。
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(C)Aflo

「故郷である宮古島の北西に位置する、伊良部島。2015年に伊良部大橋が開通し、宮古島から車で気軽にアクセスできるようになりました。そんな伊良部島が誇る佐和田の浜は、遠浅の海に無数の岩が点在する天然ビーチ。日中は穏やかな海面に青空が鮮やかに映り込みます。日が落ちてくると、しだいにオレンジやピンクの色彩が加わり、幻想的な夕焼けに。刻一刻と変わっていく空のグラデーションを眺めていると、自然と心が浄化されていくのです」

3. 沖縄本島・中城村(なかぐすくそん)の「中城城跡(なかぐすくじょうあと)」

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「鮮やかな青い空とノスタルジックな城跡のコントラストに魅了され、沖縄旅の定番に」弾丸トラべライター・門司紀子さん

門司紀子さん
弾丸トラべライター
(もんじ のりこ)美容をメインに旅や食の記事を担当するエディター&ライター。趣味は弾丸食い倒れ旅で、国内外を飛び回る。年に2~3回は訪れる、大の沖縄好き。
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「7年ほど前に取材で初訪問して以来、沖縄ならではの歴史と雰囲気を味わえる開放感溢れる空間に魅せられ、プライベートでもたびたび訪れます。『琉球王国のグスク及び関連遺産群』のひとつとして、世界遺産でもある場所。沖縄のグスクのなかで、城壁が最もきれいに残っているそうで、琉球王国の暮らしをかいま見ることができます。自然の地形を生かした城壁や高台からは海も望め、心地いい風が吹き抜ける。とにかく “いい気” が流れています」

4. 波照間島(はてるまじま)の「星空」

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「民家も街灯もない日本最南端の地で、文字どおり “満天の星” を堪能しました」ビーチライター・古関千恵子さん

古関千恵子さん
ビーチライター
(こせき ちえこ)『ダイビングワールド』編集者を経て、ビーチを中心に活躍するビーチライターに。月に1~2回、海外を中心に国内外のビーチリゾートに通う。
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「2022年。沖縄本島へ取材に行く機会があり、せっかくなので足を延ばして日本最南端の波照間島へ。学生時代から計5回ほど訪問していますが、今も昔も星空のすごさは変わりません。星の光が力強い! 波照間島では全天の88星座のうち、84もの星座が観測できるのです。記念に『星空撮影会』に参加して、大河のように太い天の川を背景に写真を撮っていただくことに。圧巻の星空と自分の姿を写真に残すことができ、いい思い出となりました」

5. 沖縄本島・今帰仁村(なきじんそん)の宿 『今帰仁(なきじん) 石蕗(つわぶき)』

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「まるで森の神々しさに包まれているような感覚。圧巻の眺めに、一瞬一瞬、感動を噛み締めました」沖縄移住ライター・松浦 明さん

松浦 明さん
沖縄移住ライター
(まつうら あかり)東京の出版社での雑誌・書籍編集を経て独立。東京と石垣島の二拠点生活を経て、2018年沖縄に本格移住。さまざまな媒体の沖縄企画で取材や執筆を手掛けている。
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「東京から移住して7年。心奪われる景色は数あれど、やんばると呼ばれる本島北部・今帰仁村で出合った景色は格別なものでした。土地の言葉で「ぬーん ねんしが(何もないけど)今帰仁村」といわれるほど、“便利” はなくとも、人の心を惹きつける自然が溢れている。それを体感したのが、森の中に佇む1日1組限定の宿『今帰仁 石蕗』での滞在。神々しさすら感じる森に寄り添うように建つ寝室棟からの眺めは、忘れられぬ風景のひとつです」

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EDIT&WRITING :
池田旭香、奥山碧子・安村 徹(Precious)