年々気温が著しく上昇する夏は、家で過ごす時間もおのずと多くなります。家は最高の寛ぎの場だから、快適に過ごせる環境づくりは最優先にしたい!
雑誌『Precious』8月号では、【夏の家時間が満たされる「暮らしのアイディア」】と題し、少しの工夫で五感から満たされるような、そんな心地いい暮らしのヒントをお届けしました。
今回はその中から、インテリアスタイリスト・来住昌美さんのセンス溢れる暮らしの工夫をご紹介します。
暑い夏を美しくしなやかに過ごすために。お気に入りの空間にひとさじの涼感溢れるエッセンスをプラスして、快適なサマータイムを!
素敵な人から学ぶ「暮らしのセンス」拝見!
酷暑でも軽やかに暮らしている人は、夏時間の過ごし方から空間づくり、インテリアアイテムまで上手に涼感を取り入れているもの。どんな空間に、どんな工夫を凝らしているのか。そのセンス溢れる実例を見せてもらいました。
夏だからこそ感じられるアートの声に耳を傾けて

夏を避けるのではなく、楽しむことで乗り切ると語る来住さんは、登山をしたり、ハーブや夏野菜を育てたりして、その生命力を存分に堪能中。
「ただ、ふだんはお花を飾ることが多い玄関も、夏場は花材が少ないことも。そんなときはフラワーベースをオブジェのように飾って、眺める時間をつくっています。お気に入りは蚤の市で出合った岩田久利さんの作品。フォルムや柄、質感など、まるでアールヌーヴォーのガラス工芸のよう。佇まいに惚れ直す、そんな夏時間を過ごしています」

※掲載アイテムは、すべて私物です。
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- EDIT&WRITING :
- 兼信実加子、安村 徹(Precious)
- 取材・文 :
- 本庄真穂