お疲れ気味のとき、奮い立たせたいとき、大切な人とのお祝いや自分自身へのご褒美に。美味しい「牛肉」はいつだって、私たちに元気とパワーと幸せを運んできてくれます。

なかでも「赤身肉」はプレシャス世代の強い味方!

雑誌『Precious』10月号では【大人が喜ぶ「赤身肉」は、このひと皿!】と題し、肉LOVERSの6名が推薦する名店をお届けしました。

今回はその中から、フードライターの小石原はるかさんが推薦する「前芝料理店」のクリの炭火焼をご紹介します。この秋は、ヘルシーで栄養たっぷり、お肉のうま味を実感できる「赤身肉」の世界へ。

小石原はるかさん
フードライター
大の肉好き。火入れには一家言あり

フードライター・小石原はるかさん推薦|「前芝料理店」のクリの炭火焼

「前芝料理店」のクリの炭火焼
昼のおまかせコースは¥8,800(6皿)と¥14,300(7皿)、夜のおまかせコースは¥17,600(8皿)。夜のみ、メインは「クリの炭火焼」ほか、「和牛頬肉の赤ワイン煮込み」などから選ぶことができる。

シルキーで濃厚な味わい。これぞ、ザ・赤身肉な希少部位を炭火焼きで

真っ白い皿に、艶やかな肉とワイン色に輝くソース、付け合わせの玉ねぎのみ。潔いほどシンプルなひと皿こそ、この店の名物です。

「コースのメインは『クリの炭火焼』です。クリは前脚上部の希少部位で、肉質は柔らかく、脂が少ないので味わいが濃厚。これぞザ・赤身肉!だと思います。火入れも見事で、黒トリュフの風味が香る赤ワインのソースが肉のうま味を引き立てます」と小石原さん。

シェフは東京・四谷の名店フレンチ「北島亭」や大阪「トォルトゥーガ」などで修業後独立。大阪から東京・二子玉川に店を移したのが5年前。なにわ黒牛と宮崎坂元牛を使用し、クリは遠火の炭火で約1時間かけて焼き上げている。

聞けば、それまでは内モモを使っていたのが、業者が間違えて持ち込んだクリを使ってみたところ、シルキーで赤身感の強い味わいに感動したのだとか。濃厚なうま味に負けないよう、黒トリュフを使ったしっかりめのソースで仕上げたという名物のひと皿は、ワインが進むこと間違いなしです。

※掲載商品の価格は、2025年8月18日現在のものです。
​※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

【店舗詳細】

「前芝料理店」の店内
店内様子
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  • まえしばりょうりてん
  • 時間/12:00~15:00(L.O.13:30ランチの営業は月・火・土・日曜・祝日)、18:00~23:00(L.O.20:30)
  • 定休日/水曜、第1・第3木曜休
  • 要予約
  • TEL:03-5797-9830
  • 住所/東京都世田谷区玉川4-7-5 ルミナス二子玉川B1

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PHOTO :
篠原宏明、長谷川 潤
EDIT&WRITING :
田中美保、安村 徹(Precious)