「松屋銀座」は2025年で開店100周年。アニバーサリーイヤーを記念して、松屋史上最高級のおせちの抽選販売が行われます。
350有余年を誇る有田焼の、唯一の“禁裏御用窯元”(宮内庁御用達の意)である「辻精磁社」と、東京・広尾にて茶懐石を基軸に日本料理を提供する名店「青草窠」がコラボレーションした本企画。気になる詳細をご紹介します。
100周年記念「染付青草花文特製おせち料理三段重」を販売

本コラボレーションは、「辻精磁社」のきたる十六代・辻浩喜氏と松屋が、今までに誰も取り組んだ事のない究極のおせちを作りたいという思いから始まりました。
「辻精磁社」は、江戸時代初期に創業し、1668年に「宮中御用達窯元」となり、明治以降も宮内庁御用達として作品を納める有田の名窯元です。深く落ち着いた色合いの“呉須の青”を高貴な禁裏の色として永く大切に守り続けています。
お料理は「青々とした草木に囲まれたやすらぎの空間」を店名の由来とする「青草窠」が担当。広尾・天現寺境内にある名店で、茶懐石を基軸したお料理を提供しています。

ひそかに「青草窠」を訪ね、お料理や器、盛り付け、おもてなしなどすべてに感銘をうけたという「辻精磁社」の辻氏と、辻氏が手がける作品の優美な意匠や青と白の奥行きのある発色に魅了されたという「青草窠」の永坂氏。
「辻精磁社」が手がける有田焼の染付けの「青」と「青草窠」の店名の「青」が通じ合うこともあり、今回の実現に至ったそうです。
松屋史上最高価格100万円の最高級おせち

両者を象徴する“青”と“四季の自然”をテーマに作られたお重に、「青草窠」ならではの味わいが楽しめるお料理を詰め合わせたおせち料理。
「染付青草花文特製おせち料理三段重」は88万円、「染付青草花文銘々皿」5枚をセットにした商品は100万円と、松屋史上最高価格でのおせちの提供となります。

お重は、伝統的な吉祥模様であり、徳や気品を備えた「君子」になぞらえられて“四君子”とも呼ばれる「梅・菊・蘭・竹」をベースに、4つの側面それぞれに四季が表現されています。
四君子のほか、時計草などの現代の花や、食材でもある季節ごとの七草、また「冬」の蘭には、未来の幸せへの願いを込めて、架空の花である「唐花」も描かれています。

松屋銀座開店100周年のテーマである「つなぐ・つながる・つなげる」を意識して作られたというお重。よく見ると、唐草模様がすべての植物を繋げています。また、蓋の縁取りには松屋を象徴する松の模様が施されているなど、コラボレーションならではのデザインにも注目です。

日本古来の方法で作られた調味料を使った、「青草窠」ならではの味わいを感じられるお料理にも注目です。
中でも真骨頂と言えるのは、煮炊き料理。数日かけて仕上げる青干しぜんまいや黒豆煮など、手間を惜しまず作られたメニューが特徴です。素材にもこだわり、利尻島のウニや、間人のカニ、土佐湾の伊勢海老など、全国の生産者から届く新鮮で上質な素材が使用されています。
見た目も大変美しく、ていねいに盛り付けられた三段重はまさに匠の技。ぜひ極上の味わいを華やかなひとときにご堪能ください。
今回のコラボレーションおせちは当初外商顧客のみへの販売が予定されていましたが、一般の方にもぜひ匠の想いを伝えたいという気持ちから、たった1台のみ一般販売が行われます(外商顧客へは4台販売予定)。2025年9月6日(土)~9月30日(火)の期間で抽選予約受付です。まさにプレミアムなおせちをお見逃しなく。
※商品はご自宅へのお届けとなります。
※お届けは都内限定です。
問い合わせ先
- 松屋銀座
- 「染付青草花文特製おせち料理三段重」
- 予約受付期間/2025年9月6日(土)~9月30日(火)
- TEL:03-3567-1211(大代表)
- 住所/東京都中央区銀座3-6-1
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- TEXT :
- Precious.jp編集部