お疲れ気味のとき、奮い立たせたいとき、大切な人とのお祝いや自分自身へのご褒美に。美味しい「牛肉」はいつだって、私たちに元気とパワーと幸せを運んできてくれます。

なかでも「赤身肉」はプレシャス世代の強い味方!

雑誌『Precious』10月号では【大人が喜ぶ「赤身肉」は、このひと皿!】と題し、肉LOVERSの6名が推薦する名店をお届けしました。

今回はその中から、フードジャーナリストの森脇慶子さんが推薦する「Steak Dining Vitis」の炉窯焼きステーキ ヒレをご紹介します。

この秋は、ヘルシーで栄養たっぷり、お肉のうま味を実感できる「赤身肉」の世界へ。

森脇慶子さん
フードジャーナリスト
肉料理への鋭い目と深い愛に定評あり

森脇慶子さん推薦|「Steak Dining Vitis」の炉窯焼きステーキ ヒレ

「Steak Dining Vitis」の炉窯焼きステーキ ヒレ
自ら設計した煉瓦の炉窯。紀州備長炭のなかでも最高ランクの「馬目上小丸」を使用。この日は、良質な脂と肉本来の甘みが特徴の鹿児島の「のざき牛」。味付けはシンプルに塩胡椒のみ。

「光沢のある焼き色の表面と、しっとり鮮やかな赤色の中身との対比が美しい。カリッと香ばしく、噛み締めるほどに肉のうま味と炭の香りが広がっていく…。これこそが炉窯焼きの魅力」と森脇さん。

炉窯焼きステーキの名店「麤皮(あらがわ)」や「哥利歐(ごりお)」で肉焼きの研鑽を積んだ店主が手掛けるステーキは、長期肥育の黒毛和牛の雌牛のみを厳選使用。肉質を見極めながら塩加減を調整し、焼き時間は「体内時計で計っている」とか。

「ステーキは、炭の直火焼きがいちばん美味しいと思っています。炉窯は、肉と炭火の距離が近く、表面をカリッとすばやく焼き上げ、輻射熱で肉汁を閉じ込めます。なにより、滴り落ちた脂の燻製効果で炭の香りを纏った肉は、自身の脂を吸うことなくヘルシーに焼き上がる。繊細なヒレがふっくらとうま味が増すのはもちろん、サシと赤身のバランスがよく華やかな風味のサーロインも、炉窯焼きだと余計な脂が落ち、軽やかな仕上がりになるんです。赤身肉のうま味がより感じられますよ」と店主。

コースでは、ヒレ、サーロイン、内モモなど、部位や産地の異なる肉の食べ比べも可能。牛肉の奥深き世界を堪能できます。

「Steak Dining Vitis」の炉窯焼きステーキ ヒレ
炉窯焼きならではの炭の香りを纏ったステーキは表面パリッ、中ジューシー!

メニューはお任せコースのみ(夜¥17,600、昼¥8,250)。前菜3種と炉窯焼きステーキ、特製カツカレー、デザート、カフェという流れ。ヒレ肉のステーキ(写真上)は+¥3,300(予約時に要確認)。

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黒毛和牛タルタル¥3,300
「Steak Dining Vitis」の黒毛和牛タルタルとステーキサンド
冷めてもジューシー!「ステーキサンド」100g ヒレ¥6,480

追加メニューとして、黒毛和牛タン元厚切り炉窯焼き¥4,400や、黒毛和牛タルタル¥3,300がある。テイクアウトメニューの「ステーキサンド」100g(内モモ、サーロイン、ヒレから選べる)も人気。写真はヒレ¥6,480。

※掲載商品の価格は、2025年8月18日現在のものです。
​※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

【店舗詳細】

「Steak Dining Vitis」店内
店内様子

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PHOTO :
篠原宏明、長谷川 潤
EDIT&WRITING :
田中美保、安村 徹(Precious)
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