この春、スイス・ジュネーブで開催された時計フェアで発表された「シャネル」の新作『プルミエール ガロン』。まったく新しいブレスレットを纏い、よりモダンでエレガントなムードを漂わせる珠玉のジュエリーウォッチが、この秋、いよいよ発売となりました!
クチュールのエスプリ漂う、バングルタイプのブレスレット

『J12』と並ぶ「シャネル」のアイコン『プルミエール』。1987年の誕生以来、メゾンを象徴するクリエイションとして、タイムレスな魅力を放ち続けています。
『プルミエール』といえば、香水『シャネル N°5』のボトルストッパーや、パリのヴァンドーム広場を想起させる独創的なケースのフォルム、シンプルな文字盤、そして「シャネル」のハンドバッグと同様のブラックレザーを編み込んだチェーンブレスレットがシグネチャーですが、新作のブレスレットはゴールドのバングルタイプ。

これはメゾンのファッションでおなじみのブレード(縁取り)をモチーフにしたもので、ツイストしたブレードが優美な曲線を描き、ケースを構築する直線と洗練のバランスを奏でます。

プレーンなものからダイヤモンドで埋め尽くしたタイプまで3モデルで展開

実際に手首につけてみると、まず感じるのが、無垢のゴールドならではの心地いい重み。華やかなイエローゴールドとブラックの文字盤が織りなす洗練のコントラストが、手元に圧倒的な美のオーラを授けてくれます。
それでいながら、例えばカジュアルなスタイルにもマッチする軽やかさも内包。成熟した大人の女性のさまざまなシーンを彩るジュエリーウォッチに仕上がっています。
シンプルな『プルミエール ガロン』と、壮麗な輝きを纏った『プルミエール ガロン ダイヤモンド』の2タイプ、合計3モデルでの展開になります。
■1:フォルムの美が際立つ『プルミエール ガロン』
「シャネル」のスーツにさまざまなブレードが存在するように、プレーンなものとダイヤモンドをあしらったもの、ふたつの選択肢が用意されている『プルミエール ガロン』。いずれも『プルミエール』らしいブラックラッカー文字盤で、ブレスレットの彫刻的フォルムと官能的に響き合います。

■2:崇高な輝きを放つ『プルミエール ガロン ダイヤモンド』
ダイヤルには108個(約0.49カラット)、ブレスレットとクラスプには573個(約4.9カラット)、そしてリュウズにはひとつぶのブリリアントカット ダイヤモンドをセッティング。ブレスレットの曲線にも滑らかに沿うようにセットされたダイヤモンドの強い輝きが、メゾンの宝飾技術の高さを語ります。

前回までご紹介してきた『シャネル BLUSH(ブラッシュ) ウォッチ カプセル コレクション』が「メゾンのビューティー」の世界観を映し出しているのに対し、今回の『プルミエール ガロン』は、ファッションのエッセンスをブレスレットに投影。稀代の名品ウォッチ『プルミエール』の新しいシグネチャーが、新たな伝説を紡ぎ始めます。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト