『Precious』本誌をはじめ、テレビや広告など幅広く活躍する人気スタイリストの犬走比佐乃さんに、大人の女性に必要なファッションについて教えていただく連載。
今回のテーマは、プライベートでも絶賛愛用中という「ラインアート シャルマン」のアイウエア。犬走さんが実際に使用しているメガネをはじめ、美しさとかけ心地を追求した4アイテムの魅力を掘り下げます。

至高のかけ心地とファッション性を併せもつ「ラインアート シャルマン」
トラッドをベースにした「犬走スタイル」に欠かせない小物として、これまでも本連載で取り上げてきたアイウエア。最近のお気に入りという「ラインアート シャルマン」について、前回は銀座のブティックをご紹介しました。今回は、いよいよアイテムにフォーカスします。

「福井県鯖江市はメガネの世界的産地と知られていますが、その代表的メーカーである「シャルマン」の最上級ブランドが、この「ラインアート シャルマン」です。出合ったのは数年前になりますが、ストレスのないかけ心地に感動し、以来、プライベートはもちろん仕事のスタイリングでも度々使っています」(犬走さん)
犬走さんを感動させた“究極のかけ心地”。それはメガネのフレームのために8年もの歳月をかけて自社開発された新素材「エクセレンスチタン」によるもの。さらに、その特性を最大限に生かす光加工技術(レーザ微細接合)を、レーザー接合の世界的権威である大阪大学の接合科学研究所と、ふくい産業支援センターとの共同で約5年間かけて新開発。
そうして実現した軽やかさと抜群のフィット感は、「シャルマン」のものづくりへのこだわりと情熱の結晶といえるでしょう。
「さまざまなデザイン、カラーのフレームが約1,000種類揃っているのですが、私は基本的に、顔の印象が引き締まるブラック系を選んでいます。服やシーンを選ばないシンプルなタイプが好みですね」(犬走さん)
■1:優しい表情へ導く透明感あるネイビーのフレーム
まずは実際に愛用している私物からご紹介。なかでも最近かける機会がいちばん多いというのが、この『リヴォルト コレクション』のメガネだそう。フレームは一見ブラックに見えますが、実は深いネイビーというのが犬走さんらしいセレクトです。

「ウエリントンシェイプでもややボリューム感があるデザインと、繊細で透明感があるネイビーがとても気に入っています。顔まわりの印象を引き締めながらも、程よい抜け感が生まれるので、エレガントにもカジュアルにも幅広く合わせられる1本です」(犬走さん)
■2:顔の印象を適度に引き締めるキャットアイ風デザイン
「生き生きと、元気に」という意味の音楽用語を冠した『ブリオ コレクション』のメガネも、犬走さんの愛用品。「ラインアート シャルマン」のなかでも、より若々しくトレンド感を加味したデザインが特徴です。犬走さんはこのキャットアイ風のフォルムにひと目惚れしたそう。

「ぽってりとした厚みと光沢感が程よくリッチ感を演出する、チタン×アセテートのコンビネーションフレームはとてもスタイリッシュ。ブラックとゴールドのコントラストが、知性と華やぎを演出してくれます」(犬走さん)
■3:マスキュリンな雰囲気のボストン型で個性を演出
犬走さんが「次の1本の候補」として選んだのは、ボリューム感のあるアセテートフロントが少しマスキュリンな印象の『ラ・カンパネラ コレクション』のメガネ。

「直感的に手に取ってみたのですが、レンズやフレームの上面に面カットが施されていて、すごく立体的な表情に導いてくれるボストン型。漆黒にゴールド色のインナーリムが映え、着こなしに個性を添えてくれます」(犬走さん)
■4:優美な曲線を描く楕円形フォルムの大人のサングラス
リング状のパーツをあしらった、緩やかなカーブを描いて伸びる2本の「エクセレンスチタン」のテンプルが特徴の『アリア コレクション』。サングラスも大人っぽくエレガントな雰囲気です。

「かけたときにちょうど眉毛が少し隠れる形、大きさというのが私のサングラス選びのこだわりですが、これはやや大ぶりの楕円形シェイプで理想的なバランス。レンズの色味も濃度が程よくて、垢抜けて見える1本だと思います」(犬走さん)
今回は、犬走さんが愛用するアイウエア「ラインアート シャルマン」から4つのアイテムをお届けしました。ファッション性も実用性も兼ね備えたMade in JAPANのアイウエアで、秋からのおしゃれをアップデートしてみませんか?
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 黒石あみ(小学館)
- WRITING :
- 岡村佳代
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)